流れ星は星ではない?

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※この記事は過去の記事からの再掲載となります。

 

■流れ星は星ではない?

流れ星を見たら、お願いごとをするという方もいらっしゃるかと思いますが、この地球から見える流れ星は本当は何なのかご存知でしょうか?

「流れ星と言ってるんだから、星に決まっているだろう」
とおっしゃるかもしれませんが、よく考えてみてください。

地球上から見える範囲で、そんなに高速に星が移動していたとしたら、NASAなど宇宙を観測している組織が大騒ぎする事態となっているはずです。
遠くの星ではないかとおっしゃるかもしれませんが、地球上から見えるような遠くの星は、相当大きな星で、それが地球上で視認できるほど高速で移動していたら、それこそ大ごとになります。

つまり、皆さんが見ている流れ星というのは、星ではないのです。

では何なのかと言いますと、宇宙のチリやゴミが地球の大気圏に突入し、燃えながら落ちてきているものです。
先ほど書いた隕石のような大きなものではないですが、もっと小さな隕石などが、大気圏に突入すると燃えてしまい、ほとんどのものが途中で燃え尽きてしまうのですが、これを夜に見ることができると、流れ星のように見えるというわけです。

このような宇宙のチリやゴミが地球の重力に引かれて落ちてくることはよくあることで、1日に何千とあるそうです。
都会は空があまりきれいではないので、流れ星はほとんど見られませんが、空がきれいな山や国などに行けば、無数の流れ星を見ることができます。

流れ星にお願いをするというロマンティックな話に水を指すような話になってしまいましたが、真実は知っておいた方が良いかもしれません。

 



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