男女の思考の違い
男性と女性の思考には明らかに違いがあります。
昔から女性は子どもを産んで育て、男性は家族のために狩りや戦、仕事をしてきました。
そういった経緯があるため、男女の思考に違いが生じてきたと言えます。
■女性は共感を求め、男性は利益を求める
女性は共感を求めると言われます。
女性が何か悩みを打ち明けた時、解決策を出すよりも、単に共感してもらえば満足するという人も多いようです。
「最近ちょっと太っちゃってさぁ」
と女性が言ってきた場合、
「運動すればいいんじゃない?」
と言うよりも、
「僕も2キロくらい太っちゃったんだよ」
と言った方が喜ぶ女性は多いでしょう。
自分が太ったというのが嘘になるのであれば、
「この時期はつい食べ過ぎちゃうよね」
と言えば良いでしょう。
このように、女性は何か悩みを話した時、必ずしも解決策を求めているわけではなく、共感を求めている場合が多いと言えます。
男性側としては、悩みを打ち明けられた時に、解決策を必死に考えてしまうものですが、女性が共感を求めているだけかどうかを見極める必要があります。
男性が解決策を考えてしまうのは、昔から男性の役割が仕事だったからであり、問題が発生すれば解決策を考えるという流れが当たり前だったからです。
一方、女性が共感を求めるのは、女性が家族を守るという役割があったため、相手を思いやる愛情を育ててきたからと考えられます。
女性が共感を求めるのに対し、男性は利益を求めます。
何の役にも立たないと判断した場合は行動しなかったり、逆にメリットが大きいと思ったら多少でも無茶なことでも行動に移します。
女性の世間話や他愛のない会話に付き合うのが時間の無駄だと思ったら、積極的に会話することがないのはそのためです。
女性が男性と会話したいと思った場合は、会話する価値があると思ってもらえる話題を提供すると良いでしょう。
男性が会話したいと思うのは、趣味の話であったり、仕事や人間関係の話かもしれません。
もちろん、人によって違いますが、男性が何に興味があるのかを知らなければ難しいでしょう。
そのため、最初は男性が何に興味があるのかを、色々な話題を提供して探るしかありません。
いずれにしても、男性と女性にこれだけの思考の違いがあるので、夫婦間の会話がだんだん噛み合わなくなったり、会話自体がなくなっていってしまうケースが多いのです。
男女間の関係を長続きさせるためには、お互いが相手を理解して、男女の思考の違いを考慮する必要があります。
■異性の好きな仕草
男性が女性の好きな仕草は、
・髪をかきあげる
・足を組む
・上目使い
などがあります。
女性が男性の好きな仕草は
・腕まくり
・ネクタイを緩める
・車をバックさせる時
などがあります。
男女ともに共通してあるのが、笑顔やギャップです。
ギャップは、ツンデレのように、普段はツンツンしているのに、二人きりになると甘えてくるというものや、普段はチャラチャラしているのに、いざという時に真面目になるところなどがあるようです。
逆に普段マジメなのに、ちょっとドジなところが可愛いというものもあるようです。
仕草に関して言えば、お互いに異性に対してキュンとくる言動は異なるものの、男女の思考の違いという意味ではあまりないようです。
■外見と内面
恋愛をする時、男性は女性の外見を重視する人が多いようです。
女性も若いうちは容姿の良いイケメンを選びたがる傾向がありますが、年や経験を重ねると、外見よりも内面を重視するようです。
外見を重視する理由ははっきりとは分かりませんが、容姿が良い人を配偶者に選んだ方が、子どもの容姿が良くなる可能性が高くなり、子どもが不幸になりにくいということがあるかもしれません。
若い女性はそのような理由で容姿の良い男性を選ぼうとしますが、容姿の良い男性はそれだけで女性からちやほやされがちですので、内面を磨くことをしない人が多く、そのため「イケメンは中身がない」という女性もいらっしゃるようです。
もちろん、全てのイケメンがそうというわけではありませんが、そういった理由で年齢や経験を重ねた女性は、内面を重視するようになるのかもしれません。
