面白い雑学8

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前回に続き、面白い雑学を少しご紹介させていただこうと思います。

 

■口呼吸ができるのは人間だけ?

最近テレビの情報番組で、口呼吸できる哺乳類は人間だけというのを知りました。

人間は口と鼻、気管支と食道がX状に交差していますが、人間以外の哺乳類は、基本的に鼻と気管支、口と食道が交差しておらず、口で呼吸することはできないそうです。

そのため、人間以外の哺乳類は話すことができないということです。
舌を動かして話すためには、肺から気管支を通じて口から息を出す必要がありますが、気管支が口に通じていないと、うまく話すことができないのです。

鼻から息を出して、鳴き声くらいは出すことはできますが、舌を使って音を変えることができないので、人間のように話せるようにはならないということです。
なので、猿にいくら言葉を教えてもしゃべることはできないのかと思われます。

犬が舌を出してハァハァしているのは、体温を下げるために舌を出して鼻呼吸しているのですが、これが口呼吸に見えるだけらしいです。

ただ、人間にもデメリットがあり、口呼吸を続けていると、口が乾燥して病気になりやすくなったり、食事をする口と気管支がつながっているので、食べ物が気管支に入ってしまう誤嚥がおきてしまうことがあります。

話すという強力なツールを手に入れた代わりにこういったデメリットが発生したわけですが、メリットの方が大きいとは言えると思います。

 

■暗いところで本を読むと目が悪くなる?

暗いところで本を読むと目が悪くなるという話を聞いたことがある人は多いと思いますが、これは本当でしょうか?

答えとしては、直接的には関連性はないにしろ、間接的には目が悪くなる可能性は高いと思われます。

暗いところで本を読んでも、即座に視力が落ちるということはありません。
しかし、暗いとどうしても字が見えづらくなってしまうので、自然と本と目を近づけて読み続けてしまうので、これによって目のレンズが近くで固定されてしまい、視力低下の原因になります。

また、暗いと瞳孔が開いてより多くの情報を取り入れようとするために、疲れ目になりやすいというのもあります。
なので、なるべく本は明るいところで読むようにしましょう。

近くのものを見続ける時は、こまめに遠くを見るようにしましょう。
これは、近くで合わせていたレンズを、遠くを見ることで目のレンズを休ませることができ、視力低下防止になります。

遠くの緑を見ると視力回復するという話もありますが、これも厳密に言えば間違いです。
しかし、こまめに遠くを見るようにするなら、視力低下防止には有効になることもあります。

遠くのものを見れば視力が回復するわけではありませんが、近くで合い続けていたピントを遠くを見ることで緩和することができ、視力低下防止になります。
色に関しては、緑は心理的にリフレッシュ効果が期待できるので、目には良いと思われていただけのようで、緑色だから良いというわけではありません。

いずれにしましても、視力低下の大きな原因は、近くのものを見続けてしまうことが原因です。
近年はスマートフォンやPCなどを目の近くで見続ける人が多く、視力低下をまねいてしまいがちですので、身に覚えがある人は、こまめに遠くを見て目のレンズが固定されないように注意しましょう。

 

■毛を剃ると濃くなる?

毛を剃ると濃くなると言われますが、これは本当でしょうか?

答えは、毛が増えるわけではないが、濃く見えるのは本当ということです。

毛根から毛が生えてきた時は、毛先が尖っていますが、これを剃ってしまうと先端が角ばった毛が生えてくることになり、このせいで濃く見えるようになるということです。
しばらく放置しておけば、毛が抜けて生え変わり、これが生えてくればまた先端が尖った毛になるので、薄くなってくる可能性があります。

毛根によって耐えられる毛の長さが決まっていて、一定の長さになると毛が抜け落ちて新しい毛が生えてきます。
なので、基本的には体毛が無制限に伸び続けということはなく、ある程度の長さになると抜け落ちて新しい毛が生えるというのを繰り返すために、毛の長さが体の場所によってある程度決まっているのです。

ただ、髪の毛の長さは人によってかなりの個人差があるようで、女性で自分の身長より髪の毛が伸びたという事例もあるそうです。
大抵の人は一定の長さで抜け変わるのが普通だと思いますので、気にする必要はありませんが、毛の仕組みについては覚えておくと良いかもれません。

 

■笑いをこらえる時

笑うのを我慢する時はあまりないかもしれませんが、お葬式やプレゼンテーション中など、笑うのをこらえる必要がある時があるかもしれません。

私は、笑いを我慢するのに、ほっぺたの内側を噛んでいたのですが、これは止めた方が良いです。
と言いますのも、ほっぺたの内側を噛む癖があると、食事中にほっぺたを噛んでしまいやすくなるからです。

さらに、何度か噛んでしまうと口の中にしこりができ、食事中にほっぺたを余計に噛みやすくなってしまいます。
ひどい場合、このしこりが唾液の出口を塞いでしまい、閉塞性耳下腺炎になります。

実は私もこれをやってしまったのですが、耳の下に腫れができてひどい痛みがずっと続き、手術しない限りは治りません。
なので、ほっぺたの内側は噛まないように注意しましょう。

笑いを我慢する時は、爪を立てて手のひらや太ももなどを刺すと良いかもしれません。
痛みを与えたり、集中を分散することで笑いをこらえることができると思います。

手のひらに爪を立てるというのは、歯医者さんなどの痛みを耐える時に、痛みを分散させるという意味で有効な場合もありますので、覚えておくと良いかもしれません。

 



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