話術を学ぶ12

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前回に続き、役に立つかもしれない話術などを少しご紹介させていただこうと思います。

 

■きちんと叱る

知人のミスに対して、寛容に許してしまう人も多いかと思いますが、本人のためにはきちんと叱った方が良い場合もあります。

例えば、友人が家に遊びに来た時に、友人がうっかり皿を落として割ってしまった場合など、
「気にしなくて良いよ」
という優しい方が多いと思いますが、あまりにうっかりが多い友人の場合、寛容すぎると本人のためには良くない場合もあるかと思います。

また、皿を割ってしまった友人としても、申し訳ないという気持ちがあるはずであり、簡単に許されてしまっても、モヤモヤ感が残ってしまうという人もいらっしゃると思います。
こういった人の場合、きちんと叱られた方がスッキリするという人も多いと思います。

「君は何でそんなにミスが多いんだ」
「普段から注意力を身に着けてるように努力をしていないからだろ」
など、なるべく感情的にはならず、怒るのではなく、叱るようにしましょう。

怒ると叱るの違いは、別の記事でも書いておりますが、怒るというのは感情のまま、自分の怒りを相手にぶつけるというものですが、叱るというのは、あくまで相手のために、冷静に諭すというものです。

叱りっぱなしでは、相手に不快感を残してしまうと思う場合は、
「次は気をつけなよ」
など、優しくフォローの言葉を入れておけば良いでしょう。

こういったことはもちろん、会社内の上司と部下など、仕事上のミスなどでも同様です。
相手のことを考え、叱る必要がある時は、しっかりと叱るようにしましょう。

 

■間を使う

以前も書いたかもしれませんが、間(ま)を使うというのは、話術としても有効なテクニックです。
私は、これがあまりうまくできないのですが、営業やリーダー格の人には、間をうまく使えると、交渉や説得が有利になることもあるかと思います。

間を使うというのは、要は、会話の途中で少しだけ時間を空けるということです。
そのわずかな間に、他の人が話し始めてしまうと失敗ですので、あくまで自分が話していて、次の言葉も必ず自分が話す時でないと使えません。

「この商品の新機能を知りたいですか?実は・・・」
という感じで、自分の言葉を相手が聞く状態の時に、間を使う手法が取れます。

間を空けると、聞いている人の期待感も膨らみますし、多人数が聞いている場合は、注目を集めることができます。
もちろん、間を空けすぎると、逆に聞いている人が不安になるので、適度に間を空けるようにしましょう。

他にも、誰かに質問された時に、間を使う方法もあります。
「彼のアイディアについては、君はどう思う?」
「・・・・・・・・・・。それを実現しようとすると、予算が足りなくなると思いますので、私は反対です」

間を取らずに言うよりも、間を取った方が次の言葉が印象的なものになります。
また、熟考の末に答えている印象になりますので、言葉の重みも増すかと思います。

なかなか難しいテクニックではありますが、使う機会があれば試してみていただければと思います。

 

■緊張を抜く

腹立たしい発言があったり、イラっとすることがあることも多いと思いますが、こちらも怒りをあらわにしてしまうと喧嘩になってしまいます。
自分が怒ってしまうと、自分に対してもストレスになりますし、何より冷静さを失ってしまいます。

相手に腹立たしい発言があったとしても、あまり真に受けないようにし、場の雰囲気を和ますようにしましょう。
こちらが親しみのある口調や、おもしろ口調で話すようにすれば、相手も同調してくる可能性が高く、ギスギスした雰囲気を避けられる場合があります。

相手のたかぶっている感情を一気に力を抜けさせるようなイメージです。
これは、剣術などにも用いられる、緊張を抜くというものです。

これを知っていると、ヤンキーなど恐い人に絡まれても、相手のたかぶる気を一気に抜いて、こちらのペースにすることも不可能ではありません。
ただ、これを行うには、その人の性格も関わってきますので、すぐにビビるような気弱な性格の人には難しいかもしれません。

コツとしては、とにかく相手が威嚇のような強い口調で話してきたとしても、こちらは笑って受け応えすることです。
まぁ、これだけでは、通用しない人も多いと思いますが、親しげに話したり、笑いの一つでも入れることができれば、相手も怒るのがバカバカしいと思う可能性が高まります。

これを行って相手をさらに怒らせてしまう場合もあるかもしれませんので、使いどころは注意する必要があります。
うまくいくかどうかは、両者の性格や状況にもよりますので、どのような対応をするのが良いかは、都度判断していただければと思います。

 

■目線を外す

相手と話している時、ずっと相手の目を見続けていると、相手にとっても苦痛となるので、適度に目線を外した方が良いというのは、以前の記事にも書きました。
このこととは少し違うのですが、目線を外した方が良い場合が他にあります。

あまり親しくない人に接近して話しかける場合、相手の目を見ずに近づいた方が良い場合があります。
親しい人の場合はその必要はありませんが、例えば接客業の人や営業の人で、お客様に話しかける場合などに使える技です。

チラシやティッシュ配りの人などで、通行人の目を見ながら接近して、チラシやティッシュを渡そうとすると、どうしても警戒されてしまう場合が多いものです。
ところが目線を外して、近づいてきたところに急に渡すと、成功率が上がるかもしれません。

人間は、目線を向けられていると、どうしても少なからず緊張してしまうものです。
もちろん、そういったことに慣れている人もいらっしゃいますが、普通の人は見られていると、その人に対して少し警戒してしまいます。

なので、接客業などの人で、ターゲットの人に、わざと目線を外したり、背中を向けて近づくという手法が有効になる場合があるのです。

日常生活で応用するのは難しいかもしれませんが、目を合わせて近づくと、人は警戒する場合があるというのは、覚えておくと良いかもしれません。

 



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