結婚後の生活は、何かとお金が必要ですので、女性は経済力の優れた男性を選ぶようになります。
経済力があるということは、仕事をする能力が高い人です。
そのため、女性が幸せになるためには、だんだんと内面を重視していくようになるようです。
また、男性は若い女性を好む人が多いのですが、これは女性側の出産に関わるためで、高齢出産になると女性の危険が高くなるためです。
子どもはいらないという独身男性は、若い女性でなくとも良いという方もいらっしゃるようです。
■肉食系男子と草食系男子
肉食系と言われる人は、物事に積極的というイメージがあり、恋愛もアタックしていくタイプです。
草食系は、逆におとなしいタイプで、恋愛も消極的というイメージがあります。
女性は肉食系男子を好む傾向にあるようですが、肉食系男子は文系が多いようです。
草食系は理系が多いと言われています。
理系の女性が少ないために、理系の男子はだんだんと恋愛に対しても消極的になってしまうのかもしれません。
もちろん、必ずしも肉食系=文系、草食系=理系というわけではありませんので、統計論上の話になります。
また、面白いことに肉食系男子は巨乳好きの人が多いようですが、草食系男子はそうでないという人が多いそうです。
女性は、ほとんどの男性が巨乳好きだと思っている人が多いようですが、実は草食系男子の多くは貧乳好き、もしくは気にしないという人が多いのです。
肉食系男子と草食系男子は、日本では50%、50%くらいと言われていますので、日本人男性の約半数は貧乳好き、もしくは巨乳でない方が良いのです。
貧乳好きというよりは、痩せている人が好きということなのかと思います。
女性が痩せているということは、自己管理ができているということですので、理系男子は合理的に判断し、性欲よりも内面の優れた女性を選ぶということなのかもしれません。
勘違いしている女性が多いようですが、貧乳好きの男性も多いので、もし貧乳の女性の方がいらっしゃったら、草食系男子を探してみると良いかもしれません。
■男性は大人になっても子どもっぽい?
女性は大人になると、子どもっぽい行動をすることはあまりないのですが、男性は子どもの頃好きだったものに、熱中し続ける人も多いものです。
子どもの頃好きだったアニメやTVゲームなど、大人になっても未だに好きで、観たり遊んだりするという男性も多いのではないでしょうか?
つまり、女性は大人になれば大人っぽく、男性は大人になっても子どもっぽいところがあるということです。
これがなぜなのかは、私もはっきりとは分かりませんが、女性は性交すると身ごもってしまう可能性があるため、自分の身は自分で守る必要があり、早くから大人としての分別を得る必要があります。
一方、男性はその心配がないので、自分の快楽を求めるだけの単純な思考となり、子どものような行動を残してしまうということが考えられます。
女性は母性として男性を見ることがあり、母性を得たい男性が子どものように振る舞うということもあるのかもしれません。
また、男性の方が物事に集中しやすいというのも理由の一つかもしれません。
一般的に、男性の方が右脳と左脳をつなぐ脳梁という部分が小さいため、集中力は男性の方が高いと言われています。
女性は集中を分散できるので、大人としての良識を保てるのですが、男性はつい好きな事に熱中してしまうのかもしれません。
あくまで推測ですし、理由はそれだけではないとは思いますが、いずれにしても女性は早くから大人になるのに対し、男性がいつまでも子どもっぽいところが残るというのは確かなようです。
身体の構成上、男女の思考に違いがあるのは仕方がないことかと思います。
男女間の関係を円滑に続けていくためには、お互いが相手の思考を理解し、思いやることが大切かと思います。
僕は巨乳で腰回りのしっかりとした、いわゆう安産型といわれる容姿をした人が好きなのですが、これはやはり子孫を残したいと本能的に感じているからなのでしょうかね。