幸せとは何か

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「幸せとは何か」
よく話題になる問題です。
「お金持ちになること」
「結婚して仲睦まじく過ごすこと」
「充実した仕事をすること」
人によって様々な答えがあります。

 

■本当の幸せとは

いろいろな意見があると思いますが、誰しも共通で言えることがあります。
本当の幸せとは、
「生きていることが幸せ」
ということでしょう。
生きていることは当たり前だとおっしゃる方もいらっしゃるでしょうが、果たしてそうでしょうか?

 

■どんな状況になっても

生きていれば、いろいろな事があります。
どんなに不幸になっても、
「生きていることが幸せ」
と言えるでしょうか。

この問には、私は「はい」と言えます。
たとえ手足を失っても、
たとえ目が見えなくなっても、
たとえ余命1ヶ月のガンに侵されても、
それでも、今生きていることが幸せと思うべきでしょう。
いや、返ってそういう状況だからこそ、生きていてる今が幸せと思えるかもしれません。
死んでしまっては、幸せなのか、不幸なのかも分かりません。
もちろん、健康の問題だけではないでしょう。
仕事で大失敗をしたり、莫大な借金を抱えたり、配偶者に逃げられたりと、いろいろなことが起こると思います。
それでも、やはり
「生きていることが幸せ」
と思いましょう。
死んだほうが楽と思う状況にもなるかもしれません。
それでも、自殺を選択せずに、
「生きていることが幸せ」
と思いましょう。
そのうち良いことがあるかどうかは分かりません。
が、死ねば、文字通り「終わり」です。
今、自分が生きていることの奇跡を思い出し、
「生きていることが幸せ」
と思い、生きていることに感謝しましょう。

 

■普通のことが幸せ

平凡な人生であっても、
「普通のことが一番幸せ」
であると思います。
普通に朝起きて、普通にごはんを食べ、普通に仕事をし、普通に寝る。
ほとんどの方がこのような人生かも知れませんが、
「普通のことが一番幸せ」
と思いましょう。

 

■もっと不幸なことが起きたら

ある日、あなたが朝起きると、腹部に激痛が走ります。
尋常な痛みではありません。
あなたはすぐに病院に駆けつけて精密検査をしてもらうと、内科の先生が神妙な顔をしてこう言いました。
「非常に申し上げにくいのですが・・・、胃ガンの可能性があります」
「・・・・」
あなたは言葉を失います。
問い詰めると、末期ガンで余命は1ヶ月くらいと言われます。
この時、初めてあなたは
「普通のことが幸せだったんだ」
と思い知るでしょう。

 

■生きていることは当たり前のことではない

生きていることは当たり前のことではありません。
様々な奇跡が重なって、あなたは今生きています。
生きている喜びを感じ、自分を生んでくれた両親に感謝しましょう。
そして、
「生きていることが幸せ」
「普通のことが一番幸せ」
ということを忘れないようしましょう。
 



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