人のせいにしない

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めまぐるしく変化する近代の世の中で、忙しい現代人は時間に追われ、心にも余裕がなくなってきています。
何事も「あれが悪い、これが悪い」と非難し続けてしまう気持ちは分かりますが、本当にそうでしょうか?

 

■人を嘆くよりも自分が行動する

他人に対して、こうしてほしいと思っていても、なかなか思うとおりには動いてくれないものです。
他人に過度な期待をするのは止めた方が良いでしょう。

もちろん、お互い信頼しあっている人であれば、頼んだことを行動に移してくれるとは思いますが、100%ではありません。
この世で唯一、確実に思った通りに行動してくれる人は、自分のみです。
自分でさえも、失敗することはありますので、何もかも思い通りになるわけではありませんが、やはり他力本願ばかりではうまくいかないことも多いものです。

解決するには、他人が思い通りに行動してくれないからと言って嘆くよりも、自分が行動することです。
他人が悪いからではなく、自分のせいと考えることで、他人を非難することもなくなり、自分にやる気を持たせることができます。

もちろん、仕事を部下にやらせなければならないというケースもありますので、その場合はどうすれば部下がきちんと仕事をしてくれるかを考える必要があります。
こういったケースでは、部下をやる気にさせる方法というものはありますので、本などを読んで勉強すると良いと思います。

また、家庭内で夫婦で家事を分担しているのに、妻が担当の掃除をしてくれない時なども、「一緒に掃除をしよう」と言うことで解決できる場合もあります。

様々な問題は、社会情勢が絡む場合も多く、不況のせいで結婚や出産ができなかったり、教育が悪いせいで子どもが問題を起こしたりなどがあると、
「政府が悪い、政治家が悪い」
と言いたくなりますが、それならばなぜあなたが政治家になって改善しようとしないのでしょうか?

私も政治家を非難することはありますが、私は政治家にはなりたくないので、そのような非難を言う権利はないのかもしれません。
政治家を選ぶのは国民ですし、むやみやたらに政治家を非難する前に、自分の責任もあるということは考えた方が良いでしょう。
自分の代わりに政治をしてくれていると思えば、感謝すべきことなのかもしれません。

ただ、明らかに政治が間違った方へ行くことはありますので、その場合はもちろん、国民みんなが声を挙げる必要はあります。

政治に限らずどんな場面でも、他人が悪いと非難する前に、本当に自分は悪くないのかや、自分には何もできなかったのかを振り返るようにしましょう。

 

■陰口を叩かれるのは自分のせい

陰で自分の悪口を言っているという話を聞いた時、悪口を言った人に怒りを覚えるのは当然かと思いますが、その前に少し冷静に考えてみてください。
確かに、陰で悪口を言われるのは、決して良い気分ではありませんが、あなたが善人で何も悪いことをしていなければ、悪口を言われることはあるでしょうか?

その人に何らかの問題があるから、悪口を愚痴として話しているのではないでしょうか。
もしそうであれば、悪口の内容を確かめて、その部分を改善する努力が必要です。

容姿が良いとか、性格が良いという理由から、それを妬んで陰口を言われることもあるかもしれませんが、それは妬みであって、悪口とは言えませんので、注意してください。

会社へのクレームも同じです。
好き好んでクレームをたくさん言ってくるクレーマーという方もおりますが、基本的に会社の製品の改善点を述べてくれていますので、真摯に受け止めて改善を検討する必要があるのです。
善良な企業は、クレームに対して感謝を述べることもあります。

陰で自分の悪口を言われていると分かった場合、その人を非難するのではなく、自分の悪い部分を反省し、改善するようにしましょう。

 

■配偶者の浮気は誰のせいか

配偶者が浮気をした場合、もちろんその人は悪いのですが、もう一つ考えるべきことがあります。
自分が、夫または妻として、魅力的ではなかったのではないかということです。

もちろん、夫婦間だけではなく、恋人同士でも同じことが言えます。
自分が、男または女としての魅力もあり、誠実で仕事もきちんとしていれば、相手が浮気をしようと思うでしょうか。

まぁ、特に男性の方は、妻が何も悪くなくとも、一時の性欲を満たすために浮気をすることがよくあるようですが、その場合は100%夫が悪いので、責めて構いません。

ただ、相手が浮気をした場合は、まず自分に責任がなかったかを考えてみるようにしましょう。
直接相手に、自分に問題があったかを質問しても良いと思います。
その上で、自分に責任があった場合は改善し、相手が悪い場合は、その後どうするかを二人で話し合って決めるようにしましょう。
もちろん、自分に責任がある場合でも、浮気をした相手も悪いことは間違いありませんので、離婚訴訟などは可能です。

夫婦間は複雑で、様々な問題が蓄積していきますので、基本的には相手の立場に立って、どういったことを自分がすべきかを考える必要があります。
その辺りは、相手が浮気に走る前に、考えておきたいものです。

 

■他人の悪い部分も受け入れる

夫婦円満の秘訣は、相手の悪い部分も受け入れることと聞いたことがあります。
配偶者に対して、あれもしない、これが悪いとばかり愚痴を言っていては、長続きできなくなる可能性も高くなります。

相手の悪い部分もその人の性格ですので、それを受け入れて非難しないようにした方が良い場合もあるでしょう。
特に夫婦の場合は、お互いが、相手が思い通りにならないという理由で衝突することも多いのですが、相手の立場に立って考えてみることで、自分が悪くないかを考えることができます。

自分が悪くないとしても、相手の気持ちを思いやり、それを受け入れた方が良いケースもあるかもしれません。
明らかに相手が悪ければ、指摘する必要はありますが、何か相手に対して怒りたいことがあった時は、その前に自分が悪くないかを考えるようにしましょう。

友達や仕事仲間であっても、悪い部分も受け入れるという覚悟があった方が、仲の良い状態を保てる可能性が高いです。
悪い部分もその人の性格の一部だと思えば許すことができるかもしれません。

ただ、明らかにその人が間違っていたり、悪い部分を直した方が良い場合は、指摘する必要はあります。
また、悪い部分を受け入れ続けること自体が、大きなストレスになってきている場合は、悪い部分を改善してもらうか、その人から遠ざかるなどを考えたほうが良いかもしれません。
状況に応じて判断するようにしてください。

他人の悪い部分を受け入れるということは、なかなか勇気のいることですが、一度それができてしまうと、その悪い部分が気にならなくなることもあります。
長く付き合う相手ほど、そういった愛情が必要ですので、一度試してみていただければと思います。

 
他人が悪いと思っていることでも、よくよく考えてみると、巡り巡って自分にも責任があるということは、往々にしてあるものです。
普段から、他人を非難する前に、自分にも責任があったのではないかということを考えるようにしてみましょう。

 



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