新型コロナウイルスについて4

0 Comments


前回に続いて、新型コロナウイルスについて色々と検証してみたいと思います。

 

■日本人は免疫力が強い?

東京では、東京オリンピックが開催予定だったために、PCR検査しないという隠蔽が行われていました。
そのため、東京で2月から感染拡大していたにも関わらず、データ上は感染者数が増えていないので、都民は対策を油断してしまって、さらなる感染拡大を招いてしまったようです。

ただ、検査数が少ないので正確な情報は分かりませんが、欧米諸国の感染爆発よりは、感染の拡大が緩やかのように思います。
しかし、まだこれからさらに拡大する恐れもありますので、油断はしないようにしてください。

では、なぜ欧米諸国に比べて、日本の感染爆発のスピードが緩やかなのでしょうか。

これについては、調べても分からないという意見が多いですが、前回も書いたように、日本人は味噌や納豆などの発酵食品をよく食べる習慣があり、免疫力が高いからと考えています。
免疫力が高ければ感染しても、重症化する確率は下がりますし、感染しても無症状で治まる確率も高まります。

ヨーグルトや納豆がコロナウイルスに効くというデマがSNSで広まっているというニュースがありましたが、これはデマではないと考えております。
恐らく、SNSで拡散している人やニュース番組のキャスターやコメンテーターは、ヨーグルトや納豆がコロナウイルスを治療する情報だと勘違いしているのではないでしょうか?

以前からも書いておりますように、ヨーグルトや納豆などの発酵食品は、免疫細胞のえさとなるため、免疫力増強につながります。
なので、日頃からこういった発酵食品を食べていると免疫力が高まるのは間違いありません。
もちろん、発酵食品が直接コロナウイルスを退治するわけではありませんので、即効性があるわけではありません。

しかし、日頃から食することで予防につながりますし、感染してからでも、こういったものを食べて免疫力を高めることは、時間はかかりますが治癒にも有効かと思います。
ただ、発酵食品だけを食べていれば免疫力が高まるので安心というわけではなく、その他のバランスの良い食事や、適度な運動、睡眠時間の確保、規則正しい生活、ストレスレス、体温を保つなどの生活を心がけていなければ、免疫力の低下につながることもありますので、注意が必要です。

また、ネット情報で日本国内のPCR検査陽性率のデータでは、外国籍の人が50%を超えていたというニュースもありました。
これは、日本人が免疫力が高いという証拠になるのではないでしょうか。

当然、免疫力が高くても、感染はします。
ただ、免疫力が高い人は無症状、もしくは少しひどい風邪程度の症状で治まるため、検査されない場合が多く、感染者数としてカウントされない人も多いと思います。

なので、これによっても正確な数値は分からないのですが、日本人の免疫力によって感染者数や重症者数を抑えられている可能性があります。

しかし、テレビのニュースなどでは、単に感染者数のみのデータしか検証していない番組も多く、こういったデータのみの分析ではあまり信用性がありません。
感染者数のデータのみを見るのではなく、PCR検査数や感染者の内訳のデータなども見比べていただきたいとは思います。

 

■なぜ重症化するのか

先日、タレントの志村けんさんが新型コロナウイルスにより亡くなりました。
私も彼が活躍した頃の世代ですので、非常に残念ではありますが、志村けんさんが亡くなったのは、過去の不摂生が大きな要因と考えられています。

志村けんさんは、晩年こそ健康に気を遣っていましたが、それまでは酒も大量に飲み、タバコも1日何十本も吸っていて、逆によく今まで生きていたなというくらい、ひどいヘビースモーカーだったとのことです。
このため、新型コロナウイルスで肺炎になった際に、健康な肺の細胞がほとんどないために、すぐに死亡してしまったようです。

イタリアやスペインでの死亡者数が多いのも、喫煙率が高いからという意見もあり、ヘビースモーカーの人は感染に気をつける必要があります。
これは、今禁煙をしていたとしても、過去にたくさん吸っていた人は、一度死んでしまった肺の細胞は回復することがないため、新型コロナウイルスに感染すると重症化や死亡する可能性が高いので、注意してください。

同様に、糖尿病や肺や血管等に障害がある人は、感染しないように注意する必要があります。
また、日頃の生活が不摂生という人は、重症化する可能性がありますので、感染に気をつけてください。

若い人や子どもでも、重症化や死亡するケースが、少ないですが出てきています。
逆に、高齢者でも症状が軽くて治まる人もいます。

この重症化・死亡するか、軽症・無症状で済むかの分かれ目は何でしょうか?

この問いには、やはり免疫力という回答しかないと思います。

免疫力は若い人ほど高く、高齢者になるほど衰えてはきますが、免疫力を高く保つことで、ウイルスに感染したとしても、軽症または無症状で済む確率が高くなるということです。

子どもの免疫力は形成途中で、幼い子どもほど免疫力が低い可能性もあり、今後子どもの重症化も増えてくるかもしれませんので、お子さんをお持ちの方には気をつけた方が良いでしょう。

また、BCG予防接種が新型コロナウイルスの予防に有効なのではないかという意見も出てきています。
これは、BCG予防接種を行っている国ほど、感染者数が少ないという統計データに基づいたものです。

これについては私も分かりませんが、BCGで予防している菌と新型コロナウイルスの性質が似ていて、同じワクチンが有効という理論なら説明ができるとは思います。
BCGは日本でも実施していますが、世代によってはやっていない世代もありますし、一概に有効かどうかもまだ分かりませんが、まだ打っていないという国や世代には、ダメ元で打っておくというのも良いのかもしれません。

 

■若者が感染をばらまいているのか

自治体などの会見で、無症状の若者が感染を広めていると言っているのを聞きますが、これは本当にそうなのでしょうか?

