最も良いダイエットとは2

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前回、最も良いダイエット法として、食べて運動するのが良いと書きましたが、補足を書かせていただこうと思います。

 

■食事量を少しずつ減らす

食べて運動をすれば健康的に痩せられることは確かではありますが、食べ物の量が多いとなかなか体重が落ちないと思います。
手っ取り早く減量するには、食べる量を減らすことは有効です。

ただ、ダイエットをしようとした時に、急激に食べ物を減らす方がいらっしゃいますが、これは健康的にもダイエット方法としても良くないことです。

食べ物をほとんど食べないで何日も過ごせば、栄養面で不足が生じ、健康状態を保てなくなって病気になる可能性が高まります。
例えば炭水化物ダイエットは、やり過ぎると筋肉がどんどん衰えてしまい、体力ややる気なども低下し、事故や転倒など様々なトラブルの要因になったり、病気になりやすくなります。

食事を大幅に減らす方法は、健康面以外にもダイエット法としても良くないです。
食事を我慢してしまうと、どうしても欲求が溜まり、食事を解禁した時に食欲が爆発してしまいます。

そうするとリバウンドを起こし、最初の状態よりも体重が増えてしまったというのもよく聞く話です。
また、これを繰り返すことで、太りやすい体質にもなってしまいます。

食事を取らない状態が続くと、次の食事でなるべく食べ物を吸収しようと脳や消化器官が働き、さらに次の食事がいつになるか分からないということから、なるべく脂肪として蓄えようとする働きが生じるのです。
これにより、過度な食事制限をすることで太りやすい体質になっていきます。

では、どうすれば良いかと言えば、食べ物を少しずつ減らせば良いということです。
普段の食事の量をいつもより少し減らしていき、慣れてくれば、さらにまた少しずつ減らしていきます。

食事の減らし方ですが、副菜を何かを一品なくすという方法ではなく、全体の量を少しずつ減らします。
外食だと難しいかもしれませんが、自炊しているなら、ご飯やおかず、副菜の量を少しずつ減らしましょう。

そうすることで栄養面のバランスを取りながら減量することができます。
何かを一品なくすという方法では栄養面のバランスを崩す心配があるので、全体を少しずつ減らすようにすると良いと思います。
コンビニで食料を買う場合も、量の少ないものを選ぶようにすると良いでしょう。

外食の場合は大量に注文している人は注文数を減らしましょう。
もともと注文数が多くない人の場合は難しいですが、直接店員さんに頼んで、量を減らすように頼んでみるも良いかもしれません。

普段の運動をするとともに、全体の食事の量を少しずつ減らすという方法で、効率よくダイエットができるかと思います。

 

■我慢をしない

食べたいものを我慢すると、先ほど書いたように、欲求が溜まり、後で食欲が爆発して大量に食べてしまう可能性があります。

脂物や甘い物はおいしいですが、食べすぎると太ってしまう可能性は高いです。
しかし、ダイエットをするからと、これらのものを完全に止めてしまうのは良くないです。

ダイエット中で我慢している間も、ダイエットが終わればたくさん食べようと考えてしまう人も多いかと思いますが、これが良くないのです。

先ほど書いたように、食事を我慢すると、体が次の食事でたくさん吸収しようとしますし、食べた時に脂肪としてたくさん蓄えようとします。
我慢して解禁した反動で、脂物や甘い物をたくさん食べてしまうと、ただでさえ脂肪になりやすい食べ物なのに、我慢していたことでより吸収性が増して太りやすくなるのです。

脂物や甘い物は健康面でもあまり良くないものなので、制限はしても良いのですが、全く食べなくするというのは欲求が溜まってしまって良くないので、少量を味わって食べるようにしましょう。
少量であれば、それほど太ることにはなりませんし、味わって食べることで欲求を満たすこともできます。

ジュースなども糖分が大量に入っているので、飲み過ぎには注意が必要です。
100%の果汁ジュースであっても、果物自体に糖分があるため、過剰摂取は糖分過多になります。
野菜ジュースも、糖分が入っているものも多いので、飲み過ぎない方が良いです。

中毒的にコーラなどを大量に飲む方もいらっしゃいますが、これも糖分が多いので飲み過ぎてはいけません。
こういったものはなるべくお茶にするなどが良いですが、欲求が満たされないなら、1日1杯程度を毎日飲むようにすると良いでしょう。
それでも満たされないという場合は、1日のうちに一口飲むというのをこまめにすると良いと思います。

揚げ物やスイーツなども同様に食べ過ぎは良くないですが、完全に我慢してしまうのも良くないので、少しだけ食べるようにしましょう。
そうすることで欲求を満たしてくれるので、ストレスにもなりにくいです。

このように、我慢しすぎるのも良くないので、自分の欲求が溜まらないように、食べたくなったら少量を味わって食べるようにすると良いと思います。

 

■カロリーオフや糖分0の落とし穴

ジュースや食材を買う時に、カロリーオフや糖分0などを謳っている商品も数多くありますが、これらを購入して摂取する際は注意が必要です。

カロリーや糖分を少なくすると、当然味は落ちてしまいます。
そのため、別のもので味付けをしているのですが、その別のものが何かによっては、余計に太りやすくなったり、健康に良くなかったりする場合があるのです。

カロリーを減らしている代わりに、健康に良い食材を使っているなら問題はありませんが、カロリーは確かに低くても、逆に太りやすいもので代用していないとも限りません。
糖質0の場合も、化学調味料などで代用して健康面で良くないものを使用している可能性もあります。

たとえ糖質が0であっても、大量に飲んでも太らないというわけではありません。
中にはダイエットコーラだから大丈夫と言って、大量にダイエットコーラを飲む人がいらっしゃいますが、これではダイエットになりませんし、健康的に良くありません。

ダイエット中だとしても、過度にそういった商品を気にして選ぶのではなく、先ほど書いたように全体の量を少しずつ減らせば良いと思います。

 

■自己管理を意識する

ダイエットを成功させるためには、自分自身のコントロールをすることが重要です。
食欲のコントロールもそうですが、運動に関してもコントロールが必要です。

前回も運動の重要性を書きましたが、あまり激しい運動をする必要はありません。
特にダイエットの場合は継続の方が大事ですので、毎日軽い運動をするのが良いでしょう。

毎日運動というと大変だと思うかもしれませんので、1日おきでもかまいません。
運動も軽く家で筋トレを行う程度で良いかと思います。

筋トレに抵抗があるという方は、ジョギングでも良いかと思います。
ただし、1日おきでも良いので継続をする必要があります。

こういった運動は健康にも良いことですので、ダイエットのためだけではなく、健康を維持するためにも普段から行うようにしましょう。

ここまで書いてきたように、自己管理ができなければダイエットはうまくいきません。
食事についても、食事の量を減らすだけでなく、好きな食べ物を少しだけ食べて欲求を満たしつつ、食欲をコントロールする必要があります。
運動についても同様に、健康管理という面で運動を習慣づける必要があります。

自分の欲求や習慣をコントロールできなければ、ダイエットも難しくなりますので、まずは自己管理という点を意識した上で行っていただければと思います。

 



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