関東人の関西弁が嫌われるのはなぜか

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※この記事は過去の記事からの再掲載となります。

 

■関東人の関西弁が嫌われるのはなぜか

よく関東の人が、関西弁のマネをして話すという話を聞きますが、これは関西人には大変嫌がられます。
もちろん、イントネーションなども完璧に話せていれば、気づかれない場合もありますが、関東人と分かって関西弁を話されると嫌がる人が多いようです。

これには、理由があります。
このサイトでも一度述べていますが、そもそも方言というのは、戦国時代やその前の時代に、敵国のスパイをあぶり出すために作られたものだからです。

敵国の忍や間者が、情報収集のために自国に来るということはよくあったことですが、自国特有の言葉で話すようにすれば、すぐに部外者だと分かるというものです。
このため、自分の地域の言葉と違う話し方をする人は、敵だという認識が今でも無意識に芽生えているのかもしれません。

逆に、関西人が関東弁を話しても、全く腹が立たないのは、関東弁が標準語となっているからです。
江戸時代には江戸が中心となり、現在でも東京が首都となっているため、関東弁が標準語としてテレビなどでも話されています。
そのため、地方の人が関東弁を話すのは何も問題ないのです。

関東人が面白がって、関西弁をマネするという人も少なくないようですが、こういった事情を理解した上で、トラブルのないように行っていただければと思います。
 



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