誹謗中傷問題

0 Comments


誹謗中傷によって芸能人が自殺したり、最近では新型コロナウイルスで自粛してない人やマスクをしてない人などへの誹謗中傷が問題になっていますが、これらについて原因や対策を考えてみたいと思います。

 

■誹謗中傷する人の特徴

誹謗中傷をしている人は、良かれと思ってやっている場合が多いと思われます。
自分が正しいと信じ込んでしまい、自分の考えに反する行動や意見を言っている人に対しては、修正した方が良いと考え、誹謗中傷を書いたり言ってしまいます。

また、誹謗中傷をする人は、自分が意見を言うことによって、相手がどのような気持ちになるかを全く考えていません。
他人の気持ちが分からない人たちなのです。

他人の気持ちを考えることができないということは、頭が悪い人たちです。
そのため、平気で人を傷つけることも言ってしまいます。

ただ、これは自分が特定されない状況に限られた話である場合が多く、面と向かって誹謗中傷したり、自分だと分かる状態では堂々と意見を言わないようです。
ネット上のSNSや掲示板などでは、匿名投稿や個人が特定されないユーザーでの誹謗中傷が多く、個人が特定されるようなSNSではあまり堂々と誹謗中傷はしないようです。

新型コロナウイルスで、自粛警察なるものが出てきて、自粛していないお店に対して、自粛しろなどの貼り紙や器物損壊などが行われたりしていましたが、これも犯人が分からない状況で行われており、面と向かって堂々と行っている人はいないようです。

つまり、自分が特定されない状況で誹謗中傷が行われており、個人が特定されては困ることをしているということです。
誹謗中傷している人は、反論されたり自分が間違っていると言われるのが怖いのでしょう。

そもそもこのような人が現れてしまう原因としては、普段の生活でのストレスが挙げられます。
リアルでの人との会話であまり本心を言えずに、不満を抱え込む人は多いと思います。

また、仕事や人間関係などでストレスも溜まりますし、さらに新型コロナウイルスによる強制的とも言える自粛生活などが拍車をかけて、ストレスを溜め込んでしまっているとも言えます。
こういったストレスを発散する場所として、匿名での人への攻撃が、快感として感じられてしまい、誹謗中傷へと走らせてしまっていると考えられます。

 

■正義を振りかざす人が一番悪

SNSなどに誹謗中傷を書き込んでしまう人は、自分が正しいと思い込んでいます。
大抵は悪口だったり、その人の考えの間違いを指摘するようなものですが、中には正義の名の下に、長文でその人の考えを否定する書き込みもあります。

新型コロナウイルスで自粛警察のような行動をしている人も、それが正しいと信じてしまっています。
自粛警察に関しては、政府の後ろ盾があるので、自分の考えだけでなく、政府が絶対的に正しいと考え、自分は間違っていないという信念があるのかと思われます。

政府が間違っているということについては、今まで新型コロナウイルスに関しての記事でさんざん書いておりますので、そちらも参照していただければと思いますが、誹謗中傷する人たちは、自分が正しいと信じ込んで、正義を振りかざす人が多いのです。

私は正義を振りかざす人こそ、一番の悪と考えています。
正義を盾にして対立する相手を悪とするような言い草で、正義を敵にするなら、こちらが悪だと言わんばかりです。
まだひと目で悪人と分かる人の方がマシというものです。

善悪の区別については、非常に難しい議論となり、状況によって何が最も良いかを判断すべきということは別の記事でも書いてきました。
ただ、正義、正義と言って人を傷つけたり、殺したりして良いわけがありません。

本当に善なる人は、戦隊ヒーローもののドラマでもない限り、正義などという言葉を軽々しく口にしないものです。
正義を振りかざして他人を傷つけるような人は、優しい笑顔を見せてお金を取る詐欺師と変わりありません。

ただ、誹謗中傷するような人は、良かれと思ってやっているような頭の悪い人たちなので、自分が悪だとは自覚していないでしょう。
そこが一番の問題かと思われます。

また、個人が特定されないようにやっているために、反論したり訴訟を起こすのも難しい場合が多いです。

 

■誹謗中傷の対策

SNSなどで誹謗中傷された場合の対策としては、無視が一番良いかと思います。
よほど、殺すなどの犯行予告が書かれた場合は、通報した方が良いですが、法に触れていないようであれば、無視しましょう。

気持ちが収まらない場合は、一つ一つ反論して自分が間違っていないことを書くのも手かと思います。
自分が本当に正しいなら、論破できるはずです。

ただ、この場合はまた誹謗中傷を書かれて口論となって炎上したり、別の人からも誹謗中傷を書き込まれて、何が正しいのか分からなくなってしまうこともありますので、注意が必要です。

反論するなら頭の良さが要求されます。
なるべく口論とならないように、へりくだって「こうこうこういう理由で、こうなのではないでしょうか?」と質問するのが良いと思いますが、論破できる自信がないなら無視してしまいましょう。

あまりに誹謗中傷ひどい場合は、弁護士に相談するなどして、誹謗中傷する個人を特定してもらうことも不可能ではないですが、SNSの運営会社によっては難しい場合も多いですし、お金も時間もかかりますのでお勧めはできません。

