人が倒れていたら

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都会で人が倒れていた場合、どうすれば良いか分からず、また他の人が助けると思って救助活動をしない人も多いものです。
ただ、見て見ぬフリをするのも罪悪感が残ってしまいますので、いざという時のために、知識だけでも頭に入れておくと良いでしょう。

 

■呼びかける

状況によりますが、人が倒れていたら、まずは安全な場所かどうかを確認しましょう。
線路や車道の真ん中で救助活動をするのは危険ですし、通行の邪魔になってしまいます。

安全な場所でない場合は、倒れている人を安全な場所に運びます。
ただ、交通事故で骨折などをしている場合は、下手に動かすと危険な可能性もありますので、人を運ぶ場合は外傷がないかを確認してください。
線路上の場合は、それでも危険なので移動した方が良いですが、車道の場合はそのまま動かさずに車に止まってもらった方が良い場合もあります。

場所の安全を確保した上で、倒れている人の意識があるかどうかを確かめるために、「大丈夫ですか?」と何度も呼びかけましょう。
返事がない場合は、意識がないので危険な状態かもしれません。

呼びかけへの反応があっても、うまく話せなかったり、反応が鈍い場合も危険な状態の可能性があります。
そういった場合は、周囲の人に頼んで救急車を呼んでもらいましょう。
周囲に人がいない場合は、自分の携帯電話を使って救急車を呼びます。
また、呼びかけへの反応がある場合でも、本人が救急車を要望した場合は、救急車を呼ぶようにします。

中には泥酔して寝ているだけの可能性もありますので、酒臭くないかを確かめましょう。
その場合、急性アルコール中毒でなければ救急車は不要ですが、判断ができない場合は警察か救急車を呼んでも構いません。
意識を失うほど泥酔している場合は、急性アルコール中毒の可能性が高いので、すぐに救急車を呼びましょう。

 

■状態の確認

倒れている人が出血していて、血がひどく出ている場合は、ハンカチや自分の衣服などを使って、止血しましょう。
次に呼吸と脈があるかを確認します。

倒れている人の呼吸がない場合、気道がふさがっている場合があるので、気道を確保します。
口に何か入っている場合は取り出し、呼吸があるかどうかを確認しましょう。

呼吸がある場合は、身体を横向けに寝かせて、下の腕を斜めに伸ばし、上の腕は顎の下に置くような体勢にすると良いそうです。

気道が確保しても呼吸がない場合は、脈も調べましょう。
手首でも良いですが、首の頸動脈の方が調べやすいようです。

 

■応急処置

脈はあるが呼吸がない場合、人工呼吸を行います。
仰向けに寝かせて、頭を上に向けるようにして気道を確保しましょう。

次に鼻をつまんで空気が漏れないようにして、自分の肺に空気を大きく吸い込んで、口を覆うようにして相手の胸が少し膨らむ程度に空気を送り込みます。
吹き込んだら、鼻と口を離して相手の胸とお腹を確認します。
これを5秒に一度くらいの割合で繰り返し行うようにします。

呼吸もなく脈もない場合、心臓が止まっている危険な状態です。
まず、周囲に人がいる場合は、AEDを探してもらうように頼みましょう。
周囲に人がいない場合は、AEDなしで応急処置をしましょう。

AEDを持ってきてもらう間に心臓マッサージを行います。
圧迫する位置は、みぞおちの少し上の肋骨がある辺りです。

両手でなるべく強めに自分の体重をかけて4cmくらい押し込みます。
1分間に80~100回くらいのペースで繰り返します。

呼吸がない場合は、人工呼吸も同時に行います。
周囲に人がいない場合や、手伝ってくれない場合は一人で行わなければなりません。
最初に2回空気を送りこんだら、脈を5秒間調べて、脈がなければ心臓マッサージを15回行い、また人工呼吸を2回行い、これを繰り返します。

AEDを持ってきてもらったら、AEDを開けて、音声指示に従います。
AEDは、電気ショックで心臓の機能を正常に戻す機能がありますが、基本的には心臓を止める機械です。

人が倒れて心臓が急に止まると、心臓が痙攣したり不安定に脈を打つ場合があり、いくら心臓マッサージしても効果がない場合があります。
そのため、一度心臓を止めてから心臓マッサージを行うことで、心臓の機能を取り戻します。
AEDで蘇生すれば問題ないですが、AEDを使えば終わりというわけではありませんので、注意してください。
AEDを使い終わった後も、脈や呼吸がない場合は応急処置を続けましょう。

救急車が来るまで応急処置を行いますが、途中で意識が戻れば生存確率はかなり高いでしょう。
意識が戻るまで、諦めずに応急処置を続けていただければと思います。

 
簡単に応急処置の方法を書きましたが、私は医師ではないので、正確に知りたい場合は専門的なホームページを探したり、講習を受けたりすると良いでしょう。
いざという時のために、知識を学んでおいていただければと思います。

 



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