新型コロナウイルス対策まとめ

0 Comments


今までの記事から、新型コロナウイルスの対策をまとめました。

 

■新型コロナウイルスの特徴

対策を考えるには、まず敵の特徴を知らなければなりません。
新型コロナウイルス(COVID-19)は、とにかく感染力が強いという特徴があります。
これまでの記事で、空気感染をしているということは考察してきました。

世界中の人がマスクをしているのに、これだけ広まっているということは、飛沫感染やエアロゾル感染ではなく、マスクの隙間をウイルスが通過していると考えられるため、空気感染している可能性が高いということです。

空気感染の場合は、感染予防は難しいと考えなければなりません。
多くの人は、多少のウイルスが体内に侵入していると思われますが、発症していない人が多いのは、免疫力によって体内でウイルスの繁殖が抑えていると考えられます。

ただ、感染力が高いウイルスは、ウイルスそのものが弱いという特徴があります。
人間の免疫力によって簡単にやられてしまうウイルスは、なるべく飛び散って、免疫力の低い人間に感染して、そこで繁殖しなければならないということです。

逆に致死率が高いような強いウイルスは、簡単に免疫力にはやられないため、それほど飛び散らなくて良いということです。
コロナの抗体がすぐに消えてしまうというのも、ウイルスそのものが弱いために、抗体を持続させる必要がないという人間の判断なのかもしれません。

コロナの抗体の持続期間は人によって違うようですが、長くても8ヶ月程度のようです。
これは、ワクチンを使う人も、頻繁にワクチンを打たなければならないということを意味します。

ワクチンは、各国で緊急に開発が進められ、動物実験や臨床試験が行われないまま、すでに接種が開始されていますが、重大な副反応が数年後に出てくるという可能性も高いと思われます。
また、すでに新型コロナウイルスの変異株が確認されていますが、変異ウイルスに同じワクチンが効くかどうかは、疑問が残ります。

 

■感染予防方法

空気感染の場合、人との距離を取ったり、消毒やマスクはあまり効果的ではありません。

人との距離は、取らないよりは取った方が良いですが、大事なのは距離より接触時間です。
一時的に感染者との距離が接近したとしても、入ってくるウイルス量はそれほど多くはなく、免疫力によって十分に退治できる量であるはずです。

しかし、長時間感染者と接していると、入ってくるウイルス量が多くなり、多少免疫力が高くても、発症するリスクが増加します。
人との接触時間は、1時間以内に抑えることが理想でしょう。

どうしても同じ人と長時間一緒にいなければならない場合は、お茶を10~20分おきくらいに一口飲むようにすると良いかと思います。
緑茶はコロナウイルスを無効化するという研究結果も出てますし、こまめに水分を取ることで、口や食道に付着するウイルスを胃に流すことができます。

消毒は、空気感染の場合は無意味ですが、コロナも飛沫感染はあるかと思いますので、100%無意味というわけではないとは言えます。
しかし、コロナの感染拡大は、ほとんどが空気感染と想像されますので、消毒はあまり効果的ではなく、逆に消毒しすぎることで、人の免疫力低下を招いてしまうかと思われます。

潔癖症の人は、風邪を引くと重症化しやすいと言われているように、消毒などをしすぎて雑菌を体内に取り込む機会が減ると、免疫細胞の働きが鈍り、いざウイルスが侵入してきた時に、戦う力が弱まっているため、ウイルスが繁殖しやすいということでしょう。

また、マスクも同様のことが言えます。
マスクをずっとしていることで、雑菌を体内に取り込む機会が減り、免疫力が低下する恐れがあります。

マスクによる感染予防効果は、ないわけではありません。
多少のフィルター効果はあるかと思いますが、空気感染の場合のフィルター効果は10~20%程度であり、ほとんどのウイルスが通過してしまいます。

飛沫などにウイルスが付着している場合は、水の分子が大きいので、マスクの隙間を通過できないものが多く、フィルター効果は高いのですが、空気感染の場合は、ウイルスそのものが肺から吐き出されるので、非常に小さいウイルスは、マスクの隙間を通過してしまうのです。

空気感染の場合は、感染予防が難しいため、発症を予防するという考え方に切り替えなければなりません。
そのためには、免疫力を高めることが重要になります。

 

■免疫力の高め方

免疫力は、体内に侵入したあらゆる菌やウイルスを退治してくれる力のことで、全ての人が持っている力です。
しかし、この免疫力は、生まれつき強い人もいれば弱い人もいますし、同じ人でも状況によって強くなったり弱くなったりします。

発症予防で大事なのは、免疫力を高く保つということです。

免疫力の高め方を、以下にまとめました。

1. 食事による免疫力強化
最も重要と思われるのが、食事による免疫力強化です。免疫力を強化するには、発酵食品が最も良いと思います。
納豆やヨーグルト、味噌汁、チーズ、キムチ、漬物など、発酵食品を意識してなるべく毎日摂取するようにすれば、免疫力を高く保つことができます。
また、サーモンやキノコ類にはビタミンDが多く含まれ、このビタミンDも免疫力増強につながるようです。

2. 運動をする
軽い運動をなるべく習慣化することで、代謝が上がって免疫力を高く保つことができます。
運動が苦手という方や、運動をする時間がないという方も、最低限、体操を毎日行うようにすると良いでしょう。

