外国との文化と習慣の違い

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日本と欧米などの海外とは、文化の違いや習慣の違いがあり、日本では当たり前と思っていたことも、海外では全く通じないということも多々あります。
逆に、海外では常識でも、日本では当たり前ではないため、海外に住むと発見することも多いものです。
海外旅行などの短い期間では分からなくとも、実際に住んでみると、地元の人たちの生活も見えてきますので、発見はたくさんあります。
ここでは、日本と他国の文化や習慣の違いについて、少しご紹介できればと思います。

 

■性格の違い

日本は身分制度が厳しかったため、他の国に比べて勤勉で、ごますりや腰を低くすることも苦とはしない人も多いのです。
もちろん、身分制度が厳しいせいだけの理由ではありませんが、身分の高い人を敬い、律儀に命令をこなし続けた結果、そういった性格を我々も少なからず受け継いでいると言えるでしょう。
アメリカなどは、自由の国ということもあり、人に謝ったり、下手に出ることはあまり得意ではありません。

また、日本が狭い島国ということも、日本人の性格に影響しています。
土地や部屋などの狭いスペースにいかに物を配置するかや、スペースを有効に使うかに気を遣うようになり、細かいことによく気づくようになってきたのです。
テレビやパソコンや車などを小さくする技術が得意なのも、そういった影響があります。
欧米人は大雑把な人が多く、細かいことを気にしない人の方が普通です。

日本が災害大国ということも、性格に影響しているかもしれません。
近年も災害が頻発していますが、もちろん昔も、地震、火山噴火、台風、洪水、土砂災害、大雪、雪崩など災害は多かったのです。

大きな災害があると、普通なら物資が不足して、略奪や食料確保のために殺人を犯したりしてしまうのが普通なのですが、日本の場合は現代でもそういった人はあまり多くはありません。
それどころか、困っている人を放っておかずに助けようとします。
災害が多い国であるがゆえに、「困ったときはお互い様」という信念が生まれ、日本人は心優しい性格になってきたのかもしれません。

 

■防犯意識の違い

そういった理由もあり、日本人の凶悪犯罪率は低く、日本は平和というイメージが定着しています。

しかし、そこで問題になるのは、日本人が海外旅行に行ったときの、防犯意識の違いです。
日本が平和であるがために、日本人の防犯意識が低くなってしまい、海外で犯罪に遭う確率が高くなってしまうのです。

例えば、海外の空港などで、ちょっと椅子にカバンを置いてトイレに行って戻ってくると、カバンが盗られていたというケースも少なくありません。
日本ではまずありえませんが、海外ではカバンを置いてどこかに行ってしまったら、捨てた物と判断され、スリや泥棒でなく普通の人でもカバンを持って行ってしまうのです。
日本以外のほとんどの国は、そのようなことは普通ですので、海外旅行に行く際は気をつけてください。

また、海外では賑やかな街でも、ちょっと薄暗い道を一人で歩く時に、いきなりナイフや銃を突きつけられて、お金を奪われるケースもあります。
日本では大丈夫でも、海外ではそのような犯罪が日常茶飯事になっている場合もあるので、注意が必要です。

車に乗っていたとしても、安全ではありません。
車を中から施錠していないと、いきなりドアを開けてきて、ナイフや銃を突きつけてお金を盗られることもあります。
私もオーストラリアで、きちんと鍵をかけていたのに、車上荒らしに遭った経験があります。

もちろん、全ての国、全ての場所が危険というわけではありませんし、日本に住んでいたとしても防犯意識を持っておくことは必要です。
ただ、日本から離れる時は、日本ほど安全ではないという意識をしっかり持って、出かけていただきたいものです。

 

■信頼度の違い

アメリカなどでは、買い物の時、現金よりもクレジットカードで支払うのが普通です。
日本は電子マネーやクレジットカードも多くなっていますが、まだ現金が主流となっています。

これは、アメリカなどでは偽札の流通が多いため、現金の信頼度が落ちているためです。
偽札が多いと、現金で支払われた時に、いちいち偽札のチェックをしなくてはならなくなりますが、クレジットカードなら間違いないのです。
日本では、お札の印刷技術が優れているということもありますが、あまり偽札を作って罪を犯すという人が多くないので、未だに現金が主流なのです。

