エコは本当に地球に優しいのか
よくエコと言って、節約や地球に優しくしろということを聞きますが、エコのことをきちんと理解できている人は少ないと思います。
エコは、エコノミー(環境問題対策)とエコロジー(経済)の略称として使われています。
では、エコは本当に地球に優しいのでしょうか?
■エコバッグは本当にエコなのか
エコバッグを使用している人も多いと思いますが、エコバッグは、コンビニやスーパーでレジ袋を利用しないようにするための代用品です。
レジ袋のゴミだけで、年間何万トンと捨てられていて、エコバッグの利用は地球に優しいように思えます。
しかし、レジ袋は廃油(捨てる油)を使用するので、削減してもあまり意味がないという意見もあります。
エコバッグ1つ生産するのによっぽど石油を使用するので、エコバッグの方がエコではないとのことです。
また、レジ袋をもらえないと、家庭のゴミ袋がなくなるので、ゴミ袋を別途買わなければならず、結局は環境問題対策になっていないようです。
真実は私も分かりませんが、私もゴミ袋として利用するため、レジ袋をもらうようにしています。
■割り箸は使ったほうがエコ
割り箸も、エコブームでマイ箸を使う人が増えて、割り箸も使わないようにするという方がエコという認識になっています。
しかし、これも間違いで、割り箸は、家や家具の木材で使用されたスギなどの木の、余って捨てる部分を利用するため、割り箸を消費した方が返ってエコのようです。
割り箸の消費が減ると、余った木材をそのまま捨てることになるので、エコではないのです。
また、割り箸を消費した方が、花粉症で問題になっているスギの木の減少に貢献でき、環境問題を改善できるようです。
主な花粉症の原因であるスギの木を伐採し、他の木を植えようという方針のようです。
割り箸の生産地によっては、違う場合もありますが、基本的に割り箸をたくさん消費した方が環境に良いようです。
■資源のリサイクルは難しい
ゴミの分別は、誰もが気を遣うところではありますが、資源のリサイクルは、実はかなり難しいのです。
ゴミを捨てる時、燃えるゴミ、燃えないゴミ以外に、資源ゴミとして、ペットボトル、缶、ビン、紙、プラスティックなどを分別するかと思います。
資源ゴミは、全てリサイクルされていものと思いがちですが、実際にリサイクルされているものは少ないようです。
と言うのも、資源のリサイクルは、膨大な手間とお金と時間とエネルギーが必要とされるからです。
資源ゴミとして回収された資源は、きちんと使えるものと使えないものを分離し、溶かしたりして資源に戻し、それから再利用されますが、最初からゴミでない資源を買えば、その手間はありません。
そういった理由があるため、資源ゴミとして回収されても、実際にリサイクルされる資源は少ないようです。
こちらも真実は定かではありませんが、理由を考えれば仕方ないようにも思えます。
■エコマークは儲かる
エコマークは、地球に優しいとか、他の製品と比べて省エネと認められている製品につけることができるマークで、環境省管轄の日本環境協会から認められいてる製品につけることができます。
例えば、AというテレビとBというテレビがあり、機能も値段もほぼ同じだけど、Aはエコマークが貼ってあり、Bにはない場合、あなたどちらを買うでしょうか?
機能も値段も同じなら、ほとんどの人がエコマークが付いているAを選ぶでしょう。
つまり、メーカーとしては、自社で作った製品がエコであろうがなかろうが、エコマークを付けた方が得なのです。
エコマークを取得するには、登録にお金がかかりますが、それを支払ってでもエコマークを付けたいのです。
もちろん、審査があるので、何にでもエコマークを付けられるわけではありませんが、売れることを考えれば、エコマークを付けたいはずです。
環境省としては、国にお金が入るので、エコマークを発行しています。
つまり、エコマークは、お金儲けのために出していると考えて間違いありません。
心優しい日本人は、エコマークが付いた地球に優しい製品を必ず選びます。
それを逆手にとった商法なのです。
もちろん誰が悪いということではないですが、製品を買う前に、本当にその製品はエコなのか、値段が高くてもエコマークが貼ってある方が良いのかなど、慎重に調べて買うようにしましょう。
悪質な営業に、エコを謳って商品を売りつける人や企業もいますので、騙されない知識を身につけておきましょう。
エコの真実は、分からないことも多いですが、自分で調べたりして、本当に地球に優しい行動をとるようにしましょう。
>割り箸は、家や家具の木材で使用されたスギなどの木の、余って捨てる部分を利用するため、割り箸を消費した方が返ってエコのようです。
>割り箸の生産地によっては、違う場合もありますが、
言われている通り、国産材で作られていることが明記されている割り箸であれば、どんどん使った方が、林業にとってもよいでしょう。です。しかし、現状、割り箸の90%は中国から輸入されています。竹から作られています。漂白もされています。漂白剤は洗われていません。
つまり、基本的に割り箸は消費しないか、国産材の物を選んで消費するほうがよいでしょう。
>割り箸は、家や家具の木材で使用されたスギなどの木の、余って捨てる部分を利用するため、割り箸を消費した方が返ってエコのようです。
>割り箸の生産地によっては、違う場合もありますが、
言われている通り、国産材で作られていることが明記されている割り箸であれば、どんどん使った方が、林業にとってもよいでしょう。です。しかし、現状、割り箸の90%は中国から輸入されています。竹から作られています。漂白もされています。漂白剤は洗われていません。
つまり、基本的に割り箸は消費しないか、国産材の物を選んで消費するほうがよいでしょう。