新型コロナウイルスについて27

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前回に続き、新型コロナウイルスについて新情報なども含めて考察してみたいと思います。

 

■緊急事態宣言は意味があるのか

3回目の緊急事態宣言がまた延期されましたが、人流は全く減っていないように見受けられます。

私も、最近は短期間の通勤があるのですが、毎日のように満員電車に遭遇し、もはや誰も自粛をしていないような感じはしています。
昨年の同時期の緊急事態宣言中は自粛している人も多く、電車もすいていたのですが、国民ももう1年以上も我慢を続けていて、政府に従っていても何も解決しないと気づき始めているのでしょう。

今年に入って、半年のうちの5ヶ月が緊急事態宣言が出されていることになりますが、このような状況では、どの辺が緊急なのかと思うのも当然かと思います。

これだけ人が出ているにも関わらず、感染者数が少しずつ減少傾向にあるのは、緊急事態宣言の効果というよりは、気温による人々の免疫力の上昇と、抗体の獲得の可能性があります。

気温が上昇すれば、人の免疫力も高まるので、自然と感染者数や重傷者数も減ってきます。
このサイトで何度も書いてきているように、免疫力は温度にも密接に関わっています。

また、新規感染者数が都市部から地域へ広がっているわけですが、これは都市部で感染が広まったために、抗体を獲得している人が増えてきた可能性があります。
一度感染して回復した人や、感染しても無症状で済んだ人は、コロナの抗体を獲得しているわけですが、抗体を獲得していれば、ワクチンを打ったのと同じ状態となり、再びコロナに感染しても発症する可能性が低くなります。

そのため、都市部では収まりつつあるにも関わらず、まだコロナが蔓延していなかった地域へ感染が広まっているのかもしれません。
その証拠に、感染力がより強いインド型などの変異ウイルスが感染拡大を始めたにも関わらず、都市部ではその増加があまり見られません。

人流が収まっていないのに、変異ウイルスがあまり拡大していないのは、従来型の抗体でも変異ウイルスを防げている可能性があるのです。
ただ、感染してできた抗体は、消えるのも早い人もいるので、都市部はもう大丈夫というわけでもないかと思います。
すでに地方でも感染が収まりつつあるのは、やはり気温上昇による免疫力強化の影響が大きいのかと思われます。

緊急事態宣言の効果も0とは言いませんが、効果は限りなく低いと見て良いでしょう。
緊急事態宣言は、新規感染者数のグラフに合わせて、出したり解除したりしているように見受けられるからです。

以前も書きましたが、1月上旬に出した2回目の緊急事態宣言は、発出した翌日から新規感染者数が減り始めています。
コロナの潜伏期間は2週間ほどはあるはずなので、緊急事態宣言の効果が出るのは2週間後くらいのはずであるにも関わらず、発出した直後に新規感染者数が減るというのは、どう考えても緊急事態宣言の効果ではないということになります。

2回目の緊急事態宣言を解除した3月下旬も、東京では新規感染者数が増え始めていました。
さらに、4月の3回目の緊急事態宣言も、新規感染者数の高止まりが見えた辺りで発出されました。

つまり、少し分析すれば分かることですが、新規感染者数のグラフの増減に合わせて、緊急事態宣言を発出したり解除したりしているようにしか見えないということです。

国民に緊急事態宣言の効果があると思わせるために、そのようなことをしているようですが、そもそも気温などの影響で、人々の免疫力の強弱に影響して、新規感染者数が増減しているわけです。
政府はそのグラフに合わせて、緊急事態宣言を発出したり解除しているようです。

何のためにそうしているかは、おそらく政府の緊急事態宣言が失策とバレたくないためでしょう。
緊急事態宣言が失策だったとバレてしまうと、自民党政権も終わってしまうという政治都合かと思われます。

政府や都道府県知事が言っているような休業要請や時短要請に従っていると、どんどん首が締まって、経済的に破滅してしまいます。
要請に従った方が負けという図式が出来上がりつつありますので、経営者の皆さんには政府に騙されることなく、何が正しいのかをご判断いただきたいと思います。

 

■東京オリンピックの開催

東京オリンピックを中止にしてほしいという意見も多く、医療従事者からもこれ以上対応できないので止めてほしいという声が挙がっていますが、政府は中止にする気はさらさらないようです。

オリンピックというのは不要不急ではないのかと政治家に聞きたいところですが、中止にしない理由としては、IOCからの圧力があるのかと思われます。
もし中止にしてしまうと、IOCから莫大な損害賠償請求をされる上に、今後日本でオリンピックを開催することは一切しないとでも脅されているのでしょう。

IOCとしても、東京オリンピックが開催されないと、放映料による収入が見込めず、さらに今後もパンデミック等で簡単に中止になってしまうと、オリンピックの存在自体が危ぶまれるなどの懸念があるのかもしれません。

いずれにせよ、これから感染者数がいくら増えようとも、中止にはならないと思われますので、そのつもりでいるしかないと思われます。

ただ、オリンピックを開催しても、感染者数がそれほど爆発しない可能性もあります。
日本はこれから夏になり、人の免疫力が上がってきますので、感染が拡大しない可能性があるということと、先ほど書いたように、都市部では抗体を獲得している人が多い可能性があるので、それほど感染が広がることはないかもしれないということです。

もちろん、緊急事態宣言を解除したことによるリバウンドの懸念はあります。
緊急事態宣言により、自粛していた人たちの免疫力が低下していますので、こういった人たちは感染して発症してしまう可能性は高いのです。

しかし、みんなが免疫力さえ維持してくれれば、感染拡大はせずにオリンピックを開催することもできないわけではないかと思います。
そのためにも、早く免疫力対策を切り替えるべきとは思います。

 

■コロナの抗体

日本でもワクチン接種が進みつつありますが、先ほど書いたように、都市部ではすでに抗体を持っている人も多いかもしれませんので、ワクチンを打つ必要がない人も多いかと思われます。

最近の研究結果では、一度コロナに感染して回復した人が持つ抗体は、1年以上有効な人が多いというデータが出ていました。
昨年の発表では、コロナの抗体は数ヶ月で消えるという研究結果もあったのですが、やはり人によって抗体の持続性にかなり差があり、多くの人は抗体が持続している可能性が出てきたということでしょう。

抗体をすでに持っている人は、ワクチンを接種しても新たに抗体が作られることはなく、無駄になります。
無駄になるどころか、ワクチンによる副反応が出る可能性があり、ハイリスク・ノーリターンとなります。

つまり、ワクチンを打つ前に、抗体検査をした方が良いということになるのですが、感染拡大を抑えたいだけの政府は、とにかく国民全員にワクチンを打たせようとしています。
このことからも、いかに政府が愚かなことをしているかが分かります。

以前、献血などで採取した血液から抗体検査を行った時は、とても検査結果が信頼できるレベルに達していなかったようなのですが、今は抗体検査も改善されて信頼度も上がっていると思われますので、PCR検査よりこちらの検査を増やしてほしいとは思います。

また、感染しても無症状だった人は、抗体がすぐに消えてしまう可能性が高いと思われます。
無症状だったということは、免疫細胞にとってコロナウイルスを記憶しておくほどの強さではないという判断で消えてしまうものかと思われます。

ただ、抗体が消えてしまったとしても、免疫力を高く維持していれば、コロナウイルスは恐れるほどのものではありませんので、免疫力対策は怠らないようにしましょう。

 



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