一般的に使われる商品名
■一般的な名称として使われている商品名
少し前に流行ったウォークマンというのがSONYの商品名であるということは、ご存知の方も多いかと思います。
カセットテープを再生する携帯プレーヤーのことですが、一般的な名称としては、携帯ミュージックプレーヤーと呼びます。
このように、一般的に使われている名称が、実は商品名だったというものは意外と多いものです。
以下に、商品名(メーカー名)→一般的な名称という形で挙げていきたいと思います。
オセロ(株式会社メガハウス)→リバーシ
宅急便(ヤマト運輸)→宅配便
ウォシュレット(TOTO)→温水洗浄便座
シャープペンシル(SHARP)→メカニカルペンシル
テトラポッド(中堅ゼネコンの不動テトラ)→消波ブロック
ドライアイス(ドライアイス・コーポレーション)→個体二酸化炭素
ホッチキス(伊藤喜商店 現、株式会社イトーキ)→ステープラー
キャタピラー(キャタピラー三菱)→無限軌道
タッパー(米タッパーウェア)→プラスチック容器入れ
ルンバ(iRobot)→ロボット掃除機
万歩計(山佐時計計器)→歩数計
チャッカマン(東海)→ユーティリティライター
のどぬ~るスプレー(小林製薬)→喉用スプレー
いかがでしょうか?
他にも色々あるかと思いますが、世間一般的に使われている言葉なのに、実は商品名だったというものは多いかと思います。
ほとんどの商品が商標登録もされているかと思いますが、言葉として一般的に使う分には、メーカー側も悪い気分ではないと思いますし、それを容認しているところも多いかと思われます。
もちろん、似たような商品を、その名前を使って販売してしまうと、問題になる可能性はありますが、我々が一般的にこれらの言葉を使うのは問題ないとは思います。
これらのことを知っておくと話のネタにもなりますので、覚えておくと良いかもしれません。
ちなみに、商品名ではないですが、プチトマトとミニトマトにも違いがあります。
ミニトマトというのが小さなトマトの総称であり、プチトマトは品種の名前でミニトマトの一つだそうです。
今はプチトマトという品種は作られていないので、小さなトマトはミニトマトというのが正しいということです。