コミュニケーション能力を高める

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このブログでも何度かコミュニケーション能力の必要性を取り上げていますが、その続きをご紹介できればと思います。
どのような場面でもコミュニケーション能力は必要とされますので、色々な手法を学ぶと良いでしょう。

 

■挨拶をする

人と会った時、意外と省略されがちなのに重要なのが、挨拶です。

「おはようございます」
「こんにちは」
「お疲れさまです」
その日の最初に人に会った時にする普通の挨拶です。

仲の良い人同士だと、挨拶をしない人が意外に多く、唐突に用件に入る方がいらっしゃいます。
「機械的な挨拶なら必要ないだろう」
というのがご意見かと思いますし、私も挨拶の重要性がそれほど大きいとは思っていませんでした。

しかし、誰に対しても、まずは簡単な挨拶から入り、話を始めた方が良いのです。
挨拶は、緊張感をほぐす役割もあり、挨拶をしてきた人は礼儀正しいという印象も与えてくれます。

特に女性に対して挨拶をするとしないとでは、その後の受け応えにかなり違いが出てくるようです。
もちろん、その人の性格や親密度にもよりますが、女性は男性に対して警戒心を抱く傾向にありますので、挨拶をして警戒心を少し解いてあげる役割があるのかと思います。

 

■アイコンタクトの重要性

これもなかなかできない人が多いようなのですが、話している人の目を見るのは非常に重要なことです。

人が話しているのに、目線は別の方向を向いていると、話し手は自分の話を聞いていないと思ってしまいます。
たとえ耳は話し手の話を聞いていたとしても、やはり目が合っていないと無視されている感覚に襲われます。

ですので、目線は必ず話し手の目を見るようにしましょう。
他の事をしながら話を聞いているから目を合わせられないという方もいらっしゃるかもしれませんが、それは話し手に失礼ですので、その作業を中断して相手の目を見て話を聞くようにしましょう。

また、自分が話す場合も同様に、聞き手の目を見て話しましょう。
聞き手が複数いる場合は、なるべく順番に聞き手の目を見て話すようにすると良いでしょう。
一人の目だけを見ながら話をし続けると、他の人は自分に話してないと思ってしまいます。

ただ、ずっと目を見続けるのはなかなかつらいものがあります。
ですので、たまに目線をはずし、その後すぐにまた目を見るようにします。
相手も目を見られ続けると疲れてしまいますので、一瞬目線をはずすことは必要です。

人の目を見るのがどうしても恥ずかしいという人は、相手の鼻のあたりを見るという方法もあります。
ただし、話が頭に入ってこなくなる場合もありますので、がんばって目を見て聞き取る練習をすると良いと思います。
慣れれば自然とできるようになります。

 

■相槌を打つ

自分が聞き手の場合は、必ず相槌を打ちましょう。
話の合間に、首を縦に振り、
「ほぅ~」
「なるほど」
などを入れるのです。

首はなるべく大きく縦に振った方が良いです。
首をまったく振らないと、相槌の言葉を入れたとしても、話を聞いていないと思われる場合があります。

相槌の言葉がなくとも、首を縦に振っていると、話を聞いてくれているという印象を与えます。
会議やプレゼンなどでも、聞き手が首を縦に振ってくれていると、話し手は聞いてくれていると思って安心して話を続けるでしょう。
それほど首を縦に振るのは重要です。

また、相槌の言葉は、相手が見えない電話などでは必須です。
話していても、相槌の声が聞こえないと、電話が切れてしまったのではないかと、話し手が不安になってしまいます。

もちろん、普通の会話でも相槌の言葉があった方が、話し手に安心感を与えます。
話の区切りに相槌を入れるようにすると良いでしょう。
ただし、あまりに相槌が多すぎると、逆に話を聞いていないと思われますので、注意しましょう。

 

■笑顔

話す時も聞く時も、笑顔で接するととても会話が弾みます。
人間は笑顔になることで、相手に敵意がないことを伝え、笑顔を見ることで警戒心を和らげてきました。
たかが笑顔とバカにはできません。

話し手が面白い話をしているのに、聞き手が真顔で聞いていたら、会話が弾むわけがありません。
また、話し手が真顔だと、笑い話も面白く伝わらないかもしれません。

楽しい会話の時は必ず笑顔を作るようにしましょう。
ただ、無理に笑顔を作ろうとすると、顔が引きつって不自然に思われることがありますので、なるべく会話を楽しもうと心がけて自然に笑顔になれるようにしましょう。

もちろん、悲しい話や真剣な話で笑顔になってしまうと逆効果になります。
無理に笑いを入れない方が良い場合もあるので、相手の心をきちんと読み取って判断しましょう。
 

コミュニケーションのコツはまだまだありますが、また別の機会にご紹介させていただければと思います。
 



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