新型コロナウイルスについて7

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前回に続き、新型コロナウイルスについて色々と検証してみたいと思います。

 

■外出規制はいつまで続くのか

欧米諸国や日本でも外出規制が続いています。
このまま外出規制が解除できないのではないかという心配もあります。

ここまで感染が拡大してしまうと、もはやウイルスが0になることがなく、感染拡大が収まってきたからと言って、外出規制を解除すると、再拡大する恐れがあります。

また、欧米では外出規制をしてから1ヶ月以上も経っていますが、感染者は未だに出続けています。
増加の数は鈍化したとは言え、これだけの感染者を出しているということは、外出規制の効果は低いと考えられます。

家庭内感染もあるとは思いますが、買い物や診療などの必要最低限の外出であっても、感染のリスクがあると思われるためです。
人と人との接触を避けても、ウイルスが付着した何かに触って家に持ち帰り、そこから感染するという可能性もあると思われます。
もしくは、全てを宅配などで生活するようにしも、宅配されたものにウイルスが付着していたというケースもあるのかもしれません。

つまり、外出規制をいくら頑張っても、ウイルス感染のリスクが常にあるということです。
でなければ、あれだけ日本よりも厳しい外出規制をしている欧米諸国で感染者が出続けるわけがないのです。

アメリカの州の一部で感染者数があまり出ていないところでは、外出規制を解除しろというデモも起こっていますが、このまま外出規制を続けていると、暴動に発展する可能性もあります。
経済的に生活が困難な人々が不満を持つのは当然と言えるでしょう。
暴動で済めばまだ良いですが、これが内乱戦争という形になる可能性もないとは言えません。

ヨーロッパでは手厚い経済補償金が出ている国が多いため、あまり不満は出ていないようです。
それどころか、仕事をしなくても生活ができるので、ずっとこのままで良いという人たちも多いようです。

しかし、国の財源は無限ではないので、このまま外出規制を続けていれば財源が枯渇し、経済補償金も出なくなるでしょう。
そうなると、アメリカと同様、デモや暴動に発展する可能性も高くなってきます。

このヨーロッパの各国の財源の危機感から、抗体検査を実施し、なるべく早い外出規制の解除を目指そうとしているようです。

 

■抗体検査

ヨーロッパで抗体検査を実施し、公表している感染者数の50~75倍の人数が抗体をすでに持っているというデータが出ました。
また、アメリカのニューヨーク州での実施結果は、感染者数の10倍以上の人が抗体を持っているとのことでした。
これの意味するところは、やはり無症状感染者が非常に多く、その致死率はかなり低いということでしょう。

もしかしたら、インフルエンザウイルスなどよりも致死率は低いのかもしれません。
ただ、感染力が異常に高いために、感染者数が爆発的に増えてしまい、分母が増えればそれだけ死亡する人も増えてしまったということなのでしょう。

抗体検査はPCR検査よりも簡単で、PCR検査は鼻の奥の粘液を採取して、検査も検査員が判定する必要がありますが、抗体検査は血を数滴抜き取って、抗体があるかどうかを調べるだけなので、時間もそんなにかからないということです。

日本でも抗体検査を早い段階で実施するということのようですが、私としても早く行ってほしいと思います。
そして、抗体を持っていると分かった人から順番に、普段通りの生活に戻してほしいです。

抗体を持っている人は、恐らく無症状感染者が免疫力によって、発症せずにウイルスを完全に抑えたので、普段通りの生活をしてもらって問題ないと思われます。
また、抗体を持っているかを区別するために、ステッカーなども配布すると良いと思います。

これを行っていくことで、通常の経済活動に少しずつ戻していくことができるかもしれません。
免疫力が強い人は、ウイルスに打ち勝てるわけですから、健康な人まで今回のウイルスで経済活動を止める必要はありません。

現在は、マスクをしてないだけでも白い目で見られ、健康な人にとっては非常に生活しづらい状況が続いています。
抗体検査を実施して、抗体を持っている人が増えていき、少しずつ生活を元に戻していけば、感染拡大を抑えて、ウイルスを鎮圧することができるかもしれません。

 

■マスコミのニュース

最近、ニュースを見ていると、やたらと外出自粛しろと連呼され、非常にうんざりしています。
私はもともとあまり外出することはない生活を送っていますが、ほとんどの人は外出自粛を続けていると、ストレスも溜まりますし、日光に当たらなければ免疫力も落ちてきてしまいます。

