同音で意味の異なる漢字まとめ2

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過去からの記事の抜粋になりますが、同音で意味の異なる漢字をまとめてみました。

 

■同音で意味の異なる漢字

「合う」、「会う」、「遭う」、「逢う」の違いは、「合う」は物と物が合わさる時、「会う」は人と人が会う時、「遭う」は災難や敵など嫌な人や物事に遭った時、「逢う」は人と会うと同じですが、恋人など好きな人に会う時に使う場合が多いようです。

「観賞」、「鑑賞」の違いは、「観賞」は見て楽しむことで、「鑑賞」はそれ以外の芸術などを楽しむ場合に使います。音楽は「鑑賞」になりますが、映画の場合は「観賞」と「鑑賞」のどちらも使います。
娯楽映画の場合は、「映画観賞」となりますが、芸術映画は「映画鑑賞」となります。とは言っても使い分けるのは難しいと思いますので、迷ったら「映画鑑賞」の方を使っておけば良いかと思います。

「犯す」、「冒す」、「侵す」の違いは、「犯す」は罪やルール違反などやってはいけないことを犯した時、「冒す」は冒険など危険を冒す時、「侵す」は領土やテリトリーに侵入した時に使います。

「伯父」、「叔父」の違いは、「伯父」は親の兄、「叔父」は親の弟に使います。同様に「伯母」は親の姉、「叔母」は親の妹に使います。父親か母親かで変わることはありません。

「仇」、「敵」の違いは特になく、どちらも同じ意味ですが、「目のかたきにする」は「敵」の方を使うようです。
ただ、「敵」ては「てき」とも読めるので、「仇」を使う方が無難かと思います。

「書く」、「描く」の違いは、「書く」は文を書く時、「描く」は絵を描く時に使います。

「断つ」、「絶つ」、「裁つ」の違いは、「断つ」は逃げ道を断つなど分断する時に使い、「絶つ」は消息を絶つなど、連絡や流れなどが途絶える時に使います。「裁つ」は布を裁断する時に使います。

「思う」、「想う」の違いは、「思う」が考える時、「想う」は誰か好きな人など感情を込めて考える場合に使います。

「乗せる」、「載せる」の違いは、「乗せる」は乗り物に乗せる時、「載せる」は雑誌など紙面に載せる場合に使います。

「上げる」、「挙げる」、「揚げる」の違いは、「上げる」は高い位置や水準に上げる時に使い、「挙げる」は証拠や名前を挙げるなど列挙する時に使いますが、手を挙げる場合もこちらを使います。「揚げる」は凧を揚げる場合や、油で揚げ物を揚げる場合などに使います。

「止める」、「辞める」の違いは、「止める」はしていたことを止める時、「辞める」は職務から離れる時などに使います。退職する場合は「仕事を辞める」と書きますが、仕事を切り上げる場合は「仕事を止める」と書きますので、注意してください。

「停める」、「泊める」、「留める」、「止める」の違いは、「停める」は乗り物を停める時、「泊める」は宿に人を泊める時、「留める」は心に留めるなど注意をする時、「止める」は動きや流れを止める時に使います。

「攻める」、「責める」の違いは、「攻める」は敵を物理的に攻撃する時、「責める」は責任や過ちを追及する時などに使います。

「過ち」、「誤ち」の違いは、「過ち」は過失など大きな失敗に使い、「誤ち」は誤字など小さな間違いに使います。

「同志」、「同士」の違いは、「同志」が目的や主義が同じ人で、「同士」は関係性が同じ人です。例えば男だけで単にチームを組めば「男同士」ということになりますが、ある目的で集まってチームを組んでいるなら「同志」ということになります。

「一堂」、「一同」の違いは、「一堂」は一つの場所という意味で、「一同」は人の集まりという意味です。「一堂に会する」は一つの場所に集まるという意味なので「一堂」を使いますが、「生徒一同」のように生徒のみんなという意味では「一同」を使います。

「元」、「素」、「下」、「基」、「本」の違いは、「元」は物事の始まりなど過去のことや場所を示します。「素」は原料や素材を指します。「下」は影響や制限を受ける範囲を指します。「基」は土台や根拠となる事を指します。「本」は物事の根幹を意味します。
「基」と「本」の使い分けが難しいですが、「基」は礎のようなものを指す時に使うので、「経験に基づく」のように使い、「本」は根本を指すので、「臭いの本を絶つ」のように使います。

