新型コロナウイルスについて16
新型コロナウイルスについて、現在の状勢などを踏まえて、色々と検証してみたいと思います。
■世界のコロナ状勢
日本では日々の新規感染者数はあまり変わらないものの、重症者や死亡者数が少ないことから、現在は落ち着いていると言えるでしょう。
これは、前にも書いているように、暑さによって人間の免疫力が底上げされているからなので、これから寒くなってくると注意が必要です。
ただ、他の国では、暑くても重症者数が増えていたり、逆に寒くてもそれほど感染が広まっていない国もあるので、一概に気温によるものだけが要因というわけではないようです。
これも別の記事でも書いておりますように、免疫力を高めたり低くなる要因は様々なものがあるので、気温だけで免疫力の強さが決まるわけではないということです。
アメリカのニューヨークでは感染者数が落ち着いているようですが、これは感染者の完全隔離、PCR検査の多用、経営規制や外出規制を厳しく行うなど、徹底したコロナ対策を行ってきた効果が出ているとは思います。
しかし、これほどの多大な労力や資金を犠牲にしてでの効果であり、感染者数が減ったからと手放しに喜ぶことができるものではありません。
さらに、これらの対策は根本的解決にはならず、人々の免疫力を高めているわけではないので、これから寒くなってくれば、感染が広まってしまう可能性は低くないでしょう。
少し前に、カザフスタンで新型コロナは陰性なのに、原因不明の肺炎による死者が増えているというニュースがありました。
その後、原因が解明したかは分かりませんが、コロナウイルスが進化したのではないかという意見も挙がりました。
ウイルスが進化するというのは、可能性として当然あります。
しかもこれだけウイルスが大量発生しているのですから、突然変異が起きてもっと強力なウイルスが発生するのは十分に考えられることです。
さらに、ウイルスにしろ他の生物にしても、強い個体が生き残って子孫を残すので、進化した強いウイルスが拡大する可能性もあるのです。
ただ、前にも書いたように、ウイルスが強くなると、感染力が落ちやすいです。
ウイルスが強力になると、人間の免疫力が多少高くてもその人の身体で繁殖できるので、あまり飛び散らなくても生き残れるということです。
そのため、感染力が落ちる可能性が高いので、逆に感染拡大が収束しやすいという可能性があります。
カザフスタンのその後のニュースを聞かないので、その肺炎を引き起こしていたウイルスはすでに終息したのかもしれません。
しかし、現在のコロナウイルスは、ウイルスとしては弱いものの感染力が異常に強いので、そのまま終息はしていないのかと思われます。
その他の国でも、収まっているところや、感染拡大しているところなど様々です。
夏の暑さによる免疫力の底上げがあっても、もともと国民の免疫力が低いところでは感染拡大が収まっていなかったり、寒い国でも国民の免疫力が高ければ、感染はそれほど広まらないなど、それぞれの状況があると思われます。
もちろん、国の政策によって抑え込みに成功している国は、ほとんど感染が広まっていないというところもあります。
日本もこれから寒くなってくるので、免疫力が低くなりやすくなります。
コロナの再拡大を防ぐためには、感染予防よりも免疫力を高めることが重要になりますので、免疫力の維持を怠らないようにしましょう。
■ワクチンについて
新型コロナウイルスの研究も進んでいるようで、ワクチンや抗体についても色々と報告が出ているようです。
抗体については、数ヶ月で消えてしまうということをこのサイトでも書きましたが、ワクチンで抗体を作った場合は半年は保つという報告もあるようです。
これについては、まだまだ検証が必要かと思いますが、人によって抗体の持続性が異なる可能性も高いかと思われます。
人には色々な物質に対する反応があり、その反応の仕方も人によって千差万別と言えます。
過剰免疫反応であるアレルギー反応も、人によって様々なアレルギー反応があります。
アレルギー反応である花粉症も、日本人はほとんどスギ花粉によるものですが、人によってはヒノキなど違う花粉でアレルギーを起こす場合もあります。
他にも金属アレルギーもそうですし、食材によってはアレルギーがひどくて食べられないものがあるという人もいらっしゃいます。
反応も様々で、皮膚炎を起こしたり、咳やくしゃみ、吐き気を起こすなどの症状があります。
人によってこれだけの違いがあるわけですから、コロナウイルスに対する反応が人によって異なるのも当然と言えます。
