催眠術は実際に可能なのか

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※この記事は過去の記事からの再掲載となります。

 

■催眠術は実際にある?

テレビなどでよく行われている催眠術ですが、これは実際に可能なのでしょうか?

結論を言うと、訓練をすれば可能のようです。
原理的には、以前金縛りのところでも述べたように、脳の一部を睡眠状態にして、意識は起きている状態にするということです。

運動を司る脳の部分を眠らせれば、身体が思うように動かないということになりますし、記憶を司る海馬を眠らせれば、トラウマなどの記憶が取り出せないので、苦手が克服できたりということができるようです。

味覚などを感じる脳の部分を眠らせれば、極端に酸っぱいものや苦いものも平気で食べさせるということもできると思いますが、こういった催眠術をテレビで見た方も多いと思います。

もちろん、簡単に催眠術をかけることはできません。
よほど訓練を積んだ人でないとできませんし、訓練を積んだ催眠術者であっても、催眠術がかかりにくい人がいることも事実です。

催眠術にかかりやすいか、かかりにくいかは、人に対する警戒心が高く、他人をあまり信用しない人はかかりにくいとか、疲れ気味や睡眠不足の人はかかりやすいということなのかもしれません。

また、悪用も可能な場合もあるので、よく知らない人に催眠術をかけてもらうのは控えた方が良いです。
しかし、催眠術で苦手を克服する催眠術療法のようなものもありますので、利用方法によっては良い場合もあるかと思います。

いずれにしましても、催眠術のことを理解しておくことで、悪用を防いだり、利用できたりしますので、覚えておくと良いでしょう。
 



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