正しい熱中症対策

2 Comments


暑い日が続いており、熱中症患者が後を絶ちませんが、熱中症対策について、間違った認識の方も多いようですので、正しい熱中症対策を書いておきたいと思います。

 

■正しい熱中症対策

ニュースで熱中症の対策として、水分をこまめに取ってくださいという話をよく耳にしますが、熱中症対策としては不十分です。
水分を取るというのは、脱水症状対策としては正しいですが、熱中症対策としては的確とは言えません。

このサイトで、猛暑を乗り切る方法にも書きましたが、水分をこまめに取っていても熱中症にはなります。
正しい対策は、身体を冷やす以外にはありません。

特に炎天下の中、外で運動や仕事をし続けなければならない人は、1時間おきに5分以上は涼しい場所で身体を冷やすようにしましょう。

また、熱中症にかかった場所で最も多いのが、屋内という統計結果も出ておりますので、家にいるからと言っても油断はできません。
部屋の中であっても、暑い温度のままで過ごしていると、熱中症になりますので、クーラーで部屋を冷やすか、それが難しいようなら、せめて扇風機を使ってください。

熱中症は、最も気温が高くなってから2日後に熱中症患者が増えるというデータもありますので、多少気温が下がったからと言っても油断はできません。
熱は体内にもこもっているものと認識し、常に身体を冷やすように心がけていただければと思います。

 

■塩分は多めに取った方が良いか?

ニュースを見ていても、塩分も多めに取ってくださいという話も聞きますが、これは微妙なところです。
日本人は、塩分を食事から十分取れておりますので、あまり無理に塩分を取る必要はありません。

確かに、大量に汗をかくと、汗と一緒に塩分が流れ出てしまい、塩分が不足する恐れがあるのですが、それは暑い時期に激しい運動をしたり、仕事でずっと外で作業をしている方くらいです。

普通の人であれば、食事から十分塩分は取れていて、多少の汗をかいたところで、それほど塩分が不足することはありませんので、意識して塩分を取る必要はないかと思います。

あまり塩分を取りすぎても、高血圧になってしまい、様々な病気になってしまうリスクが高まってしまうので、塩分の取り過ぎには注意する必要があります。
自分がどのくらい汗をかいたか、量を考えて塩分補給が必要かどうかを判断していただければと思います。

 

■汗は濡れタオルで拭いた方が良いか?

いくつかの健康番組で、汗は乾いたタオルで拭くよりは、濡れたタオルで拭いた方が良いとやっていました。
濡れたタオルで拭いて、少し水分を残した方が、蒸発した時に涼しくなるとのことです。

言いたいことは分かるのですが、私は別に乾いたタオルで拭いても問題はないと思いました。
夏の暑い時期は、汗を乾いたタオルで完全に拭き取ってしまっても、拭き取ったそばから汗は出続けているので、水分が完全になくなることはありません。

むしろ、濡れたタオルで拭くと不快感が残るので、乾いたタオルで拭いた方が良いと思います。
それよりも重要なのは、身体に風を当て続けることです。

汗は何のために出るのかと言えば、汗が蒸発した時に、熱エネルギーを奪うために、身体が冷えるからです。
しかし、周囲の空気が動かないと、身体の周囲の湿度が高くなり、なかなか汗が蒸発しなくなります。

風を当て続けることで、空気を動かし、身体の周囲の湿度を下げると、汗が蒸発しやすくなるので、風で直接身体を冷やすと同時に、汗の蒸発によっても身体を冷やすことができるのです。

流れるほどの汗の量になると、汗も蒸発しにくくなりますので、タオルで拭く必要がありますが、濡れたタオルでも乾いたタオルでもどちらでも構いません。
もちろん、冷やした濡れタオルであれば、直接身体を冷やすことができますので、そういった目的であれば、有効かと思います。

とにかく、室内にいる時はもちろん、外にいる時なども、団扇などで身体に風を当て続けるようにすると良いでしょう。

 

■日本の夏はアフリカよりも暑いのか

テレビで、アフリカや東南アジアなどの、赤道に近い国から日本に来た外国人にインタビューすると、日本の方が暑いという方もいらっしゃいました。
気温は、明らかに赤道付近の国の方が暑いはずですが、なぜ日本の方が暑く感じるのでしょうか?

大抵の方はご存知かと思いますが、日本は湿度が極端に高いということです。
そのため、汗が乾きにくく、不快な上に暑く感じるというわけです。

アフリカなどは砂漠もあるように、乾燥している地域が多いので、乾燥していると、気温が高くてもそれほど過ごしにくくありません。
私もオーストラリアに住んでいた時は、かなり高い気温の時もあったのですが、乾燥していたため、日本の夏よりは過ごしやすいと感じました。

日本は、地理的な要因で、夏は湿度が高い状態が続き、かなり過ごしにくくなります。
2020年には東京オリンピックも開催されますが、長距離ランナーなどの熱中症が心配され、何かしらの対策が必要かと思われます。

また、部屋で過ごす時も、温度を下げず、エアコンのドライで湿度の方を下げるだけでも、十分に涼しくなる場合もあります。
こちらの方が電気代を節約できる可能性もあるので、もしドライ機能があるエアコンをお持ちであれば、試してみていただければと思います。

 



関連記事

猛暑を乗り切る方法

このエントリーをはてなブックマークに追加

2 件のコメント 正しい熱中症対策

  1. 加藤 より:

    管理人様

    この記事に書いて下さった事を参考にしてみたいと思います✨

    私は熱中症対策に保冷剤を使っています!使い方は簡単です

    用意する物
    ①保冷剤
    ②ハンカチ又はタオル
    (保冷剤が包める程度)です

    ①を②で包んで、それを脇の下や首に挟みます!

    ①を帽子の中に入れて、それをかぶります!

    ①をタオルで包まないで首の後ろに乗っけます

    という事を私はしております
    管理人様も参考にするか、実践してみてはいかがでしょうか❓

  2. 管理人 より:

    加藤様。
    コメントいただきまして、ありがとうございます。

    私もアイスノンを冷凍庫で冷やしたものをタオルで巻き、おでこや首に巻くというのをやっております。
    帽子は、ムレるのであまりかぶらないですが、帽子に保冷剤というのは斬新なアイディアですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

※コメント送信前に以下をご確認ください。

コメントは承認制になっております。
どんどんお気軽にコメントを投稿していただいても構いませんが、記事の内容と関係ないものは掲載されませんので、ご注意ください。
逆に、記事の内容に沿っていれば、どんな批判的なコメントでも受け入れさせていただきます。

私自身、未熟なことは重々承知しておりますので、批判的なご意見を書き込んでいただくのは大いに結構なのですが、どこをどう改善すれば良いか分からないコメントも多いため、できましたらどの部分がどういった理由でダメなのかや、改善策も述べていただけますと幸いです。