医療の知識を身につける8

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医療の知識というと大げさかもしれませんか、知っておくと健康を保つために良い知識をご紹介させていただこうと思います。

 

■頭が良い人は甘いものが好き?

糖分は脳のエネルギーとなるので、頭をよく使う人は甘いものが好きという印象の方も多いかもしれませんが、医学的には関係がないようです。
確かに、脳を使えば使うほど、糖分は必要になるのですが、甘いものをたくさん食べなくても、普段の食事から脳に必要な糖分は十分摂れるそうです。

むしろ、普段の食事にプラスして甘いものをたくさん食べてしまうと、糖分の摂り過ぎになるので、頭をよく使うからと言って甘いものを食べ過ぎないようにしましょう。
甘いものを摂り過ぎると、逆に頭が悪くなるという説もあるようです。

激しい運動をした時に甘いものを食べたくなるのは、筋肉も疲労しているのですが、脳もエネルギーを使い果たしてエネルギー不足となっており、身体の疲労よりも脳の活動の維持を最優先させるため、まず糖分を補給しろという指令を脳が出しているからと考えられています。

女性が甘いもの好きなのは、女性ホルモンの影響と考えられています。
糖分は皮下脂肪になりやすいのですが、女性ホルモンも皮下脂肪に蓄えられるため、女性ホルモンを増やすために甘いものが好きになるということらしいです。

糖分の摂り過ぎは老化を早めるとも言われていますので、摂り過ぎには十分に気をつけましょう。

 

■腰痛予防

年齢を重ねてくると、身体を壊しやすくなってきます。
代表的なものは、腰痛でしょう。

腰痛は様々な原因があるので、腰痛になってしまった場合は、整形外科等を受診していただければと思いますが、予防については、やはり運動が重要になってきます。
できれば、背筋運動を定期的に行うのが良いと思いますが、難しい人は、体操を毎日続けるだけでも効果的であると思います。
ラジオ体操のような体操を毎日行うと良いでしょう。

また、物を取る時など、腰を曲げて取る場合が多いと思いますが、腰に負担がかかりますので、なるべく脚を曲げて取るようにしましょう。
日常生活で、腰を曲げる場合も同様です。

例えば、洗面所で顔を洗う場合など、腰を曲げることが多いと思いますが、脚をできるだけ曲げて行うことで、腰の負担を減らせます。
私も背が低いのですが、その私でさえ洗面所の蛇口は低い位置にありますので、背の高い人はもっと負担がかかりやすくなると思います。

脚を曲げることで、脚の筋力も鍛えられ、一石二鳥となります。
日常生活の動作で、腰をなるべく曲げずに、脚を使うということを意識しておいていただければと思います。

 

■肩凝り予防

肩凝りについても、同様に悩みの種である方も多いと思います。
肩凝りについては、身体に筋力を付ければ凝りにくくなりますが、原因として身体の歪みもあります。

日常生活で、身体の左右のバランスが悪い生活をしていると、身体の背骨が歪んできて、直立の状態で身体が曲がってしまい、それを補正するために頭も逆向きに曲がってしまいます。
これが続くと、首の筋肉が緊張してしまい、この状態が肩凝りを引き起こす要因となっているそうです。

直立の状態で身体が曲がってしまっている人は、日常生活を見直してみましょう。

例えば、カバンをずっと右肩に掛けて、入れ替えないという人は、左肩にも掛けるようにしてバランスを取るようにしましょう。
脚を組む場合も、本当はなるべく脚を組まない方が良いのですが、組んでしまう人は、片方の脚ばかり上の状態にするのではなく、逆の脚も上にしてバランスを取りましょう。

カップルや夫婦で、立ち位置が決まっている場合も、良くないそうです。
ずっと左向きまたは右向きの状態となってしまい、筋肉が凝り固まってしまいますので、時々立ち位置を入れ替えるようにしましょう。
もちろん、人と話す時だけでなく、テレビを見る時に、ずっと右を向く位置に座っている場合なども同様です。

とにかく、左右のバランスが偏らないように気をつけ、もし曲がってしまった場合は、整形外科などを受診するとともに、日常生活も見直すようにしましょう。

 

■認知症予防

歳を取ると、怖いのが認知症です。
本人も気づかない場合が多いのですが、周囲の家族などには迷惑がかかってしまいます。

認知症は、脳が欠落していく病気で、進行を遅くすることはできるものの、治療する方法は見つかっていません。
近年は若年性の認知症も増えてきているので、早い段階から認知症予防を行うようにすると良いと思います。

認知症予防で、最も効果的なのは、普段から指を使うことが良いとされています。
ピアノや、PCのキーボードを打ったり、TVゲームを行うなどです。

右利きの人は、なるべく左手も使うようにした方が良いそうです。
左利きの人は、普段から右利き用のものも使わなくてはならないため、両手をよく使うのですが、右利きの人は左手をあまり使わないことか多いので、認知症になりやすいそうです。

右利きの人は、日常生活の簡単な動作を左手で行うようにすると良いと思います。
例えば、PCのマウスを左手で操作したり、歯ブラシを左手で持って歯磨きしたり、ボールを左手で投げてみたりするのも良いかもしれません。

ゲームも認知症予防には有効で、TVゲームが趣味の人は認知症になりにくいようです。
ただ、ゲームの内容も、あまり頭を使わないものは効果的ではないので、なるべく指と頭を使うゲームが良いようです。
TVゲームをやらないような人は、簡単な計算を繰り返すだけでも、認知症予防の効果があるそうです。

また、時々過去のことを思い出すのも良いと思います。
一昨日の夕食は何を食べたかや、友達と遊んだ時に、どんな会話をしたかなど、思い出すという行為が認知症予防に有効のようです。

頭は使わないと、どんどん衰えていってしまいますので、普段から指を動かしたり、頭を使うように意識するように心がけておきましょう。

 



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