頭の良さには二種類ある

2 Comments

「頭が良い」
と一言で言っても、その種類は大きく2つに分けられます。
記憶力が良いと、頭の回転が速いというものです。

 

■記憶力の良さ

記憶力は良い人は、いわゆる勉強が得意な人です。
文系の人が多く、漢字や歴史、政治などは記憶力が不可欠ですし、理数系分野でも覚えなければいけないことはたくさんあります。
また、人の名前や会話の内容をよく覚えているので、人に好かれやすくもなるでしょう。

逆に記憶力が悪いと、勉強はもちろん、仕事の覚えておくべきことも忘れてしまって失敗をしたり、周囲の人が言ったことを忘れてしまうと、自分に興味がないのかと思われ、人間関係が円滑にいかなくなる可能性も出てきてしまいます。

 

■頭の回転の速さ

頭の回転が速いということは、要領よくものごとを解決したり、とっさの判断力に優れているということです。
いわゆる賢いと言われる人のことです。
理数系の人に多いですが、起業家もこちらの分類に入る人が多いと思います。

頭の回転が悪いと、問題を解決する能力が弱かったり、仕事などを要領よくこなすことが出来なかったりして苦労します。

 

■知識と知恵どちらが必要か

様々なことを勉強すれば、知識がどんどん身につきます。こちらは記憶力が必要です。
また、本を読んだり、人に問題解決方法を教わったりすることで、知恵が身につきます。こちらは頭の回転の速さが必要です。

では、知識と知恵、どちらが生きていく上で重要でしょうか。
もちろん、どちらもあった方が良いのですが、私は知恵、つまり頭の回転の速さがあった方がより良いと思います。
と言うのも、記憶力の悪さはある程度補えるからです。
例えば、やることや忘れてはいけないことを全てメモしたり、スマートフォンのようなものやインターネットを駆使することにより、人間が記憶しなくても、道具で補えるからです。
ただし、「ある程度」であることは忘れないでください。
普段の会話で、相手の名前や趣味を思い出すのに、パソコンを開いていては失礼ですし、とっさの時にインターネットで調べる時間がないなど、補えきれない場合も多々あるからです。

ただ、頭の回転が速いと、人に相談された時もすぐに解決できたり、時間を無駄にせずに要領よく物事をこなせるなど、良いことがたくさんあります。
もし、どちらかを鍛えるということであれば、頭の回転を鍛えることをお勧めします。

 

■どうすれば頭が良くなるのか

記憶力を良くするには、意識して記憶する訓練が必要です。
記憶には、短期記憶能力と、長期記憶能力があり、一時的に記憶すれば良いことと、ずっと覚えていた方が良いことがあります。
記憶力というのは、主に長期記憶能力を指しますが、これを鍛えるには、記憶する時に声を出して覚えたり、イメージに変換して覚えるなどといった方法があります。

一方、頭の回転を速くするには、いろいろと方法があります。
何かを決断するときに意識して早く判断したり、歴史を勉強するのも良いでしょう。
また、アクションゲームをやるのも良いと言われています。
アクションゲームは、とっさの決断の連続なので、効果があると思われます。

頭が良くなれば、人生も快適に過ごせる可能性が高まりますので、普段から意識して脳を鍛えるようにしましょう。
 



関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加

2 件のコメント 頭の良さには二種類ある

  1. この二択はおかしい より:

    頭の良さをわけて考えるのはわかるが頭の回転と記憶力の2つに分けるのはおかしい。
    そしてそれを知識と知恵に分類するのはさらにおかしい。
    知恵とは知識から生まれるものである。

    したがって、頭を良くしたいなと
    思ったらまず知識をつけるのが先決である。頭の回転が早い人というのは
    様々な知識を持ち合わせているからこそ 高速で判断することができるのである。
     
    情報→知識→知恵→判断
    的確な判断はこのような過程から生まれるのだ。いくら即断即決であっても
    それが感情を根拠にしたものでは話にならない。   

    ここまでのことを踏まえると、学校の勉強というのはこの判断力を養うのに効果的であることがわかる。ただし、肝心の「判断力をつけるために勉強している」ということを教師が生徒に教えないというのが由々しき問題である……

    ながくなりました。なにぶん私はまだ小学5年になったばかりでまとまりのある文が書けず申し訳ない

  2. 分析 より:

    頭脳は18ぐらいに分かれていてそれぞれ機能が違うとされています。
    一般的に知能指数は頭の回転を測られるのに対し一般的な試験は
    知識力を測られます。
    たいてい学歴の高い人はこの2つ両方持ち合わせています。
    ただ頭の回転といっても反射神経や簡単な事をすぐに答えられる
    回転と難しいパズルや難解な問題をすぐに解けるのとでは
    違う分野だと思います。

    また、高学歴で頭のよかった人や反射神経がよかった人も歳をとるに
    つれて一般人より鈍くなり、またすぐ聞いた事を忘れたり人の名前や
    新しく学んだ事を理解できてすぐに忘れてしまいますね。

    特に語学の分野において幼児ほど学習能力がすごいわけで
    ある意味一番頭がいいかもしれません

分析 にコメントする コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。メールアドレスを入力すると、返信があった時に通知されます。
※が付いている欄は必須項目です。

※コメント送信前に以下をご確認ください。

コメントは承認制になっております。
どんどんお気軽にコメントを投稿していただいても構いませんが、記事の内容と関係ないものは掲載されませんので、ご注意ください。
逆に、記事の内容に沿っていれば、どんな批判的なコメントでも受け入れさせていただきます。

私自身、未熟なことは重々承知しておりますので、批判的なご意見を書き込んでいただくのは大いに結構なのですが、どこをどう改善すれば良いか分からないコメントも多いため、できましたらどの部分がどういった理由でダメなのかや、改善策も述べていただけますと幸いです。