ポジティブ思考になるには

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誰しもネガティブ思考を嫌い、ポジティブ思考になりたいと思っていらっしゃる方は多いようです。
もともとポジティブな性格の人は、気にしたことがないかもしれませんが、生まれつきネガティブ思考な人は、ポジティブ思考の人に憧れます。
生まれつきネガティブ思考の人は、ポジティブ思考になれないのでしょうか。

 

■ポジティブ思考になるには

ネガティブ思考な人というのは、どうしても失敗することを考えたり、不安な気持ちになってしまい、あまり行動的になれないのが特徴です。
生まれつきそういった方も多いようですが、やはり性格の問題が強いかと思います。

良い意味で言えば慎重な性格なので、本当にネガティブな出来事が起きた時、ショックが少ないというメリットがあります。
また、慎重な性格が幸いして、失敗をせずに済んだということもあるでしょう。

しかし、客観的に見て、やはりポジティブ思考の人間の方が、いろいろとメリットが多いように思えます。
ポジティブ思考の人は、活発的にいろいろと行動し、失敗をしてもすぐに切り替えて次の行動に移したりします。
何かをする時も、あまり不安要素を考えず、とりあえず行動してから、ダメだったらまた次を考えようと、常に前向きに考えたりします。

ネガティブ思考の人がポジティブに考えるのは難しいかもしれませんが、ポジティブ思考に変換するには、失敗したり何か嫌なことが起きたとしても、試練と捉えることです。
そのためには、自分に自信を持つことも必要です。
普段から知力や体力を鍛えて自分を磨き、自信をつけて困難に乗り越えられる力をつけておきましょう。
自分に自信があれば、自然とポジティブ思考になっていくかもしれません。

 

■ポジティブ思考は気にしないことではない

勘違いしやすいのは、ポジティブ思考というのは、気にしない性格ではないということです。

「あの人はポジティブ思考で、失敗を気にしないからいいよね。」
と言っている人がいらしたとしたら、それは間違いです。

ポジティブ思考は、不幸や失敗を気にしない訳ではありません。
失敗した時、それを糧に次のステップに進むのがポジティブ思考であり、気にせずに同じ失敗を繰り返す人は、ただの脳天気な性格の人です。

ポジティブ思考の人は、失敗をしてもそれを失敗と思わず、経験と捉えます。
不幸なことが起こったら、それを試練と捉え、自分の貴重な経験として組み込みます。
失敗や不幸すらポジティブに捉えるのです。

気にしない性格というのは、ある意味良い性格ではありますが、やはりポジティブな人とはかなり違います。
ポジティブ思考の人は、気にしないのではなく、むしろその出来事を受け入れて、自分の経験にするのです。
そこが大きな違いです。

 

■周囲のネガティブな雰囲気に飲まれないこと

自分の会社や友人たちに、ネガティブ思考な人が多いと、その雰囲気に飲まれ、自分もネガティブ思考になりがちになります。

話を聞いていても、笑い話程度なら良いですが、他人の悪口ばかり言っていたり、仕事の愚痴をよく話す人は、ネガティブ思考な人と言えるでしょう。
そういった人たちと話していると、自分もネガティブなことばかり考えてしまい、あまり良い影響はありません。
そういった人たちとずっと一緒にいると、自分もネガティブ思考の方へ向かってしまう恐れがあります。

自分の周囲の人たちが、ネガティブ思考の人ばかりなら、自分からポジティブオーラを発しなければなりません。
自分から、他人の悩みについてアドバイスしたり、他人を褒めたりして、ポジティブな会話にしていきましょう。

仕事にネガティブな人にも、失敗を気にしていたら進みませんので、どんどん助言をしたり、背中を押してあげるなりしましょう。
失敗したら、その時にまた考えれば良いのです。
失敗したら取り返しがつかないケースの場合は、慎重になる必要がありますが、失敗した時のフォローを考えたり準備したりしてから実行するなど、やり方はいくらでもあります。

自らがポジティブ思考となり、ネガティブ思考な人を引っ張っていくくらいの気概を持ちましょう。

 

■つらい経験がポジティブ思考を作る

長い人生を生きていると、誰しもつらい経験をしているかと思います。
挫折や修羅場をくぐっていると、その経験を糧に、ポジティブになれる場合があります。

私の場合、高校の陸上部の合宿で、人生最大につらい練習をこなしました。
あまりにも走り込みすぎて、筋肉を痛めたにもかかわらず、さらに走らされました。
それこそ、死んだ方が楽だと思ったくらいでした。

その後、社会人になると、再び修羅場が訪れます。
トラブル案件のヘルプに回され、5日連続徹夜という時がありました。
お客様が怒って監視に来てしまっていたりと、本当に地獄でした。

しかし、陸上部の合宿ほどつらくはないという思いがどこか頭の片隅にあり、何とか逃げ出さずに仕事をこなすことができました。

今でも、仕事がどんなにつらくても、その時の経験があるからこそ、どんなことでも乗り越えられるような気がしています。
私もよくポジティブ思考と人から言われますが、そういった経験の影響があるのかもしれません。

修羅場をくぐれというアドバイスはできませんが、つらいことから逃げ出さない勇気も必要かと思います。

「あの仕事はつらいから嫌だ」
とか
「あの人は怒りっぽいから嫌いだ」
というのはもちろん分かりますが、経験のために飛び込んでみることも必要かもしれません。

ポジティブ思考になるには、経験と、自信を身につけることが、まず必要だと思います。
自分に磨きをかけ、様々な経験をして、ポジティブ思考になれるように心がけてみましょう。
 



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6 件のコメント ポジティブ思考になるには

  1. 匿名 より:

    なんだか頑張れそうな気がしてきました…
    いまネガティブ真っ最中なのですが、気持ちが少し楽になりました
    ありがたいです^^
    何事も経験だと思い、がんばります

  2. pelusya より:

    躓いたとき、原因が何か追求し克服出来た人はポジティブ思考でいる事が出来る。
    反対に失敗した事にのみ意識が言っている人は永遠に悩み続けてネガティブ状態になるのだと確信しました。

  3. まるこ より:

    あたしも、親を亡くし更年期に突入、仕事も子供のことも、将来の事も何もかもが不安になり、どん底ないま。
    なんとか、気持ちを切り替えたい。まだいまなら、いける!と、おもいたい。
    眠れない、妄想癖、死んだらだめ。

  4. 匿名 より:

    生まれつき生まれつき生まれつきと、何度も何度も生まれつき生まれつきいってんじゃねー。
    貴様なぞにえらそうに生まれつきどうこうなどと言われる筋合いはねー!
    えらそうに生まれつきいってんじゃねー!

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