話のさわりは最初の部分ではない?
■話のさわり
「話のさわり」というと、物語のどの部分を指すか、ご存知でしょうか?
話の最初の部分と勘違いしていらっしゃる方が多いようですが、正しくは話の最も重要な部分を指します。
「この話のさわりは、・・・です」と、概要を説明することがありましたが、こういった説明から「話のさわり」は物語の最初の部分と勘違いされたようです。
「この話のさわりだけ教えて」と言われたら、話の最初の部分ではなく、最も重要な部分をかいつまんで話さなければなりません。
「さわり」というのは、心にさわるというところから、話の最も重要な部分という使われ方をしてきました。
「話のさわり」といったら、話の最初の部分ではなく、話が最も盛り上がる部分のことですので、間違わないように覚えておきましょう。