医療の知識を身につける7
■寝違えた時
寝相が悪いと、たまに寝違えてしまい、首が痛くて回らなくなる場合があります。
これを直すために、無理に動かそうとしたり、マッサージをするのはあまり良くないそうです。
正しい対処法は冷やすことらしいです。
寝違えも捻挫のようなものなので、冷やせば痛みが軽減するそうです。
また、寝違えた時に有効なストレッチがありますので、詳しいやり方はインターネットなどで調べていただければと思います。
痛みが長く続く場合は、他の要因が関係していることもあるかもしれませんので、整体院や整形外科などで診てもらいましょう。
よく寝違えるという人は、枕が合っていない可能性があるので、枕の高さを自分に合ったものにすることで防げるかもしれません。
普段から寝相が悪い人は、熟睡できていない可能性もあるので、安眠できる方法を調べてみましょう。
■咳で夜起きてしまう
私もそうなのですが、夜眠っている時に、咳で起きてしまう方もいらっしゃるかと思います。
私の場合、咳が止まらないほどひどくなる時があり、呼吸器科に行ったところ、アトピー咳と診断されました。
もともと持病としてアトピーがあったので、これが喉にもあるということらしいです。
アトピー咳や喘息などがないのに、夜に咳で起きてしまう人は、乾燥やハウスダストを疑ってください。
特に冬は乾燥しやすいので、咳が出なくても加湿器をつけっぱなしで眠るようにした方が良いです。
また、ハウスダストがひどいと咳が出やすくなります。
部屋を掃除するのはもちろんですが、布団や毛布のシーツ、タオルケットなどを清潔に保っていないと、夜眠っている時に咳が出る確率が高くなります。
特に呼吸する口元に近い布団などが不衛生だと、夜咳で起きてしまうことがあり、これに気づかないと毎晩あまり眠れなくなってしまうことがあるのです。
シーツやタオルケットはできるだけこまめに洗い、布団や毛布なども、なるべくクリーニングに出すようにしましょう。
■漢方薬を試してみる
医学は、大きく分けて、西洋医学と東洋医学に分類されます。
西洋医学は、現代発達した新しい医学で、基本的に病気が発生してから、それを治療するために手術したり薬を飲んだりする治療法です。
対して東洋医学は、中国で古来から発展してきた医学で、病気を直すために、様々な成分を加えた漢方薬を用いて治療したり、予防に使ったりします。
西洋医学は、どの成分がどの病気に効くかを分析して用いるのに対して、東洋医学は成分を足していって効果があるものを処方していったという経緯があります。
なので、漢方薬はどの成分が効いているかは分からないのですが、治療すべき病気以外に冷え性が改善したとか、肩凝りが治ったなどの効果が出る場合があるのです。
私もテレビの情報番組を観て、漢方薬を試してみたのですが、意外な効果がありました。
風邪に良いとされる葛根湯を買って服用してみたのですが、持病である偏頭痛があまり起きなくなったのです。
偏頭痛が発生した時は、市販の鎮痛剤を飲んでいたのですが、葛根湯の方が効果があり、なるべく毎日服用するようになりました。
漢方薬も副作用がないこともないのですが、歴史が長いこともあって、西洋薬に比べて危険な副作用が圧倒的に少ないのです。
また、病気でないときも服用できるので、副作用がなければ毎日服用しても問題ありません。
おかげで偏頭痛からかなり開放されることになりました。
もちろん個人差があり、人によって出る効果が違うと思いますが、試してみる価値はあるかと思います。
漢方薬も種類が色々とあり、効果も異なりますので、治したい持病に合った漢方薬を探してみましょう。
私は市販の漢方薬を服用していますが、やはり保険が効かないので少し高いです。
お金に余裕がない人は、漢方薬を処方してくれる病院で診てもらい、漢方薬を頼んでみるのも良いかと思います。
■年に1度は歯医者に通う
あまり虫歯にならない人でも、年に1度は歯医者で診てもらうようにしましょう。
知らぬ間に、痛みのない虫歯が進行している場合もあります。
虫歯のチェックももちろんですが、歯石も取ってもらえますし、普段の歯磨きの良し悪しも教えてくれます。
長年、歯を放置してしまうと、歯石や菌が蓄積し続けて、歯槽膿漏などの原因となってしまいます。
普段から歯の手入れがパーフェクトにできていれば問題はありませんが、そこまでの自信がない人はなるべく歯医者に通うようにしましょう。
ただし、歯医者によっては、治療の必要のない歯を治療して、無駄な治療費を取るような悪質な医者もいます。
信用のできる歯医者さんを探すのはなかなか難しいですが、人に評判を聞いてみたり、実際に歯医者に行った時に、歯科医の技術や信頼性をよくチェックすると良いでしょう。
毎日の歯磨きは、電動歯ブラシを使うと良いです。
自分の手で磨くと、力の加減が難しいですし、磨き残しが出てしまうことが多いのです。
電動歯ブラシなら、腕も疲れませんし、磨く時間も短く済みます。
■医者は自分で探す
基本的に医者は自分で探すようにしましょう。
最初は、家の近くにある病院で良いのですが、医師に診てもらっても改善しない場合があります。
そういった場合は、迷わず別の病院でも診てもらいましょう。
セカンドオピニオンというものですが、前の医師に気を遣う必要はありません。
病院を変えても改善しない場合は、また別の医師を探しましょう。
人に評判を聞いたり、インターネットで評価などを見るのも良いと思います。
とにかく、最も信頼のできる医師は自分で探すしかないのです。
症状が深刻でなければ、それほど頑張って探す必要がないかもしれませんが、どうしても治したいものがある場合は、色々と病院を回ってみましょう。
特にガンなどの重病の場合は、慎重になる必要があります。
一つの病院では正しい判断ができずに、死亡する確率を高めてしまう可能性があります。
ガンについては、このサイトで何度も述べている通り、医師に関わらずに自分で治療法を調べた方が良いです。
一人の医師に執着せず、他の病院を探すのか、自分で治療法を探すのかなど、冷静に判断していただければと思います。