面白い雑学7

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前回に続き、面白い雑学を少しご紹介させていただこうと思います。

 

■催眠術は実際にある?

テレビなどでよく行われている催眠術ですが、これは実際に可能なのでしょうか?

結論を言うと、訓練をすれば可能のようです。
原理的には、以前金縛りのところでも述べたように、脳の一部を睡眠状態にして、意識は起きている状態にするということです。

運動を司る脳の部分を眠らせれば、身体が思うように動かないということになりますし、記憶を司る海馬を眠らせれば、トラウマなどの記憶が取り出せないので、苦手が克服できたりということができるようです。

味覚などを感じる脳の部分を眠らせれば、極端に酸っぱいものや苦いものも平気で食べさせるということもできると思いますが、こういった催眠術をテレビで見た方も多いと思います。

もちろん、簡単に催眠術をかけることはできません。
よほど訓練を積んだ人でないとできませんし、訓練を積んだ催眠術者であっても、催眠術がかかりにくい人がいることも事実です。

催眠術にかかりやすいか、かかりにくいかは、人に対する警戒心が高く、他人をあまり信用しない人はかかりにくいとか、疲れ気味や睡眠不足の人はかかりやすいということなのかもしれません。

また、悪用も可能な場合もあるので、よく知らない人に催眠術をかけてもらうのは控えた方が良いです。
しかし、催眠術で苦手を克服する催眠術療法のようなものもありますので、利用方法によっては良い場合もあるかと思います。

いずれにしましても、催眠術のことを理解しておくことで、悪用を防いだり、利用できたりしますので、覚えておくと良いでしょう。

 

■なぜ貝を耳に当てると波の音が聞こえるのか

耳に貝を当てると、波の音が聞こえると言われ、実際に音が聞こえたという経験がある方も多いと思います。

しかし、なぜ波の音が聞こえるのか、考えてみたことはありますでしょうか?

貝は海の生き物だからというのでは、原理的に説明できていません。
貝に録音機能はなく、波の音を記憶して再生しているというわけではないのです。

答えですが、あの音は、自分の血流の音だそうです。
耳付近に流れている血流の音が、貝を当てることで中で音が反射して、それが波の音に聞こえるということです。
貝以外でも、小さなお椀型の物でも、耳に当てれば同じような音が聞こえます。

まぁ、貝を耳に当てて波の音が聞こえるというのは、ロマンティックなのに、自分の血流の音だと説明すれと興冷めしてしまうということもありますので、あまり人には説明せずに、自分だけ覚えておく程度の方が良いかもしれません。

 

■ソフトウェアのバージョン

スマートフォンやPCのOSやアプリのバージョンで、1.0.0と、小数点のような書き方がされているのを見たことがあると思います。
実はどの部分の数字が上がるかで、意味が少し変わってきます。

基本的に不具合修正した場合や、軽微な機能修正の場合は、1.0.1と、3つ目の数字を上げることが多いです。
簡易的な変更や機能追加をした場合は、1.1.0と、2つ目の数字を上げ、マイナーバージョンアップと言われます。
大きく機能追加した場合は、2.0.0と、1つ目の数字を上げてメジャーバージョンアップと言いますので、覚えておきましょう。

以前、映画のタイトルで、2.0のように小数点が使われたことがありましたが、これは少し不自然です。
2.0としてしまうと、マイナーバージョンアップである2.1があり得るということになってしまいます。

映画の場合は、そのようなものは考えにくいので、素直に2とだけ書いておけば良いはずです。
恐らく、次世代のインターネットであるWEB2.0という言葉が流行った時に便乗したものと思われますが、プログラマーから見れば、滑稽なものにうつりますので、よくよく考えて使用した方が良いでしょう。

話は逸れましたが、ソフトウェアのバージョンアップについては、そういった意味がありますので、ブラウザやOSなどのバージョンアップの際には、参考にしてみてください。

 

■シンデレラのガラスの靴

童話のシンデレラですが、先日、なぜシンデレラのガラスの靴は12時を過ぎても魔法がとけなかったのかという話題を見ました。

言われてみれば確かにおかしいと私も思いました。
あの話は魔女の魔法で、シンデレラがドレスやかぼちゃの馬車などを出してもらい、12時になればその魔法がとけるという約束で、他の魔法は全てとけてしまったのに、なぜガラスの靴だけが残ったのかは疑問が残ります。

その後も、王子がガラスの靴を使ってシンデレラを探しているので、魔法はずっととけなかったということになり、そのような魔法だったとは思えません。

ガラスの靴だけ魔法ではなく、本物だったからという考えもすぐに生まれますが、そうだとすると、シンデレラは貧乏なのになぜガラスの靴を持っていたのかという疑問が新たに生じるのです。

もしくは、魔女がガラスの靴だけは本物を渡したという可能性もありますが、ドレスなどは魔法なのに靴だけ本物を渡す理由がありません。
それだけのものを魔法で出せるということは、靴だけ魔力が足りなくて出せなかったというのも考えにくいです。

そうなると、唯一考えられるのは、作者のミスではないかということです。
元々、話の大筋はできているのに、細かい設定までは決めきれていないと、こういったミスが生まれるものです。

世の中にはご都合主義と言って、面白くするためには作者の都合の良いような話にしてしまい、細かい設定などで辻褄が合わない話というのは多いものです。
面白ければ何でも良いという人も多いとは思いますが、そういった細かい部分も気になる人がいらっしゃるのも事実でしょう。

このバランスを取るのは、作者の力量かと思いますが、違う視点で話を見てみるというのも面白いので、映画やドラマなどでも様々な角度から話を見てみるようにするのも良いかもしれません。

 

■欧米人の名前の略称

欧米人の名前は、略称がある程度決まっています。
例えば、
アルバート→アル
キャサリン→キャシー
トーマス→トム
エリザベス→エリー
などです。

日本人で言えば、渡辺さんがみんな「なべさん」と呼ばれるのと同じ感覚でしょう。
愛称と言えばそうなのですが、日本語の名前と違って、欧米人の名前の場合は、大体略称が決まっているのです。

レベッカはベッキーとなるので、芸能人のベッキーさんは、本名がレベッカなので、ここから芸名をつけたようです。

海外の映画やドラマなどでも、略称で呼ばれることが多く、トーマスとトムは同じ人だと気づかないと、話が分からなくなるなどの可能性もありますので、こういった略称は覚えておいた方が良いかもしれません。

まぁ、名前はたくさんありますので、全て覚えるというのは無理がありますが、名前のつづりを見て、最初の部分を呼びやすくしているという法則が分かれば、自分でもある程度分かるようになってきますので、慣れてくれば問題ないとは思います。

 



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