嘘の特徴

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今回は、人間がつく嘘について、少し分析してみたいと思います。

 

■嘘には4つの種類がある

本で得た知識ですが、嘘には大きく分けて4つの種類があります。

・自分を防御するための嘘
・自分を大きく見せるための嘘
・人をだますための嘘
・他人を守るための嘘

自分を防御するための嘘というのは、自分が失敗した時や、責任問題が生じた時などにつく嘘です。
例えば、寝坊をして会社を遅刻したのに、電車が遅れたなどと嘘をつくのは、自分の名誉や評価を傷つけないための嘘と言えます。

自分を大きく見せるための嘘というのは、いわゆる虚勢というもので、自分の実力が足りないのに、仕事を得るためなどにつく嘘です。
会社の採用面接で、本当はできないのに、入社したいために、できると応えてしまったりするのがそういった例になります。

人をだますための嘘というのは、最もたちの悪いもので、詐欺行為と言っても過言ではないでしょう。
嘘でうまく言いくるめて、借りたお金を返さなかったりするのも、十分に詐欺行為と言えます。
もちろん、いたずら程度の冗談の場合もありますが、嘘をつかれた方にとってはたまったものではありません。

最後の他人を守るための嘘というのは、文字通り、他人をかばうためにつく嘘です。
このサイトで何度か取り上げている、ついても良い嘘の社交辞令やお世辞がその代表ですが、親友や家族が犯した罪からその人を守るための嘘もその例です。
ただ、犯罪から親しい人を守るためであっても、嘘をついてしまった場合は、処罰されることもありますので、十分にご注意ください。

 

■頭の良い人は嘘がうまい

頭が良い人は嘘がうまいと考えられます。
理由としては、考えた嘘をまるで本当にあったかのように、細かいところまでを瞬時に想像してしまうことができるからです。

例えば、上司に飲み会に誘われて、その日は特に予定がなかったのに、嫌いな上司だったので断りたい場合、
「今日一杯どうだね?」
「すみません。今日は母が近くまで買い物で来ていて、20時に新宿の行きつけのお店で食事することになっているんですよ」
「なら仕方ないな」

と具体的な嘘を考え出して、あたかも本当のことのように瞬時に応えることができるのです。
ここまで具体的に言われては、誘った方も嘘とは思わないことが多いでしょう。

単に、
「今日は用事があるので・・」
といった返事では、
「どんな用事かな?」
と突っ込まれて、動揺してしまっては、嘘だと見抜かれてしまいます。

何度も同じ手法は通じませんので、次の誘いを断る場合は、頭の良い人であれば、別の嘘を考えてしまうのです。
しかも、具体的な部分まで想像してしまうため、詳しいことを聞いても応えることができてしまうこともあり、嘘と見抜くのは非常に難しいでしょう。

頭の良い人は、こういったことが可能なため、ずる賢くなる人も多いのです。
詐欺師に頭の良い人が多いのも、そういった理由でしょう。
と言うよりは、頭の良い人だけが詐欺行為を行えるとも言えます。

ただ、「本当に」頭の良い人であれば、嘘をつくのがうまいとしても、それがバレた時の代償も大きいことを知っているため、詐欺行為をしたり他人を陥れたりすることはありません。
もし、嘘がうまいという方がいらっしゃったとしても、道を踏み外さないように心がけていただきたいものです。

 

■エイプリルフールについて

エイプリルフール、いわゆる4月バカという習慣があります。
年に1回のこの日は、嘘をついても良い日と言われています。
日本にも結構昔から浸透しており、近年でも、この日はデマのニュースが流れたり、企業も売名のために便乗して、ありもしない新製品の宣伝をネットですることもあります。

ただ、この習慣は、私は好きではありません。
嘘をつかれて気分の良い人もいないと思いますし、その日の情報が全て嘘かもしれないと疑ってかからなければならないという面も出てきてしまいます。

事実、この日の悪習慣のせいで亡くなった方もいるそうです。
4月1日に大きな地震があり、みんなが海の様子がおかしいと言っていたのに、エイプリルフールの嘘だと思って逃げずにいたら、津波に飲まれて亡くなったしまったという事故が本当にあったようです。

オオカミ少年という話と同じ例と言えるでしょう。
オオカミ少年は、ご存知の方も多いと思いますが、「狼が来たぞ」と少年が叫んで、みんなが慌てて逃げたりするのを楽しんで、いつもそうしていた少年が、ある日、本当に狼に襲われ、助けを求めても、誰も嘘だと思って家から外に出ずにいたところ、その少年は狼に食い殺されてしまったという話です。

こういった教訓があるのに、未だにエイプリルフールを楽しんでいる人がいらっしゃるという理由はよく分かりませんが、できる限りこういった習慣は無くすような方向にしていった方が良いかと思います。

 

■嘘も方便

基本的に嘘をつくことは良くないことですが、嘘も方便という言葉もある通り、嘘も上手に使えれば、有効な時もあります。

以前も書いたような、社交辞令やお世辞も、うまく使えば人間関係を円滑にすることができますし、自分を守るための嘘や自分を大きく見せるための嘘も、使い方によっては有効かと思います。

先ほどの例のような、会社の遅刻の言い訳も、「寝坊しました」と正直に言えば、上司からの評価が下がり、今後の仕事にも影響が出るかもしれません。
こういった場合は、「お腹の具合が悪くて、トイレに何度も入ったりして遅くなりました」と言えば、それほど印象は悪くならないかもしれません。

あまりバレやすい嘘をついてしまって、後で嘘がバレると、余計に評価が下がってしまうことがあるので、慎重に考えなければなりませんが、嘘を上手く活用することで、自分を守ることができるかもしれません。

自分を大きく見せるための嘘というのも、あまり背伸びしすぎるのは良くないですが、できるかどうか分からない仕事を「できます」と言って引き受けて、必死にがんばって本当にできてしまえば、その「できます」という言葉は嘘ではなくなります。

このように、嘘をうまく使いこなすことができれば、有効になることはあります。
ただ、基本的に自分が失敗した時などは、嘘をつかず、素直に謝って、自分のミスをフォローできるかを考えた方が良い場合が多いです。

世の中には、自分のミスをごまかしたり、責任逃れをするために、嘘をつき続ける人が多いのも事実です。
しかし、これは大抵の人が嘘と見抜いていることが多く、非常に見苦しいものです。

嘘をつくには、頭の良さが要求されますので、嘘をつくべきか、真実を話すべきかを冷静に判断し、より良い方を選ぶようにしていただければと思います。

 



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