なので、無視するのがベストかと思います。
腹の虫がなかなか収まらないかもしれませんが、あまり真に受けないことです。

先ほど書いたように、誹謗中傷を書くような人は頭の悪い人たちであり、頭が悪い人が言うようなことを真剣に捉えて悩む必要はありません。
頭が悪い人が書いているんだなと割り切って捉え、気にしないようにしましょう。

ただし、自分が間違っている可能性がある場合もありますので、全てを無視するのではなく、一度自分が間違っているのか本当に正しいのかを考えてみる必要はあります。

テレビのニュース番組などでも、コメンテーターや専門家でさえも平気で間違ったことや論理的におかしなことを、自分は正しいと信じ込んで発言していることも多く、こういったものは訂正されるべきと思います。
テレビで報道する立場の人たちでさえ間違ったことを言うことがありますので、ましてや一般的な人が常に正しいことを書き続けるということは不可能に近いことです。

そのため、自分の意見が間違っているのではないかという考えを、常に持っておく必要があります。
その上で、自分が正しいと判断できれば、誹謗中傷と思われる書き込みは無視し、もし自分が間違っていると思われる場合は、反省して改善するようにした方が良いと思います。
もし自分が間違っていた場合は謝罪し、指摘いただいたことに感謝もするようにしましょう。

自粛警察などは、状況により対策が異なります。
自粛しろなどの貼り紙程度であれば、無視すれば良いかと思いますが、お店のガラスなどが壊されていれば、器物損壊罪に当たりますので、警察や弁護士に相談しましょう。

マスクをしろというような人に対しては、あくまに冷静に、自分は感染を防いでいるのではなく、免疫力で発症を防いでいるという説明をするようにしましょう。
これについては、このサイトで新型コロナウイルスについての記事で色々と書いておりますので、参照していただければと思います。

 

■自分が誹謗中傷していないか

誹謗中傷するような人は許せないと考える人は多いと思いますが、自分が他人を誹謗中傷してないかを考えてみましょう。

上で書いたように、誹謗中傷している人は、自分が他人を傷つけているかを気づいていないケースが多いので、もしかしたら知らぬ間に自分が他の人に誹謗中傷を書いてしまっているかもしれません。

最近は誹謗中傷によって自殺してしまう芸能人が出てきていますが、誹謗中傷してしまった人に対して、また誹謗中傷をしてしまっているという指摘もありました。
誹謗中傷した人を批難したい気持ちも分かりますが、それに対して誹謗中傷を書いてしまっては、同罪になってしまいます。

結局、やっていることは同じなのです。
親しい人が殺された時に、恨みでその人を殺してしまうのと同じです。

間違ったことを指摘するために誹謗中傷してしまう人と、誹謗中傷に対して誹謗中傷するのは何ら変わりはないのです。
許せない気持ちとか、正義感という考えがそうさせてしまうのですが、それによって他人を傷つけてしまっているということに自分では気づかないのです。

何か人に意見する時や、コメントを書く際は、一度踏みとどまり、その言葉によって相手を傷つけてしまうことがないかを考えてから、口に出すなり書き込みを投稿するなりしましょう。

ただ、一つ言っておきたいのは、間違いを指摘するのと誹謗中傷は違うということです。

他人が明らかに間違っているので、その間違いを指摘するのは悪いことではありません。
むしろ、その方が被害がそれ以上広がらないというメリットがある可能性は高いでしょう。

ただ、この時にあまりに上からの口調で相手をバカにする態度で指摘してはいけません。
なるべくへりくだって、「こうなのではないでしょうか?」と質問する形で指摘するようにすれば、相手を傷つける可能性は低くなります。
それを「こうに決まってるだろ。バカじゃないの?」などと乱暴に書いてしまったり、言ってしまうと誹謗中傷になります。

そもそも、決めつけは良くありません。
人の考えは千差万別であり、様々な考え方がありますし、相手が間違っていると思っても、他の要素などを考えたら、結果的にその方法が最善だったというケースもあります。

そのため、自分の考えが間違っているかもしれないという考えを、常に持っておく必要があるということです。
その心がけがあるなら、高圧的な口調になることなど決してないはずなのです。

高圧的に上から目線の乱暴な書き方をするような人は、明らかに頭の悪い人物です。
そうならないためにも、自分も気づかずにそうなっていないかをよく考え、自分の考えが間違っているかもしれないという考えを、常に持って意見するようにしましょう。

 



関連記事

話術を学ぶ14

話術を学ぶ13

言葉を知る6

嘘を見抜く4

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを投稿する

メールアドレスが公開されることはありません。メールアドレスを入力すると、返信があった時に通知されます。
※が付いている欄は必須項目です。

※コメント送信前に以下をご確認ください。

コメントは承認制になっております。
どんどんお気軽にコメントを投稿していただいても構いませんが、記事の内容と関係ないものは掲載されませんので、ご注意ください。
逆に、記事の内容に沿っていれば、どんな批判的なコメントでも受け入れさせていただきます。

私自身、未熟なことは重々承知しておりますので、批判的なご意見を書き込んでいただくのは大いに結構なのですが、どこをどう改善すれば良いか分からないコメントも多いため、できましたらどの部分がどういった理由でダメなのかや、改善策も述べていただけますと幸いです。