確かに無症状の人が広めている可能性は0ではないと思います。
無症状の若者なら、気づかずに元気に外で集まったり遊んだりしてしまうので、感染を広めているということなのでしょう。

ただ、無症状の人が感染を広める可能性は低いかと私は思います。
なぜなら、無症状の人は、咳やくしゃみをあまりしないからです。

そもそも、発症前の潜伏期間の感染者も広めていますし、感染者が風邪気味だと思って外に出ている人の方が、感染を広めている可能性が高いです。
こういった人の方が、咳やくしゃみをすることが多く、これによって広めている可能性が高いのではないでしょうか?

直接咳やくしゃみから感染しなくとも、これらの飛沫が手につき、その手で色々なところに触るので、接触感染が起きている可能性が高いです。

感染しても無症状の人というのは、免疫力が高く、ウイルスを体内で抑え込んでいるのです。
しかし、発症してしまった人は、体内でウイルスが爆発的に増大し、それを周囲にばらまいている可能性が高いのです。

むしろ、無症状の人たちがその免疫力によって感染拡大を食い止めているとも考えられます。
それを、さも無症状の若者が感染をばらまいていると言うのは、若者がかわいそうに思います。

無症状の若者が感染をばらまいていると自治体などが言っているのは、感染経路がすでに特定できないため、その言い訳のために言っているのではないでしょうか。
データ上でも、発症者と無症状感染者では、他の人に感染させるリスクはほとんど変わらないという数値が出されていましたが、感染者が発症する前の潜伏期間中に感染を広めたケースも無症状感染者に含まれていると思われるため、データの信用性が低いと考えます。

今は緊急自体ですので、言い訳などしている場合ではなく、ウイルスの特性などをしっかりと分析して、正しい情報やデータを伝える必要があります。
政府や自治体は、これを肝に銘じてください。

 

■外出規制による経済への影響

すでに、各国で外出規制をしてしまっているので手遅れではありますが、以前からも書いておりますように、外出規制をすると経済への悪影響が大きく、それによって健康な人たちまでが経済的に壊滅しつつあるという人が出てきています。

外出規制は、国民全員にさせるのではなく、高齢者や重い持病を持つ人のみに限定すべきでしょう。
こういった人たちには、家族との接触も避けてもらう必要があります。
それと同時に、国民全員に免疫力を高めるように訴え続けましょう。

医療崩壊が起きてしまうと、死者がたくさん出るという指摘もあり、ごもっともではありますが、経済崩壊が起きた方がもっと死者が出てくる可能性があるのです。
医療崩壊を防ぐために、外出規制をして感染拡大を遅らせるという意味では有効かもしれませんが、だとしても経済的打撃が大き過ぎるため、上述した対策の方が良いとは思います。

また、外出規制をしても、ウイルスの感染拡大を遅らせているだけなので、いずれは感染爆発が起きてしまうかもしれませんし、この状態が長期化してしまうという問題もあります。
しかし、国民全員の免疫力を少しずつでも高めることができれば、ウイルスを封じ込めることができるはずですし、医療崩壊する可能性も低くすることができるかと思います。

欧米では、外出禁止令が出ても補償がある国が多いので、経済的な問題は大きくないかもしれませんが、日本では外出自粛要請が出ただけで何の補償もないので、経済悪化が深刻な問題となりつつあります。
日本では、今まで書いたように免疫力が高い人が多く、感染拡大を抑えられている可能性があるので、外出自粛するよりは、全員に免疫力をさらに高めるように促すのが有効かと思われます。

欧米は感染爆発が起こり、免疫力を高めると言っても一朝一夕にはいかないため、簡単なことではありませんが、やはり全世界の人々が全員、少しずつでも免疫力を高めることが最善策かと思いますので、そういった情報をどんどん発信していただきたいと思います。

 



関連記事

耳の老化を防ぐには?

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを投稿する

メールアドレスが公開されることはありません。メールアドレスを入力すると、返信があった時に通知されます。
※が付いている欄は必須項目です。

※コメント送信前に以下をご確認ください。

コメントは承認制になっております。
どんどんお気軽にコメントを投稿していただいても構いませんが、記事の内容と関係ないものは掲載されませんので、ご注意ください。
逆に、記事の内容に沿っていれば、どんな批判的なコメントでも受け入れさせていただきます。

私自身、未熟なことは重々承知しておりますので、批判的なご意見を書き込んでいただくのは大いに結構なのですが、どこをどう改善すれば良いか分からないコメントも多いため、できましたらどの部分がどういった理由でダメなのかや、改善策も述べていただけますと幸いです。