新型コロナウイルスについて8
前回に続き、新型コロナウイルスについて色々と検証してみたいと思います。
■ウイルスと戦うということ
分かっていない人が多いようですが、ウイルスと戦うということは、免疫力でウイルスに打ち勝つことです。
つまり、感染してしまった時に、免疫力によってウイルスを退治するということです。
マスクや外出規制で感染予防することは「逃げ」であり、逃げている限り、勝つことはできません。
この方法では、一生ウイルスから逃げ続けなければならないとうことになります。
しかし、免疫力によってウイルスに勝つことができれば、もうそのウイルスを恐れる必要はないのです。
戦国時代で例えるなら、自分の頭脳が自国の戦国大名、自分という体が国、免疫細胞が自国兵、ウイルスが敵兵となります。
「腹が減っては戦はできぬ」の言葉通り、自国兵に食料(発酵食品など)が必要です。
そして、自国兵を訓練(適度な運動)して敵兵に備えておかなければなりません。
もちろん、兵たちにも休息(十分な睡眠)も必要です。
自国兵にも規律(規則正しい生活)が必要ですし、士気を高め(ストレスレス)てやる気を維持しなければなりません。
今回の敵兵は非常に機動力(感染力)が高く、籠城(外出自粛)や、砦(マスク)などに頼って逃げ続けていても勝つことは不可能です。
逃げ続けていては、自国兵がどんどん弱くばかりで、いずれは敵兵に攻め込まれてしまいます。
しかし、敵兵自体はあまり強くないため、自国の兵を強く保っていれば、簡単に撃退できるのです。
すでに弱体化している国(高齢者や病気持ちの人)は、滅亡(死亡)の危険がありますが、そういった危険な国でも兵を鍛えさえすれば勝つことができるはずです。
免疫力というのが、健康診断などを行っても数値として表示されることがないので、分かりづらいのですが、もし数値化するとしたら、例えば100をMAXとした場合、50以上の人は感染しても無症状で収まり、10~50の人は発症してしまうものの軽症で済み、2~10の人が重症化してしまい、2以下の人が死亡するなど、数値化することができれば、免疫力の重要性が多くの人も理解できるのかもしれません。
割合的には恐らくその程度ですので、免疫力の平均が80としても、ほとんどの人が無症状で終わるということになるのでしょう。
この免疫力が50以下にならないように、キープしておく必要があります。
この免疫力の平均値が、欧米の人たちでは低くなっているために、発症率や致死率が高いのかと思われます。
他国と日本との感染拡大の差の説明としては、例えば20人のグループの中に、一人だけ感染者がいてウイルスをばらまいてしまった場合、欧米人はそのうちの3人が発症してまた感染を拡大してしまいますが、日本人は20人中1人しか発症しないために、感染拡大のスピードが遅いという感じなのかと思います。
発症しなかった残りの人たちは、感染したものの、免疫力によって無症状でウイルスを抑え込んだということです。
免疫力が著しく低い人は、コロナに感染すると生き残れないということになりますが、免疫力が低い人はコロナに感染しなくとも、インフルエンザやがんなど他の病気で死ぬ可能性も高いのです。
免疫力は、自分の命を守るためにあるということは肝に銘じていただきたいです。
■免疫力の違い
アメリカでは感染者数が世界一となり、致死率も非常に高くなっています。
やはりアメリカ人の免疫力はあまり高くないと考えられます。
最近はアメリカ人にも健康志向の人たちが増えてきてはいますが、肉中心の食生活をしている人も多く、あまり健康的な食事とは言えません。
発酵食品もピザのチーズくらいで、積極的に発酵食品を摂取しているとは言い難いと思います。
それに加え、アメリカの保険のシステムにも問題があります。
日本とは違い、保険が強制ではなく、貧困層が発症してしまった場合に、治療費がどうしても高額になってしまい、十分な治療を受けられないという人も出てしまったのかと思われます。
ただ、日本でも発症してしまった人が救急車を呼んでも、病院側で受け入れを拒否されることも多く、たらい回しにされたり、あげくそれほど重症ではないので、自宅療養をさせられるというケースも多くあるようです。
そのため、最近は自宅でコロナによる死亡が確認されたり、路上でコロナ感染者が死亡するという事例も発生しているようです。
他国ほど感染爆発しているわけではないのに、すでに医療崩壊が起きているような対応のようにも見えます。
まぁ、それでもやはり欧米ほどは感染者が少ないのは、日本人の免疫力が高いということになるのでしょう。
イギリスではコロナ以外の死亡者が増えているという報道もありました。
医療崩壊が起きたということもあるかもしれませんが、他の病気になる人が増えたというのも間違いないでしょう。
これについては、やはり外出規制の影響と考えられます。
外出規制によって、人間を家に閉じ込めてしまうと、当然運動不足になりますし、座る時間が長くなることによって血流が悪くなったり、日光に浴びる時間が減ったり、ストレスが溜まるなどがあり、免疫力が低下します。
免疫力が低下すれば、病気になりやすくなるので、コロナに感染しなくとも、他の病気を発症したり、もともとの病気を悪化させやすくなります。