抗体も、ウイルスが弱いのでいらないと人体が判断すれば、すぐに消えてしまうことになるでしょう。
なので、抗体も人によって持続性が異なるものとは思いますが、数ヶ月にしろ半年にしろ、それほど持続性がないというのは変わりないようです。
また、コロナウイルスのワクチンの副作用が出たという報告もありました。
これは驚くことではなく、コロナでなくともワクチンの検証過程で副作用が確認されるのは通常のことです。
問題なのは、ワクチンを早急に人間に使用するのは、リスクが高いということです。
ワクチンは無毒化したウイルスそのものを注入するのですが、副作用のリスクは常にあるものです。
副作用がすぐに現れるのであればまだ良いのですが、何年も経ってから深刻な副作用が出る場合があります。
これを防ぐには、マウスなどの哺乳類にワクチンを注入して、数年の様子を見なければなりません。
それなのに、それをせずにワクチン完成後にすぐに人間に使用するのは危ないのです。
だからワクチンの検証と審査は時間がかかるのです。
ワクチンを作ること自体はそれほど難しくはないとは思いますが、この長期検証を行わないで人体に使用してしまうと、例えば5年後にこのワクチンを打った人の8割が死亡してしまうという副作用があった場合に、取り返しがつかないことが起きてしまいます。
コロナウイルスの恐怖のせいで、ワクチンの開発が急かされていたり、ワクチン開発完了と聞いて喜ぶ人も多いですが、こういったことまで念頭に入れて考えていただきたいものです。
■本当のコロナ対策とは
本当のコロナ対策は、何度も書いてきている通り、人間の免疫力を上げさせて防ぐべきということでしょう。
マスコミや政府は、頑なに感染予防を訴えて続けていますが、この感染予防という観点を根本から変えない限り、今の状況は打破できません。
感染予防するのではなく、免疫力によってウイルスを撃退するという私の意見に変わりはありません。
これにより、厳しい経済規制や移動規制、感染予防もする必要はなくなります。
免疫力により、発症を防ぐことができれば、それ以上その人はウイルスをばらまくことはないので、そういった人が増えれば感染拡大は収まる可能性が高いです。
ただ、その対策をしたとしても、免疫力が低いままの人というのは、どうしても出てきてしまうので、こういった人は自粛してもらったり、感染予防対策を行ってもらう必要はあります。
また、免疫力をいくら高めていても、一度に大量のウイルスが体内に入ってくると、発症してしまう可能性があるため、ある程度は感染にも注意をする必要があります。
例えば、家族内でコロナと気づかず、風邪と思っていた人の看病をしていると、その人から大量のウイルスをもらってしまうことになり、看病している人の免疫力が高くても、発症してしまう可能性が高まります。
風邪のような症状が出ている人と接する場合は、ウイルスが大量に体内に入ってくる可能性があるため、免疫力が高くても注意をする必要があります。
外出していて、何らかの原因でウイルスが大量に人体に入ってくる可能性もありますので、やはり手洗いやうがいは随時行った方が良いです。
基本的に感染経路は、口や鼻からなので、こまめにうがいをすることは、非常に有効です。
こまめにうがいをするのが難しい場合は、お茶などを一口で良いので、こまめに飲むようにしましょう。
お茶には殺菌作用があるので、ウイルスにも効果的ですが、お茶でなくとも水分であれば、口や食道に付着したウイルスを胃に流すことができます。
こまめというのは、20~30分おきくらいが理想です。
そんなに頻繁にできないという人は、なるべく意識をして、できる時にうがいをするか飲み物を飲むようにしましょう。
冬になると、日本は乾燥してきて口や喉が乾きやすいですが、口や喉が乾燥しているとウイルスが付着しやすくなります。
乾燥を防ぐ意味でも、こまめにうがいをするか飲み物を飲むということが効果的なのです。
免疫力の高め方については、他の記事にも書いているので、そちらを参照していただければと思いますが、免疫力というのは高くなったり低くなったりするものなので、常に免疫力の維持を意識するようにしましょう。
特に、仕事が忙しいなどで、時間に追われるようになると、食生活や睡眠時間が乱れたり、ストレスが溜まりやすくなるので、免疫力低下につながります。
仕事などが忙しい時ほど、免疫力の維持を忘れないように、常に意識しておくようにすると良いと思います。