宇宙の謎3

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前回に続き、宇宙の謎を少し考察してみたいと思います。

 

■太陽はどうやってできたのか

太陽と言えば、地球に昼間の光を与え、生物が生きるための源ともなっています。

太陽は、太陽系唯一の恒星と言われています。
恒星というのは、自ら光を発する星のことですが、では、太陽はどうやって誕生したのでしょうか。

これも諸説あり、いずれが正しいかは分かりませんが、有力な説としては、核融合が起きたというものがあります。

宇宙の塵や隕石、ガスなどが引力によって集まり、星を形成するのは惑星と同じですが、太陽には水素のガスが多く集まり、こういった物質が集まると徐々に縮んでいくため、高熱を発するようになります。
長い年月をかけて、これを繰り返して内部の温度が上がり続け、真ん中の温度が1000万度を超えたあたりで、水素の核融合が発生し、太陽が燃え続けることになったというものです。

さらに、あまりにも高温なため、通常は融合しない物質同士も融合し、この時に生まれるエネルギーが太陽が燃え続けているエネルギーになっているとのことです。

少し話が難しいので、詳細を知りたい方は、もっと詳しく解説しているホームページや本などを調べていただければと思いますが、この太陽が地球の近くにあり、さらに地球が太陽の周りを公転しているおかげで、地球は光と太陽のエネルギーを得られているのです。
また、太陽から遠すぎると、温度が低すぎて水が凍って氷の星になってしまいますし、近すぎると液体が全て蒸発してしまうくらいの熱ですので、水が存在しない惑星になってしまいます。

そう考えると、地球の物質豊富な環境もそうですが、地球が太陽の衛星であることと、太陽と地球との距離が、生物が存在できる条件を満たしているという奇跡が重なっているということが分かります。

 

■恒星が光る理由

太陽以外の恒星が、自ら光を発している理由も、太陽とほぼ同じようです。

惑星と違って、水素やガスのような物質が多く、太陽と同様、核融合を起こしているということです。
水素爆弾がずっと爆発し続けているようなものと言われています。

太陽より規模が小さいものが多いので、太陽ほどの光は発していない恒星も多いですが、基本的に光っているのは、炎ということになるかと思います。

また、月は恒星ではないのに、光って見えるのは、太陽光が反射しているためです。
実際、恒星はそれほど多くはないのですが、夜空を見上げると、たくさんの星が光って見えるのは、太陽光が反射しているものがほとんどです。

都会では、排気ガスなどで空気が汚れているので、光の小さな星は見えませんが、空気のきれいな田舎などに行けば、無数の星が輝いているのが見えると思います。
興味がある方は、星を見るために旅行するというのも良いかと思います。

 

■太陽系の外側

太陽系の外側はどうなっているのでしょうか。

太陽系といえば、水金地火木土天海と惑星があり、準惑星として冥王星があり、これらが太陽の周囲を周っているから、太陽系と言われています。
その外側にも、もちろん惑星が発見されていますが、やはり光の速度でも何年もかかるという距離があるため、まだ分かっていないことが多いのです。

太陽系には、1000億もの星があると言われています。
また、太陽系の外にある銀河の数が1000億あるという説があり、星の数で言えば、単純計算で1000億×1000億という、まさしく天文学的な数の星があるということになります。

そのうちの一つが地球というわけですが、宇宙のとてつもない広さは表現できるものではありません。

さらに、宇宙の外側がどうなっているかというのは、まだ誰にも分かっておらず、いくつかの仮説があるに過ぎません。
私も以前、宇宙は人間が理解できない形になっていて、無限にループしているのではないかと書きましたが、そもそも宇宙の端は3次元ではないという説もあります。

また、宇宙は無限に続くので、外側という概念もないという説もあります。
いずれも仮説の域を出ませんが、こういったことを考えるのも面白いかと思います。

 

■地球外生命体はいるのか

宇宙については、NASAの発表で、地球外生命体がいるかもしれないというニュースがたまにありますが、やはり実際に地球外生命体が確認されたことはありません。
地球外生命体は存在するのでしょうか?

これについては、NASAや他の機関の調査を待つしかないですが、私としては、やはり宇宙人というのは、地球人以外には存在しないのではないかと思います。
ただし、地球外生命体は、存在している可能性が高いと考えます。

と言いますのも、地球人が人間の姿に進化したのは、それは地球だからであり、それ以外の星では違う形で進化するのではないかと思うのです。
それは人の形に近い場合もあるかもしれませんが、巨大なアメーバなど、全く姿が違うものの方が可能性としては高いと思われます。

そもそも、NASAなどは、生物の存在条件として、水や酸素を挙げていますが、この根本が間違っている可能性があるのです。
水や酸素などが必要なのは、地球の生物です。

例えば、酸素が全くないという星では、窒素を吸ってエネルギーとして生きる生物がいるかもしれないということです。
もしかしたら、水を全く必要としない生物もいるかもしれません。

このような固定観念にとらわれてしまうと、水や酸素がないから生物がいないとして、惑星の探索をしなくなってしまったら、もしかしたら、微生物が他の物質を摂取して生きているのを見逃す可能性があると思うのです。

まぁ、NASAを批判したいわけではありませんが、今後のNASAの調査を待ちたいと思います。

先ほど書いたように、宇宙は無限と言えるほど広いので、調査と言っても大変なことだと思います。
ただ、こういったことを想像するのも楽しいですし、NASAなどが宇宙を探索して、今後新しい事実が発見されるのも楽しみと言えるでしょう。

 



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