また、スウェーデンではロックダウンを解除し、集団免疫の獲得を目指しましたが、死亡率が上がったという結果が出ているようです。
これは、外出規制をしたことにより、人々の免疫力が低下したからに間違いありません。
集団免疫を獲得するには、まず国民全員の免疫力を底上げする必要があります。
日本でもコロナによる死者数が増えているようですが、外出規制によって多くの人の免疫力が低下したことが原因かもしれません。
重症者数と死亡者数は外出規制による免疫力低下で、今後も増えてくる可能性があるので注意が必要です。
この結果からも、外出規制がいかに愚かな政策であるかが証明されていると言えます。
感染者を0にできない上に、経済を停止させて人々の生活を壊し、人々の免疫力をも低下させてしまって死者を増やしているということです。
さらに、今後外出規制を解除すれば、その後に感染爆発する恐れがあり、外出規制を解除するのが難しくなってしまっています。
「逃げ」ではなく、ウイルスと戦って勝利する必要があるということを再認識していただきたいと思います。
そのために、免疫力を上げる方法が確実にあるわけですから、その方法を全国民にメディアを通じて教えるというのがベストな方法でしょう。
■ケガの功名
今回のコロナ騒動は、イヤな面ばかりが目立ちますが、このコロナ騒動によって、良くなった面というものもあります。
まず、オンラインによる仕事や授業が少し普及したという点です。
他国では普通になりつつありますが、日本ではまだまだリモートワークやオンライン授業というのは普及していません。
今回の外出規制によって、リモートワークが爆発的ではありませんが少し普及し、オンラインによる授業というのも検討され始めています。
中でも動画の授業というのは、意外とメリットが大きいものがあります。
動画の授業というのは、オンライン授業ではなく、授業を動画ファイルとして、各生徒がいつでも見れるようにしたものです。
動画を見るスケジュールを決めておいて、その通りに動画を見てもらい、課題を出しておけば理解度も確かめることができます。
タブレット端末に動画ファイルを入れて、各家庭に貸し出せば、家庭にネットワーク環境やIT機器がなくても家で学習できます。
動画なので、学校側も一度授業を撮影すれば、何度も同じ授業を行う必要がないというメリットもあります。
また、通常の教室で行う授業では、生徒の集中力が切れて聞き逃してしまったり、眠くなってウトウトしてしまうということが少なくないと思いますが、動画の授業の場合は、そのようなことがあっても、戻してもう一度見ることができるのです。
さらに、一度見ても理解できなかった場合は、もう一度動画を最初から見直すことで、理解を深めることができます。
動画なので、中断してトイレに行ったりしても、ちゃんと続きから見ることができます。
もちろん、サボる生徒も出てきてしまうので、リモート接続して状況を聞いたり、進捗を管理するなどの工夫は必要ですが、このようなメリットがたくさんあるのです。
ただ、学校は授業だけではなく、友達との交流や部活動、体育などもありますので、オンラインのみというわけにはいきません。
なので、早く休校要請を解除してあげた方が良いとは思います。
リモートワークについても、通勤時間や満員電車に苦しむことがなくなったり、セクハラやパワハラが減るなどのメリットがあるかと思います。
家で仕事ができるのであれば、こちらの方が全然良いという意見も多数挙がっています。
仕事の方も、サボらないように管理をきちんと行う必要はありますが、結果を出してくれれば、時間を自由に使って良いという会社は、欧米には多く存在しています。
まぁ、これについては、欧米が成果主義であり、成果を出せなかった社員は簡単にクビや減給にできるという違いがありますので、日本では同じようにできないかもしれませんが、良いところはどんどん吸収していくと良いと思います。
それと、もう一つコロナによるケガの功名として、二酸化酸素排出量が減ったというのがあります。
多くの先進国が外出規制したことにより、会社で使う電気量が減ったのと、工場などから排出される二酸化炭素量が減ったという要因があるのかと思われます。
これのせいか、たまたまなのかは分かりませんが、地球温暖化している昨今と比べると、今年は少し気温が低いように思います。
また、中国などでもいつもより空がきれいだという報告があったり、地球温暖化によりいなくなった動物が帰っているというネットニュースもありました。
もし、このまま外出規制が続けば、今年は地球温暖化による猛暑が少し和らぐかもしれません。
いかに人間が地球温暖化を進めてしまっているかということが分かるかと思います。
他にも、現金は接触感染のリスクがあるということから、キャッシュレス化も見直されています。
日本ではかなりキャッシュレス化が遅れていますが、これを機会に普及していってほしいものです。
コロナのニュースはネガティブなことばかりで、気が滅入ってしまいますが、このようなメリットもあるということも知ったおいた方が良いかもしれません。
早く新型コロナウイルス発生以前の人間社会に戻ってほしい。
俺は何一つ、その時点からの社会の変化を望まない!