新型コロナウイルスについて18

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冬になって新型コロナウイルスの感染が広まっていますが、原因と対策などをまた考えてみたいと思います。

 

■冬に感染が広まる理由

なぜ冬になるとコロナの感染が広まっているのかを、感染症の専門家ですら分かっていないようです。

乾燥によるものというのは、確かに一因としてはあります。
乾燥していると、ウイルスが空気中に漂い続けるため、吸い込みやすくなりますが、湿度が高いと、ウイルスは空気中の水分に付着して下に落ちやすくなるためです。

ただ、冬に感染が広まる大きな要因としては、人間の免疫力が下がるということです。
乾燥していても、アフリカの砂漠地域などでは、それほどの広まりはありませんので、湿度の影響は温度ほどではないと考えられます。

世界でも、暖かくなっている国は感染が収まるか、感染者が増えたとしても重傷者が少なくなっています。
寒くなれば、感染者も重傷者も増えているというデータが出ており、温度が重要な要素になっているというのは間違いありません。

現在、北半球は冬を迎えており、欧米諸国で感染者と重傷者が増えています。
日本でも、寒い北海道も被害が大きくなっていて、徐々に各都道府県で感染が広まっているようです。

これらの統計データからも、寒くなると人間の免疫力が下がるため、感染が広まりやすく、重症化もしやすいと推測されます。

では、対策はどうすれば良いでしょうか?

気温が下がってしまうのは避けることができないので、人それぞれが体温を高く保つようにしなくてはなりません。

外に出る時は服を着込んで体が冷えないようにしましょう。
室内にいる時は、暖房器具を使って、部屋や体が冷えないようにします。

内蔵の温度が下がると、免疫力が下がりやすいので、お腹だけは冷やさないように注意しましょう。
家にいる時は、腹巻きを着けているというのは、免疫力対策としては有効かと思います。
夏でも、お腹が冷えるのは良くないので、腹巻きだけするというのも良いかもしれません。

また、日常的に運動をしている人は、代謝が良いので、冬でも免疫力を高く保つことができます。
代謝が良いということは、血の巡りが良いということなので、少し体を動かしただけでも温まりやすくなります。

ただ、代謝が良すぎると、夏の暑さに弱くなるという短所がありますが、免疫力を高めるということは、あらゆる菌やウイルスに強くなるということですので、なるべく普段から運動するようにしましょう。

あまり運動をしたくないという方も、体操だけでも良いので、日常的に行うようにしましょう。
続かないと意味がないので、無理のないペースで行うようにしてください。

気温が下がると、ほとんどの人の免疫力が低下するというのは間違いないと思われますので、皆さんも体を冷やさないように注意してください。

 

■空気感染対策

前回、新型コロナウイルスは空気感染しているのではないかと書きました。
世界中の人がマスクをするようになっているのに、これだけ感染が広まっているということは、空気感染をしていると見て間違いないでしょう。

前回も書きましたが、空気感染は人の呼吸から、他の人の呼吸によって感染します。
ウイルスは、飛沫に付着しているのではなく、ウイルスそのものが空気中に漂うことになるので、マスクの隙間など簡単に通過します。

マスクのフィルター効果は多少あるかもしれませんが、空気感染の場合は、10%から20%程度のようです。
ばらまくウイルス量が1億個から、マスクの効果で8000万~9000万個になったところで、あまり変わらないということです。

分かりやすく言えば、ザルに水を通すようなものです。
多少はザルに水が付着しますが、ウイルスの大きさとマスクの隙間を考えると、フィルター効果はその程度です。

つまり、空気感染の場合は、マスクはほとんど効果がないということです。
みんながマスクをしているにも関わらず、これだけ感染が広まっているのを見れば、コロナに関してはマスクが効果的ではないということが分かるかと思います。
コロナの感染予防をすると言うなら、全員にガスマスクや酸素ボンベでもしてもらうしかなく、現実的ではありません。

空気感染をしていると考えると、日本人でもほとんどの人は感染している可能性は高いと思います。
ただ、何度も書いてきているように、日本人は免疫力が高いので発症する人が少ないと考えられます。

コロナに感染しても、免疫力が高ければ発症しません。
自分の体内に侵入したウイルスが、免疫細胞によってウイルスの繁殖を防ぎ、無力化してくれているからです。

こういった人が多くなれば、感染拡大もしにくくなります。
感染しても、発症しない人が増えれば、それだけ感染拡大も抑えられるというわけです。

そのため、欧米諸国に比べて日本は感染者数や重傷者数が少ないのです。
欧米人は、あまり発酵食品を食べる文化がないので、免疫力が低いのでしょう。

しかし、日本人は免疫力が高いと言っても、体内に入ってくるウイルスの量が多くなれば、発症してしまう危険が生じます。

例えば、普段の生活で外を歩いたり買い物をするくらいでは、コロナウイルスが100、200個程度は体内に入ってくるかもしれませんが、この程度であれば、ほとんどの人が発症することはないでしょう。
しかし、飲食店やイベント会場、職場、家庭内などで、発症前の感染者との接触時間が長くなれば、体内に入るウイルス量が1億、10億などになり、こうなると免疫力が多少高くても発症してしまう可能性が高くなってしまうということです。

