最も良いダイエットとは3

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前回に続いて、最も良いダイエットの補足の続きを書かせていただこうと思います。

 

■よく噛む

ダイエットの時のみでなく、健康のことも考えて普段から行った方が良いことは、食べ物をよく噛んで食べるということです。
食べ物をあまり噛まずに飲み込んでしまう人は、どうしても食べる速度が速くなり、食べすぎてしまう可能性が高いです。

特に現代人は忙しい人が多く、食事時間を短くしなくてはいけないために、よく噛まずに飲み込んでしまいがちです。
普段からあまり噛まずに飲み込む習慣が身についてしまうと、食事時間が短くなって満腹感を感じにくくなり、量を食べてしまって太りやすくなります。

また、食べ物を噛むという行為は、消化の手助けのためにしています。
よく噛むことで、食べ物が細かく砕かれますので、内臓に負担をかけることが少なくなり、健康にもつながります。

咀嚼回数が少ないと、食べ物があまり砕かれずに胃や腸に送られてしまい、消化器官や他の様々な臓器にも負担がかかってしまいます。
なので、健康のためにも、ダイエットのためにも、なるべくゆっくり食べるようにして、咀嚼回数を増やすようにしましょう。

私の場合、食道が細いためか、どうしても咀嚼回数が多くなってしまい、逆に速く食べることができないので、他の人との食事の際に迷惑がかかってしまったり、その緊張からか焦ってしまって余計に食べる速度が遅くなってしまうことが多々あります。
しかし、そのおかげもあるのか、咀嚼回数が多くなってしまうので全く太ることはなく、体型をキープし続けています。

もともと食べるのが速い人や、ダイエットをしたい人は、なるべく咀嚼回数を増やしてゆっくり食べるようにした方が良いです。
早く食べるのが習慣になってしまっている人は、なかなか難しいかもしれませんが、普段から食事をゆっくり味わって食べるように心がけましょう。

ダイエットのアドバイスをする人の中には、一口、口に食べ物を入れたら30回は噛んでから飲み込みなさいという方もいらっしゃいますが、これを毎回というのは、なかなか難しいとは思います。
なので、食事をよく味わって食べるということを意識してみると良いと思います。

食事を味わおうとすると、自然と咀嚼回数が増えていくと思いますし、ゆっくり食べることにもつながります。
さらに、満腹中枢が刺激されやすいので、食べすぎてしまうことも減ってきます。

現代人は忙しいので、食事時間を確保するのはなかなか難しいかもしれませんが、食事時間に余裕がある時は、ゆっくり味わって食べるということを意識して、普段の食事を楽しむようにすると良いでしょう。

 

■食事制限の注意点

食事制限をする時は、必ず自分の身体の健康のことも考えるようにしましょう。
過度なダイエットは、栄養分が不足し、健康を損なってしまう可能性があります。

例えば糖質制限ダイエットは、過度にやると健康を害します。
糖質は、人間の身体にとって必要な栄養素の一つですので、これを減らしすぎてしまうと体調を壊したり、病気になりやすくなります。

パンや白米を食べないという炭水化物を抜くダイエットも、健康にとっては危険です。
炭水化物は、糖質や食物繊維などが含まれますので、上の理由と同様、必要な栄養素を取らないということをしていますので、過度に摂取しないのは、健康を害す可能性が高いです。

炭水化物を抜いても、他のものを同じような量を食べていたのに痩せることができたという人も多くいらっしゃるとは思いますが、これは確かに体重は減るものの、実際は人間が動くために必要な筋肉が減っているだけで、脂肪などはほぼそのままなので、健康を著しく害している場合があるとのことです。

脂物を抜くダイエットも多少なら良いとは思いますが、全く摂取しないというのも健康によくありません。
人間に必要なエネルギーとなる栄養素に、脂質がありますので、完全に抜いてしまうと健康を損なう可能性があります。

なので、多少制限するのは良いですが、過度に抜くのは止めましょう。
前回書いたように、極端に何かを抜くのではなく、全体の量を少しずつ減らしていくというのが良いと思います。

減らし方も、一気に減らすのではなく、少しずつ減らしていきます。
一気に食事量を減らしてしまうと、空腹になってつらいですし、ダイエットを止めた時に食べすぎてしまい、リバウンドしてしまう可能性が高くなります。

そのため、時間をかけてゆっくり少しずつ、全体の量を減らしていくようにしましょう。
ダイエットする際は、自分の健康のことも考え、必要な栄養素に摂取するように、心がけていただければと思います。

 

■空腹の時

食事制限をしている時や、ダイエットをしていなくても食事量が少し足りなかった時、空腹でフラフラになってしまうことが、たまにあるかもしれません。
多少の空腹なら次の食事まで我慢した方が良いですが、あまりに空腹で何もできないほどなのに、食べることができない場合は、何か飲むようにとすると良いでしょう。

水分を取れば胃が満たされるので、空腹感が和らぎます。
水分は食事ではないので、太りやすい飲み物でなければ、ダイエット中でも問題はないでしょう。

ダイエット中であれば、飲み物は糖分のないお茶が良いと思います。
歯を磨いてしまった後の空腹であれば、水を飲んで我慢しましょう。

歯磨き前であれば、ガムを噛むのも有効です。
咀嚼をすることで、満腹中枢を刺激するので、ある程度空腹が紛らわすことができます。
ガムは、糖質が少ないものが良いと思います。

また、ダイエット中とは言え、常に空腹に悩まされているような場合は、食事量を減らしすぎている可能性があります。
あまりにもずっと空腹が続くと、ストレスにもなって健康にも良くないので、食事量を調整するようにしましょう。

規則正しい生活をして、食事前に空腹になるのが理想ですが、食事時間以外で空腹になってしまうことがあるという場合は、参考にしてみていただければと思います。

 

■運動について

最も良いダイエットは、食べて運動するのが良いと以前書きましたが、激しい運動を続けるのは健康には良くないことです。
あまりに激しい運動を続けてしまうと、活性酸素が溜まってしまい、老化が早まってしまったり、病気になりやすくなってしまいます。

活性酸素というのは、身体を錆びやすくするような物質で、体内には少ない方が良いとされています。
身体を錆びにくくするには、激しい運動ではなく、軽い運動を続ける方が良いです。

テニスやフットサルなどは激しい運動になりますので、週1回程度なら良いですが、毎日のようにやってしまうと身体に負担がかかりますし、活性酸素も溜まってしまいます。
なので、軽いランニングまたは散歩や筋トレなどを、毎日もしくは1日おきくらいで行うのが良いと思います。

そして、運動は数ヶ月行えばもうやらなくて良いということではなく、習慣にして続ける必要があります。
運動を止めてしまうと、どうしても脂肪が溜まりやすくなってしまいます。

歳を取って高齢になってくると、なかなか身体を動かすのもつらいという人もいらっしゃるかもしれませんが、普段から身体を動かしている人は、高齢になっても健康的に体型も維持できている方も多いものです。
運動をする習慣がないという方は、最初は体操を毎日やることから始めてみて、少しずつ日常に運動を組み込んでいってほしいと思います。

運動にしろ、食事量の減量にしろ、咀嚼にしても、継続が大切なことです。
どんなダイエット対策をしようとも、数ヶ月で止めてしまっては、元の体重に戻ってしまう可能性が高いです。

最初から急激に食事量を減らしたり、激しい運動をしたりせず、少しずつできる範囲から行い、習慣化させることが大事ということを覚えておいていただければと思います。

 



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