3. 睡眠を十分に取る
睡眠が不足すると自律神経が乱れ、免疫力低下につながりますので、睡眠時間はなるべく確保した方が良いです。
あまり睡眠時間が長すぎても良くないので、休日であっても、平日と同じ時間の睡眠時間を取るのが理想です。

4. ストレスを溜めない
人間関係や、仕事が忙しすぎるなどで、ストレスが溜まってくると免疫力が低下してしまいます。
なるべくストレスが溜まらない環境に身をおくようにして、ストレスが溜まっていると思われる場合は、スポーツや趣味などでストレスを発散させましょう。

5. 体温を高く保つ
夏にはコロナの被害が比較的少なく、冬にコロナが猛威を振るうのは、人間の免疫力が温度によって左右されるからです。暑いと免疫力が上がり、寒いと免疫力が下がります。
気温が低い場合は、暖房器具を使うか、服を着込むか、体を動かすなりして体温が低下した状態が続かないように注意しましょう。

6. 日光を浴びる
日光を浴びるとビタミンDが生成され、免疫力増強につながるということは研究により分かっています。
家に閉じこもってばかりいては、精神的にも参ってしまうので、なるべく外に出て日光を浴びた方が、免疫力が強くなります。

7. 雑菌を吸収する
雑菌を体内に吸収していないと、免疫細胞の活動が鈍り、いざウイルスが侵入してきた時に、免疫細胞が働きにくくなります。
消毒やマスクなどで菌を避け続けていると、免疫力が低下する恐れがあるので注意しましょう。

細かく説明すると他にも色々とありますが、上の7つが免疫力を左右する大きな要因かと思います。
加齢による免疫力低下もあり、若い人は何もしなくても免疫力が高いということもありますが、歳を取っても上の項目を実施していれば、免疫力低下を防ぐことができます。

健康的に生きていくためにも免疫力を維持した方が良いので、これらのことを頭に入れ、普段の生活で免疫力が低下しないように心がけましょう。

 

■経済対策

以上のことから、全人類の免疫力を高く保つことができれば、コロナも収束に向かうと考えられます。

人々の免疫力が上がれば、被害を抑えられるということは、夏の暑さで証明されています。
日本も、昨年の夏は感染が広まったものの、重症者や死亡者数が少なかったのは、暑さによって免疫力が高く保たれていたためです。

また、欧米諸国に比べて日本のコロナ被害が少ないのも、発酵食品を食べる習慣があるからかと思われます。
感染自体は、空気感染なので抑えることが非常に難しいのですが、人の免疫力が高まることで、重症化を抑えられるということです。

上の7つの項目を、人々に行ってもらうことで、コロナが収束に向かう可能性は高いと思われます。
100%の人が行ってもらうのは難しいかもしれませんが、7割ほどの人が行ってくれれば、集団免疫を獲得したのと同じ状態になると考えられるのです。

欧米諸国の人たちに、味噌や納豆などの発酵食品を食べさせるのは難しいかもしれませんが、ヨーグルトやチーズだけでも毎日食べてもらうようにすれば、だいぶ改善してくると思います。
紅茶やビールなども、一応発酵食品ではあるのですが、イギリスやドイツのコロナ被害の拡大が続いているので、飲み物だけでは発酵食品では免疫力増強の効果は低いのかもしれません。

これらの免疫力対策を行えば、厳しい経済規制や自粛要請などもしなくても収束に向かうかと思われます。
経済規制や自粛要請などは、免疫力対策としては逆効果ですので、現在も感染が広まり続けていますが、これらを止めて、免疫力による発症予防に切り替える必要があります。

経済規制や自粛要請をすれば、社会への経済的ダメージも深刻なものとなり、失業者や自殺者、餓死者も増え、どんどん景気が悪くなってしまいます。
免疫力対策は、こういった経済規制も自粛要請も不要ですし、感染が収まってくれぱ、これ以上の医療崩壊もなくなってくるはずです。

ワクチンが普及してくれば、収束に向かう可能性もありますが、副反応による被害も心配ではありますし、変異種へは効果がない可能性もあるので、ワクチンに頼るのではなく、免疫力によって発症を防ぐという方が確実かと思います。

皆さんも、何が正しいのかをよくよく考えていただき、ワクチンを打った方が良いのか、免疫力で全てのウイルスを防いだ方が良いのかを判断いただければと思います。

 



関連記事

耳の老化を防ぐには?

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを投稿する

メールアドレスが公開されることはありません。メールアドレスを入力すると、返信があった時に通知されます。
※が付いている欄は必須項目です。

※コメント送信前に以下をご確認ください。

コメントは承認制になっております。
どんどんお気軽にコメントを投稿していただいても構いませんが、記事の内容と関係ないものは掲載されませんので、ご注意ください。
逆に、記事の内容に沿っていれば、どんな批判的なコメントでも受け入れさせていただきます。

私自身、未熟なことは重々承知しておりますので、批判的なご意見を書き込んでいただくのは大いに結構なのですが、どこをどう改善すれば良いか分からないコメントも多いため、できましたらどの部分がどういった理由でダメなのかや、改善策も述べていただけますと幸いです。