新型コロナウイルスについて5

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前回に続き、新型コロナウイルスについて色々と考えてみたいと思います。

 

■緊急事態宣言は効果があるのか

先日、日本に緊急事態宣言が出されました。
これについて様々な意見が飛び交っていますが、やはりやるならもっと早い段階で出せばまだ効果はあったと思いますが、感染拡大してしまっている現段階で緊急事態宣言を発したところで効果は薄いかと思われます。

もっと早い段階というのは、その1ヶ月以上前の2月もしくは3月上旬くらいなら、まだ感染がそれほど広まっていなかったため、効果はあったとは思います。
ただ、何度か書いておりますように、東京オリンピックのせいでPCR検査を行わないという隠蔽措置をとられていたため、それもできなかったと考えられます。

緊急事態宣言が発せられると、各都道県知事が業務の休業要請を出すことができるようになります。
あくまで要請ですので、強制力も罰則もないようですが、これによって人が集まることを避けたり、人の外出を自ずと制限させることができるということです。

ただ、私の意見としては基本的に厳しい外出規制には反対です。
このような措置は、経済に大きく打撃を与え、倒産する企業やお店が出てきて、それによって職を失ってしまう人がたくさん出てきてしまいます。

欧米諸国では、経済補償金が出るところも多いため、今のところはそれほど問題にはなっていませんが、日本の場合は、大きく収入が減った世帯や企業、フリーランスに30万円を給付するということのようで、一見十分な経済補償金のように見えるかもしれませんが、深刻な打撃を受けた人や企業には少ない額ですし、条件が非常に厳しく、実際受け取れる人は全国民の数パーセントといったところでしょう。

これも検討段階でのようですし、経済救済金についても検討されているようです。
しかし、以前も書きましたように、自民党政権では財源がなく、マイナンバーを活かすといった知恵もないため、国民全員に多額の一時金や、年収の低い国民だけに経済補償金を出すといった措置ができないと思われます。

感染拡大しきった都道府県に緊急事態宣言を出しても、感染の拡大自体は減らすことはできるかもしれませんが、完全に抑えることはできず、経済に打撃を与えるだけになると思われます。
この経済的打撃によって収入がなくなり、自殺者なども出てくると思われますが、テレビのニュースでもあまりそちらの問題を取り上げることが少ないように見受けられます。

つまり、コロナウイルスに感染していない人や免疫で打ち勝った人たちが、政府に殺され始めているということです。
日本の自殺者数は毎年何万人も出るほどで世界でも多い方ですが、この政府対策のせいで自殺をした人が増えたとしても、因果関係が不明とされる場合が多いため、問題として取り上げられていない可能性があります。

コロナで死ぬ人を救うために、健康な人を殺しても良いのでしょうか?

このままでは医療崩壊のみならず、経済崩壊も始まってしまいます。
コロナの感染拡大を防ぐという目線では、外出規制しろということになるのかもしれませんが、これのせいで経済的にもっと大勢の人が苦しんでいます。

外出自粛しろとだけ言っている人は、もっと視野を広げて社会や経済、未来、政府の財源など総合的に考えるべきでしょう。
マスコミの方にももう少し、経済的打撃を受けているお店や企業を報道していただき、現状をお伝えいただきたいと思います。

 

■どうすれば良かったのか

コロナ対策については、何度も書いているように、外出規制をするのは高齢者や喫煙者、重い持病持ちなどの重症化しやすい人たちにとどめ、国民全員に免疫力を高めるように訴えかけるべきだと私は思います。

重症化しやすい人は、家庭内感染も警戒していただく必要があります。
ウイルスが付着された可能性があるものには触れないという注意が必要かもしれません。

感染してしまった人であっても、免疫力を高めることは必要です。
免疫力の高め方は色々あるとは思いますが、政府はマスコミやインターネットなどを通じて詳しく公表すれば良いでしょう。

これによって、感染自体を防げなくとも、重症化率や死亡率を低下させることができ、医療崩壊のリスクも減らすことができるはずです。
感染を防ぐことよりも、重症化を防ぐ方が重要で、国民全員の免疫力が高まれば、感染拡大も抑えることができると思います。

必ずしもそうなるとは限らないかもしれませんし、全世界の人たちの免疫力を高めるというのは、口で言うほど簡単なことではないかもしれませんが、免疫力を高める努力をするというのは決して無駄にはならないかと思います。

もともと日本人は免疫力が高い人が多いので、感染が拡大のスピードがゆっくりだったのかと思われます。
今までの記事で書いてきたように、味噌や納豆などの発酵食品をよく食べる習慣があるため、免疫力が高い日本人が多いということなのかもしれません。

また、韓国でも検査数を大幅に増やして、感染者数が増大したにも関わらず、死亡者数はそれほど多くありません。
韓国人はキムチを食べる習慣があるため、この発酵食品が免疫力を高めていると私は考えています。

感染しても無症状であれば、免疫力によって抑えられているということですので、それ以上他の人に感染させるリスクはかなり低くなるはずです。
ただし、発症してしまった人は、その前段階の潜伏期間中に感染を広めていた可能性が高く、これが感染拡大の要因と考えられます。

