ポジティブ思考になる方法

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このサイトで、ポジティブ思考になるにはでも書きましたが、ポジティブに物事を考えるのは簡単ではありません。
ポジティブ思考になる方法を、別の角度から考えてみたいと思います。

 

■基本的には性格

生まれつきポジティブ思考の人もいらっしゃるように、ポジティブというのは基本的には性格の要素が強いようです。

性格で、明るく前向きというのが、ポジティブ型と言えるでしょう。
逆に、無口で優柔不断という性格は、ネガティブ寄りとなってしまいます。

人間というのは、多くの人が不安なことを常に想定してしまうものです。
例えば、学生時代の期末テストなどで、答案用紙が返ってくる時は、テストができていても、悪い点を想像してしまっていませんでしたでしょうか?
テストの点が良ければ、想像よりもできたと喜べますし、テストの点が悪ければ、やっぱりダメだったかとなります。
良い点を想像して、結果が悪ければショックを受けてしまいますので、人間はそれを回避するために、悪い方を考えるようになっているのです。

この性格は、良く言えば、ショックを回避することがでぎ、慎重な性格とも言えます。
必ずしも悪い性格ではないのですが、ポジティブ思考の人は、テストの点が悪くても、次にがんばれば良いと考えます。
テストを全力でがんばっていれば、その結果が悪くても、次につながるはずと考えるのがポジティブ思考と言えるでしょう。

また、不安の要素が強いとネガティブ思考になってしまいます。
例えば、仕事の営業などで大事な契約を取るためのプレゼン前で、失敗したらどうしようという不安でいっぱいになってしまうことがあります。
ポジティブ思考の人は、失敗しても次のチャンスが必ずあると思い、失敗することをあまり不安に思わないでしょう。
実際、そういったポジティブ思考の人の方が、そのようなプレゼンで成功する確率は高いと思います。

もともとポジティブ思考の人は前向きなので、色々なことがうまくいき、さらにポジティブ思考になる傾向にあります。
逆に、ネガティブ思考の人は、不安から失敗を招いてしまい、さらにネガティブ思考になるという、負のスパイラルに入ってしまいます。

ポジティブな人は、常に全力で物事に取り組んでいれば、失敗しても次があると考え、失敗を貴重な経験として捉えます。
不安が全くないわけではありませんが、不安な気持ちを持っていても前に進みませんので、とにかく全力で取り組んでいけば、結果がとうであれ、それが経験になると考えるのです。
結果が良くないものに終わっても、貴重な経験となったと考え、次またがんばると考えるような気概を持っています。

そして、何をやるにしても、失敗を恐れないことです。
失敗をしても、恥じることはありません。失敗などというのは、誰でも犯してしまうものです。
全力で取り組んで失敗してしまったなら、それは仕方のないことです。
失敗のフォローを全力で行なって、次またがんばりましょう。

ポジティブ思考は性格の要素が強いと言いましたが、自分の性格を前向きな性格に変えるというのも、なかなか難しいものです。
性格を変えるには、毎日常に、明るく前向きになると、自分に言い聞かせ続けなければなりません。
前向きになるには、日頃から自分を磨き、知力や体力をつければ、自信がつきますので、前向きな性格になれる場合があります。
日頃の鍛錬を怠らないようにしましょう。

 

■ポジティブ変換

ネガティブなことをポジティブなことに変換する方法があります。

例えば、自分のコンプレックスであれば、
背が低い → 背が高い人より身が軽い。女性の場合は、男性からモテる。
頭が悪い → 成長する空白部分が大きい。
容姿が悪い → 性格が良いとギャップが生じる。
など、ポジティブに捉えてみてはいかがでしょうか。

「他人に自分の気持ちは分からないよ」
とおっしゃるかもしれませんし、その通りかと思います。
しかし、マイナスをプラスに変換できるかは自分次第ですので、捉え方によってはポジティブになれるかもしれません。

自分の短所やコンプレックスというのは、誰しも少なからず持っていると思いますが、それが他人から見て、短所とは思っていない場合が結構あります。
短所やコンプレックスを含めて、あなたという個性なのです。
一度、自分の嫌いな部分を受け入れてみてはいかがでしょうか?

その自分の短所やコンプレックスまでもが好きになることができれば、少し前向きになれると思います。
ポジティブ思考な人というのは、自分のことが好きという人が多いものです。
今まで自分が嫌いだったという人は、一度、嫌いな部分を受け入れてみてください。

また、何か不幸が起きた時も、ポジティブに変換できるか考えてみましょう。
世の中には、ピンチをチャンスに変え、成功を収めた人がたくさんいらっしゃいます。

自分や他人の悩みを、ビジネスにならないかと考える人が、年商何億円という会社の社長になっていたという例も少なくありません。
まさしく、ピンチをチャンスに変えたと言えるでしょう。

何か嫌なことが起きた時、
「これは笑い話として後で友達に話そう」
「他の人が同じことで困ってたら教えてあげよう」
など考えるようにすれば、ポジティブ思考に近づけるでしょう。

どんな不幸が起きても、それを試練だと捉えて、自分の成長につなげることができれば、立派なポジティブ思考になれるでしょう。
大切な人が亡くなってしまったり、事故などにあった時、つらいですが、いつまでも悔やんでいても仕方ありません。
自分一人が不幸なわけではなく、みんなも同じような苦難を乗り換えているわけですから、少しずつ前に進む努力が必要です。
また、そういった災難な出来事を、自分の貴重な経験として、自分の成長につなげるようにがんばりましょう。

 

■他人の良い部分を見つける

他人の悪口を言ったり、愚痴をこぼす人も多いですが、ポジティブ思考になりたいなら、あまりそのようなことを口にしない方が良いでしょう。

むしろ、他人の悪い部分は見ず、良い部分を探しましょう。
そして、その良い部分を褒めることができれば、もっと良いでしょう。
直接本人に言わなくても良いのです。
友達との会話などで、他の人の悪口などを言っていたら、逆にその人を褒めてあげてフォローをするようにしましょう。

もし、嫌いな人と接しなければならない場合も、その人の良いところを探すようにしましょう。
良い部分を見つけ、それを褒めていたりすれば、いつの間にか円滑に物事が進むようになっているかもしれません。

他人の良い部分を見つけて褒めるという行為も、ポジティブ思考につながりますので、実践してみると良いと思います。

 

■自分の使命を作る

もし、生きる気力をなくしていたり、生活が楽しくないという方がいらっしゃったら、自分の使命を一つ作ることをお勧めします。

小さなことでも良いのです。
小さなことでも、それをずっと続けていくと、それが受け継がれて広まっていくことがあります。

例えば、家の前の道を毎日掃除すると決め、毎日繰り返していたら、誰かがマネをしてそれが広まっていき、やがて大きなボランティア活動のグループを生んでいたということになるかもしれません。
人を笑わせるような、面白いブログを毎日書くというのでも良いと思います。

何か一つ使命を作り、それを実行していると、コミュニケーションを広めたり、楽しさを共有できたりするかもしれません。
そういったものが、励みとなり、ポジティブになれる場合もありますので、何か探してみてはいかがでしょうか?

 
ポジティブ思考になる方法をいくつか述べてきましたが、基本的には自分に磨きをかけて、自信をつけなければならないことは間違いありません。
自分の知力や体力が低いと、色々なことに支障が出ますので、うまくいかずにどんどんネガティブになってしまいます。

そうならないように、日頃から本を読んだり、脳トレや運動などをして、自分に磨きをかけていってください。
そして、前向きな性格になれるように、日々心に刻むようにしましょう。

 



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