生活の知恵12
前回に続き、生活に役立つかもしれない知恵を少しご紹介させていただこうと思います。
■シャツの黄ばみを落とす方法
以前、このサイトで、白いシャツの襟につく黄ばみを落とすには、ベビーパウダーが良いとご紹介しましたが、この方法では黄ばみを完全に落とすことはできません。
あるテレビ番組で、シャツの黄ばみを完全に落とす方法が紹介されていたのですが、このシャツの黄ばみというのは人間の皮脂で、これを落とすには2段階の洗濯が必要になるとのことです。
皮脂は油なので、水洗いではなかなか落ちないのですが、油で洗うと皮脂が落ちるそうです。
これは、クリーニング店でドライクリーニングというものが、油で洗うという洗濯法で、これで皮脂が落ちて白くなるということです。
しかし、この皮脂を落としても、タンパク質が残っているらしく、何日か時間が経過すると、着ていなくてもまた黄ばんでくるのです。
そのため、タンパク質も除去する必要があるのですが、これは水洗いで良いそうです。
そのため、クリーニング店でドライクリーニングを行った後、すぐに水洗いするのが良いのですが、ご家庭でもできる方法があります。
その方法は、台所用洗剤と酸素系漂白剤を水で混ぜたものを黄ばみに塗り込み、しばらくしてから普通に洗濯すれば良いそうです。
台所用洗剤は、油を分解する作用があるため、皮脂を浮かせて除去できるとのことです。
その後は、タンパク質が残るので、普通に洗濯機で水洗いすれば良いのです。
もちろん、洗濯用洗剤は普通に使います。
これで、ご家庭でも簡単に白いシャツの黄ばみを完全に落とすことができますので、もしお悩みの方がいらっしゃったら、試してみていただければと思います。
■脇毛や股間の毛を乾かす時
脇毛や股間の毛をドライヤーで乾かす人が気持ち悪いと言う方がいらっしゃるようですが、実はこれらの毛もドライヤーで乾かした方が清潔です。
確かに、脇毛や股間の毛をドライヤーで乾かす姿を見られてしまうと、少し見苦しい部分もあるかもしれませんが、この部分の毛は乾きにくく、水分が残っていると、臭いの原因となるので、完全に乾かした方が清潔に保てるのです。
タオルドライで十分に乾くと思う方も多くいらっしゃるかもしれませんが、目に見えないだけで、水分は結構残ってしまいます。
そのため、ドライヤーで水分を蒸発させた方が良いと言えます。
冬場は乾燥しているので、それほど臭いが気になるというほどではないと思いますが、夏場は汗もかきますし、水分も蒸発しにくいので、ドライヤーで乾かした方が良いでしょう。
臭いだけではなく、かゆみの原因ともなりますので、ぜひ脇毛や股間の毛もドライヤーで乾かすようにしてください。
■寝る時に肩が冷える場合
冬は布団を掛けて眠れば、よく熟睡できますが、肩が冷えてしまって眠りにくい場合もあるかと思います。
これは、掛け布団が厚いので、肩の部分には完全に掛からないのが原因です。
私も肩が寒くて眠りづらいことがよくあり、掛け布団の下の毛布を肩まで掛けたりしていましたが、寝返りを打ったりするとすぐに肩が出てしまい、また肩が寒くなって起きてしまうこともありました。
ちなみにですが、毛布は掛け布団の下ではなく、上に掛けた方が掛け布団の中の温かい空気が逃げにくくなるので、保温効果が高まるそうです。
肩の冷えを解決する方法は実は簡単で、肩にマフラーや使っていないバスタオルなどを掛ければ良いのです。
これなら寝返りを打った時もはずれにくく、布団の隙間から温かい空気も漏れにくくなるので、布団も温かい状態を保てます。
あまり激しく寝返りを打つと、はずれてしまうこともありますが、熟睡できる可能性はかなり高まるかと思います。
もし同じお悩みを持っている方がいらっしゃったら、ぜひ試してみていただければと思います。
■冬場の暖房
冬は、家ではエアコンの暖房をつけたり、ストーブをつける方もいらっしゃるかと思いますが、電気カーペットでも十分な場合があります。
電気カーペットであれば、ストーブのような火災の危険もないですし、電気代も高くないので、コスト面でも良いかと思います。
また、エアコンの暖房と違って、常に下から温めるため、温かい空気が上に行って、下の方は寒いということもありません。
この電気カーペットだけで、部屋全体が結構温かくなるので、他の暖房器具はいらないというご家庭も多いでしょう。
私はこたつを使っているので、電気カーペットはありませんが、もしご興味があればネットなどで性能を調べて試してみていただければと思います。
それと、寝る時にいつも寒いという場合は電気毛布を使うという方法があります。
最初に布団に入ると、どうしても布団が冷たいということもありますので、電気毛布を使えばすぐに温まります。
足がずっと冷えたままという冷え性の方も、電気毛布で足を中心に使えば、足が温かくなり、快適に眠れると思います。
ただし、電気毛布をつけっぱなしで寝る場合は、低温やけどをしたり、汗だくになったりする場合があるので、電源と温度の管理には十分気をつけてください。