生活の知恵7

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前回に続き、生活に役立つかもしれない知恵を少しご紹介させていただこうと思います。

 

■チューブの中身を使い切るには

有名な小技なので、ご存知の方も多いかもしれませんが、チューブタイプのペースト状の中身を使い切る方法です。
チューブの中身は、いくら手で絞っても、なかなか全てを使い切るのは難しいようで、どうしても少し中に残ってしまいます。

中身を簡単に全て出すには、中身が少なくなってきて出にくくなってきた時に、中に少し空気を入れ、きちんとキャップを閉めて、キャップの逆側を持って素早く振ります。
この時、キャップの閉め具合が甘いと、はずれて中身が飛び出てしまうこともあるので注意しましょう。
また、あまり勢い良く振りすぎると、手がすべってチューブごと飛んでいってしまいますので、気をつけてください。

振る時間としては5秒くらいで十分だと思います。
これだけで、中身がキャップ側に集まり、中身が出てきやすくなります。
出にくくなってきたら、これを繰り返しましょう。

これは、遠心力を利用して中身を外側に移動させています。
空気を入れるのは、その方がペースト状になっている中身が移動しやすくなるためです。

まぁ、人によっては貧乏くさいと言われてしまうかもしれませんが、もったいないと思ったり、中身を使いきらないと気持ち悪いという方は、実践してみていただければと思います。

 

■襟の黄ばみを取る方法

白いシャツを着ていると、首の後ろ部分がよく汗などで黄ばんできてしまいます。
洗濯の時に漂白剤で落とせる場合もありますが、シャツを着る前に黄ばみに気づいた場合の対処法です。

黄ばんだ部分に、ベビーパウダーを少量振りかけるだけです。
すぐに真白になるわけではありませんが、黄ばみが薄れて目立たなくなります。
これば、ベビーパウダーが油分を吸着する性質があるためと思われます。

ベビーパウダーを振りかけたシャツを、そのまま洗濯すれば黄ばみを落とせる場合もあります。
この方法を使えば、漂白剤がいらなくなるかもしれません。
もちろん、黄ばみ具合や、素材によっては効果が薄い場合もありますので、状況に合わせて行っていただければと思います。

首周り以外の黄ばみにも使えますので、もしベビーパウダーがあれば、試してみるのも良いかと思います。

 

■ドライヤーで早く髪を乾かすには

意外と知られていないようなのが、ドライヤーで髪を早く乾かす方法です。

髪に乾いたタオルを当てて、その上からドライヤーを当てるだけです。
タオルが水分を吸い取り、タオルが吸収した水分をドライヤーが乾かすので、直接髪の毛にドライヤーを当てるよりも早く乾きます。

髪の毛の短い男性にはあまり意味のないものかもしれませんが、髪の長い女性にとってはドライヤーで髪を乾かすのも時間のかかるものかと思いますので、この方法を行っていない方がいらっしゃったら試してみていただければと思います。
時間の短縮はもちろん、電気代の節約にもつながるかと思います。

ただ、タオルの吸水性や速乾性が悪い場合、逆に乾くのが遅くなる場合もあるようですので、その場合はタオルを変えてみるのが良いかもしれません。

 

■男性のトイレについて

最近は、男性が座って用をたす座りションが流行っています。
これは決して女々しいというわけではなく、理にかなっているものです。

洋式便座で立ち小便をすると、どうしてもトイレの中の水がはねてましい、床まで汚してしまう場合があります。
また、的を外して小便で便器や床を汚してしまう場合もあります。

座って用をたすことで、これらを防ぐことができるのです。
もちろん、毎回汚すわけではありませんが、汚してしまった時の掃除の手間を考えると、毎回座りションにした方が良いかと思います。

公衆トイレでは、個室が少なかったり、汚い場合もあるので、その場合は立ちの方の便器でも良いかと思いますが、家では座りションに変えておいた方が良いかと思います。

もし、同居している女性がいらっしゃる場合は、便座が上げっぱなしの状態がなくなるので、同居している女性にとってもメリットがあるそうです。

ただ、男性の座りションは、膀胱炎や膀胱がんのリスクが少し上がるという説もありますので、自己判断でお願いいたします。

 

■しつけについて

もし犬を飼う場合は、きちんとしつけましょう。
犬は、犬同士で上下関係がはっきりしていて、飼い主とも上下関係を持っているそうです。
きちんとしつけて、飼い主が上だということを教えないと、言うことを聞かなくなります。

よく、犬の散歩の時に、犬に引っ張られている飼い主の方がいらっしゃいますが、この飼い主はしつけができてなくて、犬が自分の方が上だと思っています。
しつけができている犬だと、飼い主の横に寄り添う形で歩きます。

犬のしつけについては、ここでは詳しく書きませんが、ダメなことをした時は心を鬼にして叱ったり、言うことを聞いたら餌をやるなどの訓練が必要になってきます。
犬が上という関係になってしまってからでも、きちんとそれらを実践すれば、改善する場合もあるそうなので、詳しくはご自分で調べていただければと思います。

これは子どものしつけも同じようなことが言えます。
近年は、少子化が進んだせいか、子どもをきちんと叱れない親が増えていて、いじめや若者の暴走が増えているように思えます。

子どもが悪さをしたら、きちんと叱りましょう。
言っても聞かないようであれば、時には体罰も必要です。

これをやらずに、子どもの自由にしておいてしまうと、歯止めが聞かなくなり、不良に走ったり、犯罪に手を染める可能性も出てきてしまいます。
いくら可愛いお子さんであっても、ダメなことをした時は、心を鬼にする必要があります。
ただし、過度に体罰を加えると、虐待になってしまいますので、注意しましょう。

自分の子どもというのは、自分の分身のようなものですが、きちんと見守らないと、どんな方向に行ってしまうのかは想像できないものです。
悪さをしたら叱る。良いことをしたら褒めるというしつけは、親の義務でもありますので、忘れないようにしてください。

 



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