4日続ければ三日坊主にならない?

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※この記事は過去の記事からの再掲載となります。

 

■言葉を知る

言葉の語源はなるべく知っておくようにしましょう。

最近のCMで、三日坊主にならないためには、4日続ければ良いというのを観て驚いたのですが、子どもが間違って覚えてしまうので止めた方が良いでしょう。
3日で止めるから三日坊主というのではなく、4日で止めても三日坊主というのです。

三日というのは短い期間という意味で、三日天下も同様です。
明智光秀が織田信長を討ってから、羽柴秀吉に天王山で敗れるまでは2週間程度あり、それまで明智勢は健在でした。
それでも、三日天下というのは、3日だけ天下を取っていたのではなく、天下だったのは非常に短い期間だったという意味なのです。

三日坊主も、3日しか続かないという意味ではなく、長く続かないという意味です。
間違わないように注意しましょう。

七転び八起きというのも似たようなものです。
私は、一回転んだら一回起きる、二回転んだら二回起きるので、七回転んだら七回しか起きられないのではないかと思っていたのですが、七も八も回数が多いという意味で、数字上の意味はないというのを後から知りました。

こういったものは非常に多く、分かりやすい例えで言うなら、一日千秋は、待っているのが非常に長く感じられるという意味で、千秋は千回の秋だからと言って実際に千回の秋がくれば、千年経ってしまうので死んでしまいますね。
千は長い期間という意味で、数字そのままの意味ではないということです。

日本語は奥が深くて難しいですが、語源を知るのも面白いと思いますので、気になったら調べてみるクセをつけておくと良いでしょう。
 



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