「思考」、「指向」、「志向」、「嗜好」の違いは、「思考」は考える時に使い、「指向」はある方向に向かう時に使います。「志向」は考えを一定の対象に向けることで、「芸術家志向」のように使います。「嗜好」は好みや趣味のような意味で使います。

「想像」、「創造」、「想造」の違いは、「想像」は頭に思い描く時に使い、「創造」は新しいものを作り出す時に使います。「想造」というのは造語のようで、一般的に使われる言葉ではないようです。「想造」の意味としては、頭に思い描いたものを作り出すことのようで、「想像」と「創造」の両方を組み合わせたもののようです。

「貯める」、「溜める」の違いは、「貯める」はお金に関するものを貯める時に使い、「溜める」はそれ以外の時に使います。「水を溜める」もそうですが、「不満を溜める」もこちらを使います。

「昇る」、「登る」、「上る」の違いは、「昇る」は物が高いところに移動する時に使い、「登る」は人や動物が木や山などに登る時に使い、「上る」は高いところに移動する場合や数値が大きくなる場合などに使います。「上る」の方は、人や物などいずれに使っても問題ないようです。

「降りる」、「下りる」の違いは、「降りる」は乗り物から降りる時に使い、「下りる」は低いところに移動する時などに使います。
「降る」、「下る」の違いは、「降る」は「軍門に降る」など降伏する時に使い、「下る」は低いところに移動する時などに使います

「精算」、「清算」の違いは、「精算」は請求された金額を支払い時に使い、「清算」はけりをつけたり後始末をつける時などに使います。

「蛯」と「海老」にも違いがあり、「蛯」は泳いで移動をするエビで、「海老」は海中を歩いて移動するエビというように使い分けがあるそうです。

「泣く」、「鳴く」、「啼く」、「哭く」の違いは、「泣く」は人が涙を流したり悲しんだりすることで、「鳴く」は動物が声をあげることです。「啼く」はあまり使われせんが、主に野鳥が鳴く時に使うようです。「哭く」もあまり使いませんが、人が号泣する時に使うようです。

「掛ける」、「賭ける」、「懸ける」、「架ける」の違いは、「掛ける」は物を引っ掛ける時などに使い、「賭ける」は金品の受け渡しを約束して勝負をする時、「懸ける」は命を失う覚悟をして勝負する時、「架ける」は空中に長いものを渡す時に使います。

「探す」、「捜す」の違いは、「探す」は自分に合ったものを探す場合に使い、「捜す」は失くした物を捜す時に使いますが、この場合でも「探す」を使っても問題ないようです。

「移動」、「異動」の違いは、「移動」は場所を変える時、「異動」は会社内の所属部署が変わる時などに使います。

「変態」、「変体」の違いは、「変態」は昆虫などが成長とともに姿を変える場合に使いますが、人間の異常者などに対しても使う場合があります。「変体」は体裁が普通と異なっているという意味ですが、こちらはあまり使う機会がないかもしれません。

「整形」、「成形」の違いは、「整形」は文字通り形を整えることで、「成形」は形を作ることです。
ちなみに、「整形外科」と「形成外科」の違いですが、「整形外科」は運動に関する体の治療を行なうところで、「形成外科」は怪我や火傷などの主に体の表面の治療を行なうところです。顔の形を変えるのは「形成外科」の方になります。

「超える」、「越える」の違いは、「超える」は上回る時に使い、「越える」は「山を越える」など上を通る時に使います。「限界をこえる」などはどちらを使っても良いようです。

「常態」、「状態」の違いは、「常態」は通常の形態や様子のことで、「状態」というのはその時の物事の形態や様子という意味です。

「体制」、「態勢」、「大勢」、「体勢」の違いは、「体制」はシステムや組織、「態勢」は物事に対する準備、「大勢」は全体のおおまかな流れ、「体勢」は体の状態を表します。

「分かれる」、「別れる」の違いは、「分かれる」は物が別々になる時、「別れる」は人と人が離れる時に使います。

「湧く」、「沸く」の違いは、「湧く」は勇気や大量の虫などが出る時に使い、「沸く」は水がお湯になる時に使います。

「指す」、「刺す」、「差す」の違いは、「指す」は方向や人を指し示す時に使い、「刺す」は鋭い物を突き通す時に使い、「差す」は「日が差す」や「傘を差す」などに使います。

 



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