ChatGPTとどう付き合うか

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近年話題となっているChatGPTですが、革命的に便利だとする一方、色々と不安な声や問題点なども挙がっています。
こういったAIはChatGPTだけではないですが、主要なものとして取り上げさせていただきます。

 

■ChatGPTとはどんなものか

まず、ChatGPTがどういったことができるかというと、対話形式で自然な言葉で、どんな質問でも受け答えしてくれるというものです。
言語は英語に限らず、どんな国の言葉でも、自然な言葉で応えを返してくれます。

これについては、iPhoneのSiriやGoogle AndroidのAI、AmazonのAlexaなども同じようなことができましたが、これがチャット形式で、会話を続けられるというものです。

通常のAIは、一つ質問をすればそれに応えて終わりとなり、続けて関連した質問をしても、別の質問としてとらえられてしまいます。

例えば
「営業という職業で、必要なスキルは?」
「営業で必要なスキルは、相手の心を掴むことです。」
「相手の心を掴む方法は?」

と質問した時、他のAIだと次の応えは、一般的な相手の心の掴み方となりますが、ChatGPTなら一連の話の流れを考慮しますので、営業職としての相手の心の掴み方を答えてくれるかと思います。

AIというものの仕組みとしては、ネットの情報を蓄積して、質問の内容から、データベースの情報に点数をつけ、点数の高いものから、ある程度ランダム性を持たせて、答えをピックアップするというものになります。

ランダム性を持たせるため、間違った情報が返されることもあります。

ChatGPTに有名人のことを聞くと、出身地や学歴などが違うということもありました。
また、ある地域で無料で作業ができるワークスペースがあるかという質問をした時も、存在しない建物や住所が返されたこともありました。

基本的にChatGPTは生成AIと呼ばれるもので、文書や自然な言語の作成や、画像、音楽の生成などは得意としていますが、答えが一つのものや、正しい情報を提供するのは苦手としています。

正確な情報を検索する場合は、インターネットで普通に検索する方が良いと思いますが、ChatGPTは別の使い方をした方が良いでしょう。

 

■ChatGPTは仕事を奪うか

ChatGPTは生成AIですので、アイディアを生み出したり、文章を考えたりすることは得意と言えます。

キャッチコピーを考えてもらったり、イラストやブログの記事のアイディアや文章を作成してもらったりなどの活用方法が考えられます。
画像や音声を出力する場合は、有料となりますが、このChatGPTの生成機能が出てきたことにより、いくつかの職種の人の仕事が奪われ始めています。

キャッチコピーを考える人や、記事のライター、イラストレーター、作曲家などが、特に仕事が急激に減ってきています。
これらは、ChatGPTで簡単に生成できるので、仕事が来なくなったというフリーランスの訴えも耳にするようになりました。

もちろん、大手企業が扱うような大規模プロジェクトのものでしたら、ChatGPTで済ますということもないかもしれませんが、一企業が扱う小さなホームページや、簡易的なゲームのイラストや音楽などは、ChatGPTで生成した方が安価になるため、こういった仕事に携わってきた人たちの仕事が奪われ始めています。

確かに、大きな問題ではありますが、こういったことは今までにもあったことです。

インターネットの誕生により、企業もホームページで営業活動をするようになり、営業職の仕事が奪われたり、ネットショップが普及したことで、リアル店舗がどんどん閉鎖に追い込まれていきました。

ただ、それらの仕事やお店も完全になくなったわけではありませんし、うまく新しいシステムを使えば、生き残ることも可能です。
ChatGPTについても、ChatGPTに仕事を奪われたのであれば、逆にChatGPTをうまく使いこなして、新しいビジネスを考えることもできるかと思います。

 

■プログラマーの仕事も奪う?

ChatGPTはオートプログラミングにも対応しており、プログラマーもいらなくなるのではないかと言われています。

ただ、私もプログラマーなので分かるのですが、ChatGPTがプログラマーの職を奪うのは難しいと思います。

プログラマーは、プログラミングをするだけの単純な仕事ではなく、セットアップ作業や他システムとの連携や設定、不具合の対処、プログラムの解析、機能追加の対応など、様々なことをしなければならないことが多く、プログラミングだけをしていれば良いという人はあまりいません。

確かに、ChatGPTを使えば、簡単にプログラムを出力してくれますが、プログラミングの知識がない人が、それを動かすようにすることは難しいですし、エラーが発生した場合も対応できません。

つまり、プログラマーの人がChatGPTを使って、部分的にプログラムを作ってもらうという利用方法は考えられますが、素人が複雑な仕様のシステム全体を作るということは不可能に近いので、プログラマーは必要ということになります。

まぁ、元々プログラマーは、分からないところがあれば、ネットで調べてサンプルを加工して組み込むということをしてましたので、それがChatGPTに置き換わるという程度かと思います。

ただ、ChatGPTでオートプログラミングを行ってもらうには、細かい仕様や前提条件、他システムの連携、画像ファイルやリンクのパスなど、色々と伝えなければならないので、その手間を考えると、ネットで単語による検索をして、サンプルを加工した方が早いと思います。

そうなると、ChatGPTのオートプログラミング機能はあまり使えないということになりますが、EXCELのマクロを作るには向いているかと思います。

EXCELのマクロというのは、Visual Basicと同じ言語で、例えばEXCEL上にボタンを配置して、ボタンを押すとグラフを出したり集計したりなどができます。
もちろん、そうなるようにプログラミングをしなければならないのですが、ここのプログラミングはChatGPTを使えば簡単にできるということになります。
マイクロソフト社も、EXCELにChatGPTを対応させたバージョンも開発しているようです。

ただし、上で書いたように、ChatGPTを使えばオートプログラミングはできますので、単に仕様書通りにプログラミングをするだけというプログラマーは不要になる可能性があります。
そのため、大手開発会社でもプログラマーの削減をしているところも出てきています。
プログラマーを目指す方は、設計書通りにプログラミングするだけでなく、様々な技術を習得して、AIでもできない部分を行えるようにしましょう。

 

■ChatGPTを使いこなすには

ChatGPTには向き不向きがありますので、活用するには何が得意かを知っておく必要があります。
これまで書いてきたように、文章、画像、音声生成やアイディアの捻出などの他、文章を校正したり、翻訳などでも活用できます。

ビジネス文書を作成してもらったり、英語の学習のために英文を作ってもらったりすることもできます。

気をつけなければならないことは、質問の仕方が簡易すぎると、一般的で無難な答えしか返ってこないということです。
質問をする時には、なるべく知りたい情報の条件を詳細に書くと良いでしょう。
また、100文字以内でとか、要点を教えてとか、ポイントを3つ挙げてなどの条件を付けると答えが分かりやすくなります。

また、文書の校正や変換などにも使えます。
メールやビジネス文書などを書いた時に、コピペして間違いを修正してもらうなどの使い方が考えられます。

チャット形式の利点として、文章の生成後にさらに変換してもらうということもできます。
例えば、ブログ記事のアイディアを箇条書きで出してもらった後、それを文章にしてもらい、さらにアクセス数が増えるような文章に変換してもらうということも、チャット形式ならではの方法でできます。

何より、まずChatGPTのことを知るために、実際に触ってみてもらって、うまく活用する方法を考えてみるのが良いかと思います。
 



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