また、運動不足にもなりますし、気が滅入ってしまう人も多いと思います。
ウイルス対策には、外出自粛は逆効果なのです。

にも関わらず、この時期に外出するなんて悪だとするような風潮が恐ろしく思います。
また、どこかの専門家が、何も対策をしなければ40万人以上が死亡するなどと言っていた人もいましたが、何も対策をしないわけがありませんし、そもそも日本人は免疫力が高いので、そんなに死ぬことは有り得ません。

マスコミや専門家は、必要以上に国民を脅して、外出自粛をうながしているように見受けられます。
上でも書いたように、外出規制では感染拡大の増加を鈍化させることはできても、拡大自体を止めることはできないと欧米の結果で出ています。

「正しく恐れましょう」と言っていたニュースキャスターなどの人たちまでもが、必要以上に恐れて、とにかく自宅にいろということを連呼し、全国民を脅しているように思います。

何度も書いていますように、今回のウイルスはほとんどの人が無症状もしくは軽症で済むわけですから、そういった人たちには通常の生活をしてもらって構わないのです。
にも関わらず、今回のコロナウイルスが死のウイルスという印象を植え付け、国民のほとんどがパニック状態になっているようにも思えます。

こういった恐怖の植え付けが、感染者に対する差別を生み、暴動などへ発展する可能性が出てきてしまいます。

芸能人なども言っているような
「頑張って自宅にいましょう」
などのセリフには、非常に違和感を感じます。

私が皆さんに一言だけ言わせていただくとすれば、次の言葉です。
「頑張って免疫力を高めてウイルスと戦いましょう」

 

■ウイルスと免疫力

フランスの研究で、今回のコロナウイルスを60度で1時間熱し続けても、生き残ったという結果が発表されました。

これは新事実で、非常に脅威ではありますが、ある程度予測はできていました。
と言いますのは、赤道付近の暑い地域や、夏である南半球でもウイルス感染が確認されていたからです。

この結果から、感染してしまった人が40度ほどの高熱を出したところで、ウイルスは殺せないということになります。
ただ、熱が出るのは、高温でウイルスを殺すためだけでなく、免疫力を高めるためでもあります。

ほとんどの人間は体を温めた方が免疫力が高まるため、40度の熱を出して体温を高めることで免疫力を高めようとしているのです。
なので、高熱が出るのは無駄ではありません。

また、北半球はこれから夏になりますので、気温でウイルスの活動は緩まない可能性はあるものの、人間の免疫力が高まりやすくなることによって、ウイルスの活動を弱めことができると考えます。
もちろん、感染がかなり拡大しているので、もはやウイルスが0になることはないとは思いますが、夏の間は感染拡大が少し収まってくる可能性は高いと思います。

免疫力を高めるための補足ですが、ビタミンDも免疫力を高めることができるとのことです。
ビタミンDは、サーモンやキノコ類に多く含まれますが、日光を浴びることでも体内でビタミンDが生成されます。
このことからも、なるべく外出した方が免疫力を高めると言えるでしょう。

免疫力によって致死率を下げることができます。
ドイツでの致死率が低いようで、「ドイツではなぜ致死率が低いのでしょうか?」という問いに対して、「政府の封じ込めがうまくいったからだ」と答えている人がいましたが、それは感染拡大を抑えた理由であり、致死率が低い理由ではありません。

致死率というのは感染者数に対してどのくらいの人が死んだかの割合です。
最初の国内の感染拡大は政府が抑えるものかもしれませんが、すでに感染してしまった人が死ぬかどうかは、免疫力の問題となります。

ドイツの致死率が低い理由については、私も正確には分かりません。
想像するに、ドイツではビールを水代わりに飲む人が多いのですが、ビールも一応発酵食品であるために、免疫力が高まっているのかもしれません。

ただ、紅茶をよく飲むイギリスや、チーズの摂取が多いと考えられるイタリアでは致死率が高いので、これについてもなぜなのか分かっていません。
紅茶やチーズも発酵食品ではあるので、免疫力が上がるはずではあるのですが、紅茶やチーズでは免疫力の増強効果が弱いか、摂取する人が少なくなっているなどの可能性はあります。

この辺りは謎があるままではありますが、もちろん免疫力を高めたり、低くしてしまう要素は発酵食品だけでなく、他にも様々な要因があるため、今後も検証を続けていきたいと思います。

いずれにしても免疫力を高めることは、今の時期に最も大切なことです。
皆さんも、意識して免疫力を維持するように努めていただければと思います。

 



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