うつ病の克服法

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昨今の不景気によって、お金がなくて苦しい人も増えていたり、人間関係もギクシャクしてストレスを抱え込み、うつ病になってしまう人が増えているようです。
現代社会を生きる人たちにとって、うつ病は身近なものになりつつあります。
ここでは、どういった人がうつ病になりやすいかや、その予防法や対処法を考えてみたいと思います。

 

■うつ病の要因

うつ病になりやすい人の特徴として、真面目で勤勉な人というのを聞いたことがあります。
しかし、私は少し違うと思いました。

確かに、真面目で正直な人は、色々と損をするので、ストレスを抱え込みやすいという性質があります。
そのため、ストレスの負荷がかかりすぎると、うつ病を発症する可能性が高くなります。

ただ、頭が良い人がうつ病になったという話は聞いたことがありません。
普段から勉強や脳トレで、頭脳を鍛えている人は、うつ病になりにくいのかと思います。

と言いますのも、頭の良い人は様々な問題に対して、解決策を出しやすいからです。
人間関係に困ったら、どのような振る舞えば円滑な関係を築けるかの改善策を考えたり、仕事が多すぎて大変な場合は、どうすれば効率よく仕事を片付けられるかを考え出すため、ストレスを抱え込むのを回避しやすいのかと思います。

なので、うつ病の予防法としては、頭脳を鍛えるというのが効果的ですが、一朝一夕でできるものではありませんので、普段の心がけが大切です。

うつ病の主な要因は、やはりストレスです。
仕事をイヤイヤやっている人は、連休明けに会社に行くのが憂鬱になってきて徐々にうつになってしまったり、職場などで上司からいじめを受け続けたりした場合に、うつ病を発症しやすくなります。

また、病気が治らない状態が続いたり、リストラ、離婚、借金など、悪い方へ環境が変わった場合などでも発症しやすくなります。
要因は様々なものがあり、複数の要因が重なって発症したり、人によっては普段と何も変わったこともないのに、ストレスの溜まりすぎによって、突然発症する場合もあります。

 

■うつ病の予防法

うつ病を発症する要因として様々なことが考えられるため、予防法も様々あるのですが、何よりもストレスを溜めないことです。
自分なりのストレス解消法を普段から行うようにすると良いと思います。

他の記事でも書いておりますが、一番良いのは、軽い運動を日常的に行うことです。
家で軽く筋トレを行う程度で良いですが、難しいようなら、体操やストレッチは毎日行うようにします。
散歩やジョギングも良いでしょう。

また、旅行をしたり、カラオケで歌を歌うというにも、良いストレス発散になります。
テレビゲームや、釣りなどの趣味でもストレス発散になることもありますので、自分なりのストレス発散法を探してみましょう。
ただし、暴飲暴食や、激しい運動などは、健康を害する恐れがあるので、注意してください。

うつ病の予防法としては、ペットを飼うというのも有効なようです。
普段、日常的に友達と楽しい会話をしているような人なら必要ありませんが、あまりコミュニケーションが得意ではなく、一人でいる時間が長い人もうつ病になりやすいので、ペットを飼うことでうつ病予防になるそうです。

ペットのために世話をしてあげるという行為や、ペットによる癒し効果がうつ病予防に期待できます。
ペットを飼うことも難しいようなら、気の合う仲の良い友だちを探すというのも良いかもしれません。

 

■うつ病の対処法

既にうつ病になってしまった人や、うつ病っぽい症状が出ている人は、精神科医を受診しましょう。
最初は少し恥ずかしいという思いもあるかもしれませんが、近年はうつ病を発症する人も増えておりますので、あまり気にする必要はないと思います。
重症化する前に、早めに改善させるようにしましょう。

最近の精神安定剤などの薬も、良いものがあるようですので、精神科医が処方してくれる薬を服用して様子を見ていただければと思います。
ただし、薬の服用のしすぎは、返ってうつ病が悪化しますので、もしそのような状態になってしまったら、薬の服用を止めて別の対処法を行う必要があります。

薬の前に、精神科医に勧められるのが、散歩などの軽い運動です。
うつ病にかかってしまうと、軽い運動すら億劫になってしまいますが、とにかく強引に毎日散歩するようにしましょう。
できれば朝が良いそうで、時間を決めて毎日行うようにします。

これで改善するケースも多いそうですが、本当にひどい場合は、7日間何もしないという荒治療法もあります。
7日間、食事とトイレ、風呂以外は寝て過ごすというものです。

ずっと何もしないと、人間の本能として、何かしなければならないという思いが蘇ることがあるそうです。
これを行う場合は、精神科医に話した上で、指示に従っていただければと思います。

また、こういった対処法を行って改善したとしても、ストレスがかかり続ける環境が変わらない場合は、またうつ病になってしまう場合があります。
仕事が嫌なら別の仕事を考えたり、失恋などで気分が落ち込んでいたら、別の恋を探すなど、環境を変える必要がありますので、環境の改善も同時に検討するようにしましょう。

 



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