役不足とはどういう意味か?

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※この記事は過去の記事からの再掲載となります。

 

■役不足と力不足

非常に間違いが多く、かつ逆の意味になってしまうのが、役不足と力不足です。
自分のいたらなさを表現したいのに、
「そんな重大なことを私がやるなんて、役不足ですよ」
という間違いを本当によく聞きます。

読んで字のごとく、力不足は自分の力が不足しているとなりますので、分かりやすいと思いますが、恐らくこちらを言いたい時に、役不足と間違って使っているのかと思います。

役不足というのは、役が不足しているということですので、自分の力量では役が不足しているということは、その仕事が物足りないとか、大した仕事ではないということになります。
つまり、全く逆の意味になってしまうのです。

前後の文脈から、力不足と言いたいのは分かるのですが、非常に多い間違いですので、使う時は気をつけるようにしてください。

 



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