つまり、感染しても自分の免疫力によって無症状で済む人が増えれば、感染拡大を抑えることができるということです。
このメリットは、一度感染して無症状で終わっているので、新型コロナウイルスの抗体も作られているということです。

体内で抗体ができていれば、基本的に二度感染することはありません。
ただ、抗体がなくなることはあるようですし、コロナウイルスも何種類かあるという説もありますので、抗体があったとしても、二回コロナウイルスに感染する可能性はありますが、こういった抗体を持つ人が増えれば、感染拡大を抑えることができるということです。

また、治療薬などで強引にウイルスを抑え込んで、PCR検査で陰性となった場合、十分な抗体ができずに、再発するケースもいくつか出てきているようですので、やはり免疫力の高さが必要ということでしょう。
免疫力が高ければ、きちんと抗体を作ることができ、同じウイルスに感染する可能性は極めて低くなるのかと思います。

しかし、外出規制などの感染拡大を予防するやり方では、まだ感染していない人たちは抗体ができているわけではないので、ウイルスが収まったと思って外出規制解除した後に、また感染が広まる可能性が残されているのです。
それに、外出規制により感染者数は減ってくるとは思いますが、感染の収束には時間がかかると思いますし、経済的打撃が深刻となります。

もはや、日本国内では感染も拡大してしまって、東京でも外出自粛と緊急事態宣言も出されてしまい、手遅れではありますが、免疫力を高めること自体は、常に必要なことですので、皆さんも免疫力の維持に努めていただければと思います。

 

■マスクは効果があるのか

マスクについても賛否両論があり、このサイトでも効果について少し触れましたが、マスクについては、やはり感染自体は防げないものの、自分が感染をしていた場合に、感染を広げるのを防ぐ効果はあるということのようです。

つまり、発症前の潜伏期間中の人が、一番ウイルスをばらまいていると思われるのですが、本人も気づいていない段階のため、こういった人がマスクをしていれば、感染拡大のリスクは減らすことができるということです。
自分が感染して潜伏期間中かどうかが分からないため、国民全員がマスクをするというのが、感染拡大の予防になるということです。

私としては、国民全員が免疫力を高めてくれれば、マスクも不要とは思いますが、なかなかそれは難しいので、やはりマスクというのはしておいた方が良いのかもしれません。
日本人の感染拡大スピードが緩やかなのも、マスクのおかげだという意見もあり、私も一定の効果があるとは思います。

ただ、マスク不足も続いていて、政府は全世帯にマスクを配るとは言っていますが、国民全員にマスクをさせるというのも難しいと思いますし、家庭内ではマスクをしないと思われるため、家庭内感染を防ぐのは難しいでしょう。

また、マスクが有効というのは、基本的に空気感染をしているからなのではないかとも思います。
今回のウイルスは、飛沫感染、接触感染、エアロゾル感染までは確認されていますが、誰も空気感染をするとは報道していません。

空気感染は、人の呼吸から他の人の呼吸へ感染することです。
コロナについての最初の記事で空気感染の可能性もあるのではないかと書きましたが、やはり空気感染しているという前提で考えた方が良いのでしょう。

国民のパニックを避けるために、空気感染については誰も触れていないのかもしれませんが、ここまで広まってしまうと正確な情報を出した方が良いとは思います。

私としてはマスクに頼るよりも、免疫力を上げた方が良いとは思いますが、重症化しやすい人への感染を防ぐというためには、効果がないわけではないと思いますので、必要と思われるのであれば、マスクをしていただければと思います。

 

■総合的に考える

テレビの報道番組を見ていても、感染者数のグラフばかりを出していて、他のデータはあまり出されません。
東京都は1,300万人以上もいるのに、感染者数が1日100人前後というのは、感染がほとんど広まっていないように見えてしまいます。

しかし、実際の感染者は、無症状や軽症で自力で治す人など、報告がない人もいますし、PCR検査自体もあまり増えていないので、実際は都内だけでもすでに何十万人も感染者がいると思われます。

でなければ、感染者数だけを見ただけでは、それほど騒ぐほどではないということになってしまいます。
にも関わらず、その感染者数のグラフだけを見て、コメンテーターや専門家も意見しているのに、違和感を感じざるを得ません。
ただ、日本人は免疫力が高いために、感染者数の割に重症患者として病院に運ばれる人が少ないと考えられます。

情報を正確に把握するには、テレビの情報のみでなく、ネットニュースも見るようにしましょう。
ネットニュースの方が、正確な情報が報じられている場合も多いものです。

ただし、ネットニュースにはフェイクニュースやデマも流れる場合があるので、注意してください。
また、ネットニュースは、自分から情報を取りに行くので、自分の都合の良いニュースしか見ていないという可能性があります。
つまり、自分の意見と同じ考えのサイトなどばかりを見てしまうということをしてしまっているということてず。

そうなると情報が偏ってしまって、正しい判断ができなくなりますので、自分とは考えの違う記事などもきちんと読むようにしましょう。
そういった情報を集めて、総合的に判断するようにすれば、より良い対策が取れるかと思います。

しっかりとウイルスを分析した上で、対策を考える必要がありますので、テレビやインターネットなどの情報を集めて、総合的に考えていくようにしましょう。

 



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