また、よく外国人が日本に来たときに、自動販売機が置いてあることに驚いたという話を聞きます。
これは、海外では、自動販売機を設置すると、自動販売機ごと盗まれてしまうことが多いので、海外ではあまり自動販売機を置いてないのです。
日本には、そういった人がほとんどいないので、自動販売機が多いわけです。

そういった信頼度の違いが、広告にも表れています。
広告は、日本では商品を宣伝して買ってもらうのが普通ですが、アメリカなどでは商品よりもメーカー企業の宣伝をします。
メーカー自身を宣伝して、悪徳業者ではないというイメージを持たせて、信頼度を上げなければならないのです。

ただ、メーカー側としては、その方が広告代が安くて済むというメリットはあります。
日本は新商品を発売する度に、その新商品の広告を作ったりしなければなりませんが、アメリカではメーカーの宣伝だけして信頼度を得ていれば、どんな商品を出しても買ってもらえるからです。
日本人は、悪徳業者に騙されるかもしれないという危険はあまりないので、メーカーを気にせずに、商品だけを純粋に見て、買うかどうかを判断しているというわけです。

 

■その他の違い

こうして書いていると、犯罪も少なく、勤勉で心優しい人が多い日本は、とても良い国のように聞こえますが、もちろん海外の方が良いところもたくさんあります。

性格の違いで言えば、アメリカなどは国土が広い分、性格もおおらかで心の広い人が多いようです。
また、自由の国ということもあり、考え方や行動が堅苦しくなく、陽気に振る舞う人が多いのも特徴です。
アメリカ以外の国も、その国の歴史や文化などの違いから、様々な性格の違いがあります。

また、私が海外で感心したのが、ロータリーです。
交差点部分に円周にぐるりと1周できるロータリーがあり、信号がないので、ノンストップで直進、右折、左折、Uターンができます。
もちろん、ロータリーに車が走っていて、ぶつかるようであれば待たなければなりませんが、ロータリー部分は混み合わないため、進入も出るのもスムーズです。

人口の多い都心部では、車も歩行者も多いのでロータリーではなく、普通の信号の場合が多いですが、それ以外ではロータリーの方が、無駄な信号によるストップがなく、ドライバーは快適に運転ができます。
日本では、ほとんどロータリーを見かけることはありません。

また、スーパーなどでは、レジの人が商品をバーコードスキャンをした後に、直接レジ袋に詰めているのも驚きました。
確かに、この方が早いのは間違いありませんが、ただ、袋の量が多くなってしまうのが問題です。
レジの人が手に取った商品を、そのまま袋に詰めるので、重い物や大きい物などをあまり考えずに詰めることになり、どうしても袋の数が多くなってしまうのです。

これは、欧米が車社会で、ほとんどの人が車で買い物に来るので、袋の数が多くなっても問題ないためにできるものと思います。
日本のスーパーでは、自分で袋詰めするところが多いですが、その方が自分の都合の良いように袋詰めできるので、良いのかもしれません。
私としては、袋詰めが面倒なので、欧米方式を採用してほしいところですが、日本では難しいのかもしれません。

 
他にも様々な違いがありますが、また別の機会にご紹介できればと思います。

 



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2 件のコメント 外国との文化と習慣の違い

  1. Ellen より:

    面白い記事で、色々さんこうになりました。ただ少し気になっているところもあります。袋に商品を詰めるのが欧米方式じゃないと思います。アメリカならそうかもしれませんが、スウェーデンはそうではありません。スウェーデンで自分でやらなくてはいけません。そこは日本と同じだけど、日本のレジといろいろ違うところもあります。多分ヨーロッパの多くの国は日本と同じく自分でやらなくちゃいけません(旅行したことあるけど、あまりよく覚えていません)。欧米と言っても、私からみれば、アメリカとヨーロッパはかなり違います。私は日本人よりアメリカ人のほうがずっと不思議だと感じています。

  2. kiroro より:

    色々と参考になりました。  気になるところが多々ありますが、読んでいて面白かったです。         

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