正しい歯の磨き方
■歯磨きのコツ
毎日の歯磨きは、なかなか面倒なもので、適当にしていらっしゃる方も多いかもしれませんが、歯磨きのコツを少しまとめてみたいと思います。
まず、歯磨きを行う頻度ですが、歯医者さんに言わせると、朝起きた時と、毎食後に行った方が良いとのことです。
ただ、それだとあまりにも回数が多いので、最低でも朝起きた時と、寝る前の2回は、毎日行った方が良いようです。
1回の歯磨きの時間については、手の場合は20~30分、電動の場合は5~10分くらいが良いようです。
歯の磨き方は、手の場合は鉛筆を持つように軽く触れる程度で動かすというのを、歯の全体に行います。
結構難しいので、私は電動歯ブラシをお勧めいたします。
こちらの方が、時間が短く済みますし、力の加減も難しくないです。
歯磨きの際は、最初にあまり歯ブラシを水に濡らさない方が良いそうです。
歯ブラシを濡らしてしまうと、口の中の水分が多くなりすぎて、歯磨き中に頻繁に水分を吐き出さなくてはならなくなるからのようです。
歯磨き粉は、歯ブラシの3分の1程度に出すくらいで良いとのことです。
少ないような感じがしますが、あまり歯磨き粉を大量に使っも、効果が上がるわけではなく、泡立ちが多くなりすぎて歯を磨きにくくなるということです。
歯磨き後のうがいは、1回で良いそうです。
これは、かなり意外ですが、口の中にフッ素を残した方が良いということと、多少の歯磨き粉の成分を残しておくと、唾液の分泌が活発になって殺菌作用が強まるからのようです。
歯磨き後は、歯間掃除をしましょう。
歯磨きでは、歯間に挟まったものを取りきれないものがあるそうで、これが虫歯の原因になることもあるとのことです。
また、最低でも年に1度は、歯医者さんに行くようにしましょう。
歯石も取ってもらえますし、虫歯を早い段階で治療してもらえますので、歯を健康に保つことができます。
歯の病気から、死に至る病気につながることもあるそうので、普段から歯を大切にするようにしていただければと思います。