努力すれば天才になれるのか
エジソンの言葉に
「天才は1%のひらめきと99%の努力」
という名言がありますが、誰でも努力すれば天才になれるのでしょうか。
■努力が実るのもまた才能
私は学生の頃、陸上部に所属していましたが、短距離で自分の限界を知り、越えられない壁があることを痛感しました。
また、後輩の一人は、クラブ活動後も一人で走り続け、人一倍練習に励んでいる人がいたのですが、この努力は実らず、いくら時間が経ってもあまり足は速くなりませんでした。
それに比べ、陸上部に所属しながら、あまり練習に参加していないのに、初めからずっと足が速い人もいました。
そして、いくら練習時間が違っていても、その優劣は変わらないまま、学生生活を終えることになります。
つまり、残念ながら、生まれつき才能がある人は、努力をしなくても他の人より優れていて、そうではない人は努力をしても追いつけないということです。
身も蓋もない言い方ですが、「努力が実るのもまた才能」ということです。
誰でも、努力をすればある程度は実績をあげられるでしょう。
しかし、やはり才能がなければ限界がきます。
その壁を越えられるかどうかは、才能が関わってくるということです。
「天才は1%のひらめきと99%の努力」
という言葉は、まるで我々凡人が努力していないかのような言い草ですが、天才よりも努力している人はいるのに、天才には追いつけないのが現実なのです。
■好きこそ物の上手なれ
ただ、いくら才能があっても、その分野に興味がなければ、力を発揮することはできません。
その物事が好きでなければ続かないのです。
スポーツで世界一になるような人や、世紀の大発明をするような人は、才能があり、かつそれをすることが好きだったということです。
つまり、才能だけあっても好きでなければ、真の天才とは言えないということだと思います。
才能がなくとも、その分野をすることが好きであれば長く続きますので、ぐんぐんと成長していくでしょう。
「好きこそ物の上手なれ」
という言葉の通りです。
その物事が好きであるということは、才能ではありませんが、成功するためには不可欠のものです。
■凡人は天才にはなれないか
では、我々凡人は、どうやっても天才にはなれないのでしょうか。
この問いかけに応えるのは難しいですが、一つの分野で才能がないと分かれば、見切りをつけるのも一つの手ではあると思います。
その分野の才能がなくても、他の分野では自分の才能が発揮できるかもしれません。
世界には、探せば面白いことがたくさんがあります。
自分が本当に好きなことを探すために、旅に出るのも良いでしょう。
また、様々なことにチャレンジすることも必要だと思います。
「作曲をしたかったが、才能がないと分かり、服のデザインに挑戦してみたら、先生に認められた」
ということもあるかもしれませんし、
「旅に出たら、自分が人と接することが好きだということが分かった」
などということもあるかもしれません。
色々なことに挑戦し、自分が好きな事で、かつ才能がありそうな分野を探すことが最も良いことだと思います。
■どうしてもやらなけばいけない分野なら努力するしかない
「今更、他の道を進むことはできない」
という人もいらっしゃるでしょう。
どうしてもその分野で成功しなければならないのであれば、努力するしかありません。
才能がなければ、いずれ壁にぶつかるでしょう。
その時は、良い先生を見つけたり、少し休むことも必要かもしれません。
「努力が実るのもまた才能」
と私は言いましたが、努力し、知恵を絞り、時間をかければ、天才と呼ばれる日も来るかもしれません。
それを信じ続けて、がんばってみてください。
もうすぐ中間テストです。
どうやって不安もなくテストに向かってコケないようにするのでしょうか?
klark moriさん、コメントありがとうございます。
klark mori さんにお聞きしますが、なぜテストが不安なのでしょうか?
テストの点が悪かったら、親に怒られるからでしょうか?周囲の人にバカにされるからでしょうか?
まずは、将来何をしたいのかを考えてみましょう。
研究者・学者さんになりたい、大企業に勤めたいということであれば、テストができた方が良いでしょう。
しかし、もし勉強が嫌いなら向いていないことなります。
目標を明確に持ち、なぜ勉強ができた方が良いのかを考えてみると良いと思います。
その後、今勉強が必要と感じれば、がんばって勉強し、自信を持てばテストへの不安も軽減するでしょう。