空気感染の対策としては、接触時間を短くすることが一番かと思います。
恐らく、1時間程度の接触であれば、日本人が発症するほどのウイルス量にはならないかと思います。

職場や家庭内など、どうしても長く同じ人と一緒にいなければならない場合は、20分おきくらいにお茶を一口飲むというのも有効なようです。
お茶は殺菌作用がありますが、コロナウイルスの繁殖予防にも有効という研究結果もあるようです。
また、定期的に口や喉を潤すことで、ウイルスの定着を防ぐことができます。

距離を取るということも有効かもしれませんが、イベント会場でもクラスターが起きていることを考えると、同じ空間にいるだけで感染が広まると考えられ、あまり有効ではないと思われます。
空気感染という性質を考えれば、よほど遠ければウイルス量は減りますが、1メートルが3メートルになったところで、それほど違いはないと思われます。

前回も書きましたが、空気感染の場合、感染拡大を抑えるというのは非常に難しいことです。
感染予防をするのではなく、発症予防をするという考え方に切り替えない限り、解決することは難しいと思われます。

とは言え、すでに欧米諸国では感染が広まりきっているので、免疫力が高い人たちだけが生き残り、自然に収束していくかもしれません。
ワクチンもそろそろ使用が開始されている国もあるようですが、コロナワクチンのポイントは、有効性よりも副反応と抗体の持続性です。

副反応もいつ症状が出るか分からず、動物実験や臨床試験を行っていないので、人体実験をしているようなものです。
ワクチンによって健康な人までも、副反応によって病気にならないかが心配ですが、皆さんもワクチンを使用するのか、自分の免疫力を高めた方が良いのか、よく考えるようにしましょう。

 

■経済への影響

テレビのニュースなどでも、未だに無症状感染者が感染を広めているなどと言っていますが、無症状感染者と言っているのは、発症前の感染者のことかと思います。
感染しても無症状のまま発症しない人は、免疫力が高い人であり、ウイルスを広めてはいないと考えられます。

マスコミがコロナの後遺症を伝えることで、コロナの恐怖を煽っていますが、これも免疫力を高めて発症を防いでいれば問題にならないことです。
すでにコロナに感染してしまった方や、回復した方も、免疫力を高めるようにして、健康を維持するようにしましょう。

こういったマスコミによる間違った情報伝達が、社会経済に大きく悪影響を与えているのも事実です。

政府も、マスクをしてくれと言い続けていますが、空気感染の場合は、マスクが効果的でないというのは、前述の通りです。

「国民の命を救うために、自粛しましょう」などときれい事を言うアナウンサーも多いですが、これのせいで、飲食業界や旅行業界などに致命的ダメージを与え、自殺する人が増えています。
コロナで死ぬ人を防ぐために、健康な人を殺しているという愚の骨頂です。

政府やマスコミの人たちは、自粛要請をしていることで、経済的に人を殺してしまっていると自覚すべきです。
自殺者が増えているというのは、すでにデータとして出ていますので、こういったデータもしっかり見ていただきたいと思います。

また、こういった経済失速は、自殺者だけでなく、犯罪者も増やしてしまっています。
お金がなくなることにより、精神的に不安定になったり、おかしくなったりする人が増えていることも考慮していただきたいです。

医療現場が逼迫しているというニュースもありますが、コロナが流行してから1年近くも経つのに、何も対策をしてこなかったのでしょうか?
欧米に比べて日本は感染者数がそれほど多くないのに、なぜこの程度で医療現場が逼迫するのか、不思議で仕方ありません。

冬になって寒くなれば、感染者や重傷者が多くなることは分かっていたわけですから、病床数を増やすなり、病院を増設するなり、医療従事者を増やすなり対策すべきであり、それをしていれば、こんなにすぐに逼迫することなどないはずなのに、なぜそれができないのでしょうか?

政府やマスコミは、コロナの恐怖だけ煽って、何も対策をしていないように見受けられます。
確かに、欧米諸国では被害が大きいですが、日本はそこまでではなく、経済を止める必要はありませんし、医療対策もそれほど大規模なものでなくとも十分対策できたはずです。

このサイトのコロナについての記事で最初から書いてきているように、国民全員の免疫力を高めるように訴えれば、被害はそれほど大きくはならないのです。
もちろん、医療現場の対策は必要ですが、経済を止めるということは、それによって自殺する人や、お金に困って犯罪に走る人が増えるということも考えるべきです。

連日のように、コロナの恐怖だけ人々に植え付ける政府やマスコミを見ていてうんざりしてきますが、皆さんには免疫力の維持だけは、しっかりとお願いしたいと思います。

 



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