生活の知恵19
前回に続き、役に立つかもしれない生活の知恵を少しご紹介させていただこうと思います。
■手足や首が冷える
冬になってくると、冷え性の人は手足が冷たくなってしまうという悩みがつきないと思います。
私は寒さには強いので体はそんなに寒くないのですが、末端冷え性なので手足は冷たくなってつらいことがあります。
家でも靴下を履けば良いのですが、これだとすぐに足の裏が汗でムレてしまいます。
暖房やコタツなどを使っても、冷え性の人はなかなか足が温まらないという人も多いかと思います。
スリッパもずっと履いているとムレますし、家の中でずっと履いているというのも難しいかもしれません。
足の冷えに一番オススメなのは、レッグウォーマーです。
足はむき出しですが、足首とふくらはぎを温めるというものです。
基本的に血管が心臓側から末端まで通っているのですが、末端に行く過程で徐々に血液が冷えてしまうのが冷え性です。
なので、足の直前の足首で血液を温めることで、足の冷えを軽減するということです。
私も試してみましたが、足の冷えがかなり楽になりました。
レッグウォーマーなら足がむき出しなので、足の裏がムレることもありません。
もちろん、家の中がずっと寒いとさすがに足も冷たくなってきますが、これがあるとないとではだいぶ違います。
手の方も、家の中で手袋をしていると手のひらがムレるので、手首だけを温めるリストウォーマーが良いかもしれません。
オンラインショッピングなどで探せば売っているので、必要であれば探してみましょう。
また、寝ている時などに首や肩が冷える場合は、タオルやマフラーを肩にかけると良いと以前書きましたが、ネックウォーマーも有効です。
タオルやマフラーでは、寝返りをうった時に外れてしまう可能性があるので、こちらの方が良いかもしれません。
手足や首が冷えるという方は、試してみていただければと思います。
■歯ブラシの毛先を直す
歯磨きをしていると、歯ブラシの毛先がすぐに広がってしまうという方もいらっしゃるかと思います。
歯ブラシを交換したばかりなのに、すぐに毛先が広がってしまう場合は、ブラッシングの力が強すぎるかと思いますので、あまり力を入れないようにしましょう。
長く使っていると、歯ブラシの毛先が広がってしまいますが、元に戻す方法があります。
歯ブラシを80度くらいの熱湯に浸けて、ぐるぐると回し、すぐに冷水に浸すと、毛先が真っ直ぐに戻るらしいです。
私は試したことはないですが、これは歯ブラシがナイロン製なので、ナイロンは熱で柔らかくなり、冷えると固まる性質があるためです。
長く歯ブラシを使いたい場合は有効かもしれませんが、ただこれは注意が必要です。
歯医者さんなどはこの方法は勧めていません。
毛先を元に戻したとしても、歯垢除去力は元には戻らないということです。
衛生的にも良くないと思いますので、基本的に歯ブラシはあまり長く使わず、早めに交換した方が良いと思います。
90回のブラッシングで交換するのが目安と言われていますので、1~2ヶ月程度に1回交換するようにしましょう。
電動歯ブラシでも同様かと思いますので、同じ歯ブラシを長く使わず、交換のタイミングは意識するようにすると良いでしょう。
■壁を掃除する
ホコリというものは、家中いたるところに降り積もり、頻繁に掃除をしないとすぐに溜まってしまうものです。
床掃除は定期的に行っている方も多いと思いますが、手の届かないところは知らぬ間に、ものすごい量のホコリが溜まってしまって驚くこともあるものです。
このホコリですが、実は壁にも付きます。
静電気のせいで、テレビなどの表面にもホコリが付いてしまうのはご存知の方も多いと思いますが、壁にも静電気でホコリが付いてしまいます。
この壁のホコリは、少しの風や振動で下に落ちることがあるので、壁を掃除するということも必要になってきます。
まぁ、すぐに大量のホコリが壁に付くわけではありませんので、頻繁に掃除する必要はありませんが、思い出した時にでも、布巾などで軽く掃除しておくと良いでしょう。
拭く時は、以前も書いたように、界面活性剤が入っている洗剤を使うと、静電気を防ぐ効果があるので、試してみるのも良いと思います。
壁のホコリもあまりに放置しておくと、ハウスダストの要因となってしまう可能性もあるので注意しましょう。
また、カーテンもたまに洗濯するか、クリーニングを出した方が良いでしょう。
カーテンをあまり洗うことはしないご家庭も多いかもしれませんが、カーテンは意外と汚れやすいです。
網戸などて外からの風を受けていれば、外から砂ぼこりや花粉などが付着してしまいますし、家の中からもホコリが付着します。
また、虫などが汚していくこともあるので、カーテンをあまり洗わないというのは、衛生的によくないことです。
カーテンを自宅で洗濯する場合は、タグの洗濯ラベルを確認して、それに従いましょう。
手洗いなのか、洗濯ネットなどを使って洗濯できるのか、もしくは自宅では洗濯できないものもありますので、注意が必要です。
自宅で洗濯が難しい場合は、クリーニング店に持っていけば大抵の場合は大丈夫です。
カーテンも長い時間放置しておくと、ハウスダスト等の原因になるので、なるべく洗濯するようにしましょう。
■ハサミがベタつく時
ガムテープなどをハサミで切っていると、粘着物がハサミにくっついてしまい、切りづらくなってしまうことがあります。
粘着物を取る方法は色々とあるようですが、手軽で代表的なものをご紹介させていただきます。
最も簡単なのはウェットティッシュで拭き取ってしまうことです。
ただ、あまりにも粘着性が強い場合は、なかなか取れないかもしれません。
粘着性が強い場合は、除光液を使うと良いと思います。
除光液を垂らして、ティッシュなどで拭き取るということを繰り返せば、かなりの確率できれいに取れるでしょう。
除光液は、マニキュアなどを落とすためのものですが、シールなどの粘着物が中途半端に残ってしまってベタベタしてきた場合に、除光液できれいに取れるので、男性でも1本は持っておくと良いです。
ハサミの粘着物は、消しゴムでこするという方法もあります。
少し時間がかかるかもしれませんが、ゴシゴシこすっていると、粘着物が取れてきますので、除光液がないという方は、試していただければと思います。
また、ハサミの切れ味が落ちてきた場合は、アルミホイルを切ると良いそうです。
原理としては、アルミニウムがハサミに付着することで、切れ味が増すようですが、ただこれは一時的なもののようです。
長い目で見れば、ハサミの刃を痛めてしまうことになりそうなので、あまりオススメはできません。
ハサミの刃は砥石などで研ぐか、長年使っている場合は、買い替えた方が良いかと思います。