今さら聞けない常識3

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今回は主に気候についての常識を少しご紹介させていただこうと思います。
以前書いた別の記事と重複する場合もありますが、ご了承いただけますと幸いです。

 

■空はなぜ青く、夕日は赤いのか

晴天の空は青く、夕焼けの空は赤いですが、これは理由が分かっています。

太陽から地球に注がれる光は、全ての色を含んだ白色光なのですが、色によって波長が違います。
光も波なのですが、様々な色が組み合わさった波となっています。

波長というのは、波の一つの山と次の山の間の長さのことで、波長が長いほど波のカーブが緩やかになり、波長が短いと波の山と谷のカーブが細くなります。

また、地球上は大気に覆われていて、太陽光が通過する際に大気を通る長さも、場所によって変わってきます。
大気には、水蒸気やちりなど細かい物質がたくさんあり、光が通る際にぶつかって別の方向に反射したりします。

地上の真上に太陽がある位置にいると、太陽光が大気を通る距離が短くなり、ほとんどの色の光が届きますが、青色の光の波長は短いため、大気内で青色の波が最も反射して散らばりやすくなり、空が青く見えるようになるとのことです。

水平線に太陽が位置する場合、太陽光が大気を通る距離が長くなり、ほとんどの色の光が大気内で反射して届きにくくなるのですが、赤色は波長が長いので、水蒸気やちりを避けて通過しやすくなり、夕焼けが赤く見えるというわけです。

これについては、文字だけで解説するのは難しいので、興味がある方は、ネットや本などで詳しく調べてみていただければと思います。

 

■なぜ雨が降るのか

雨が降る原理は簡単なのでご存知の方も多いと思いますが、説明を書いておきます。

地球上の海水やあらゆる水分は、少しずつ蒸発しますが、これらの水の分子は消えてなくなるわけではなく、上昇して上空に溜まっていきます。
上空の水分子の量が多くなると、雲ができます。

風によって水の分子同士がくっついてくるとやがて小さな雨粒となり、どんどん水分子が集まってくると雨粒が重くなってくるので、地上に落ちてきます。
これがたくさんの量となれば、雨になります。

夏は温度が高いので、海水温度も上昇して水分が蒸発しやすくなり、台風や豪雨が多くなるのです。
逆に、冬は水の蒸発量が少なくなるので、雨が少なくなり、乾燥しやすいというわけです。

陸に雨が降るのは、雲が陸方向に風で流されるためです。
砂漠に雨が少ないのは、海から遠かったり、風が起きにくくて雲が運ばれなかったり、山に雲が遮られるなど、場所によって様々な理由が考えられます。

また、昔から雲に乗ったり、雲を食べるなどの描写があるお話もありますが、現実的には、雲は霧のような状態なので、そのようなことはできません。
まぁ、お話なので、楽しければそれで良いのですが、実際はどういうものなのかは知っておいた方が良いでしょう。

 

■風はどこからくるのか

風はどこから吹いてくるのか、疑問に思った方も多いのではないでしょうか?
当然、風神様が風を起こしているわけではなく、ちゃんとしたと理由があります。

先ほど書いたように、地球上の海水は少しずつ蒸発しているのですが、蒸発する際に気流が生まれます。
気流は空気の流れという意味ですが、蒸発した時に空気は上に向かって流れるのです。

海水ともなれば、大量の水が蒸発して、上昇する気流も大きくなります。
さらに、上空で冷やされた空気は下に降りるので、上昇気流と下降気流が円を描いて対流が発生します。

これが風となって、様々な場所で発生して空気の流れとなっています。

また、上昇気流が大きいところは、蒸発している水分が多いので、雨が降りやすくなるのですが、上昇気流が大きいということは、低気圧になるということです。
気圧というのは、空気の重さのことですが、上昇気流が大きければ空気の重さは軽くなるため、低気圧になります。

逆に、大気が安定している時は空気の流れが少ないため、高気圧となって空気が重くなるのですが、天候も安定して晴れることが多いのです。
このため、高気圧では晴れやすく、低気圧は雨になりやすいというわけです。

天気予報を見ていても、なかなか原理までは分かりませんが、こういうことも知っておくと良いかと思います。

 

■虹はどうやってできる?

虹は、太陽光が空気中の水分に反射して見える現象です。
そのため、雨上がりの晴れた日に出やすいのです。

原理としては、先ほど書いたように太陽光は、全ての色の光を含んでいるのですが、水滴によって反射を起こします。
この際、色によって波長が異なり、反射角も異なるので、少しずつ色がずれて、七色に見えるのです。

反射なので、基本的に太陽と反対の方向でしか虹は見れません。
また、太陽が真上に近いほど、反射した光が見えづらくなるため、朝方や夕方の方が虹が出やすいということです。

太陽光でなくとも、全ての色を含んだ光であれば、虹ができることもあります。
そのため、白色電球などを使って人工的に虹を作り出すこともできます。

さらに、月に反射した光でも虹が出る現象もありますし、太陽の周りに虹ができるなど、様々な現象があるようです。

自然現象も色々なものがありますが、興味がある方は、調べてみるのも面白いかもしれません。

 



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