ロープやしっぽを振り回しても飛ぶことはできない?

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※この記事は過去の記事からの再掲載となります。

 

■竹とんぼやヘリコプターが飛ぶ原理

最近はドローンを利用して様々なことが行われていますが、ドローンは竹とんぼと同じ原理で飛んでいます。
では、竹とんぼどうやって空を飛んでいるのでしょうか?

竹とんぼと言えば、特徴的なのはその羽です。
羽を高速に回転させることで飛んでいるわけですが、飛ぶことができるのは、羽の形に要因があります。

実際に竹とんぼの羽を見れば分かりますが、回転した時に空気を下に送るような形をしています。
ドローンの羽もそのような形になっていて、高速で回転させると、空気をどんどん下に送り込むので、羽が上昇するという原理です。

竹とんぼの場合は、空気抵抗で回転が弱まってくるのですぐに落ちてきてしまいますが、ドローンの場合は電動でプロペラを回し続けるので、飛び続けられるというわけです。
そのため、ドローンの真下は、風圧がものすごいことになります。

なので、何でも回転させれば飛ぶというわけではありません。
たまに、ロープやしっぽを振り回して空を飛ぶような映画やアニメのシーンがありますが、あれは不可能ということです。

羽の種類にはもう一つあり、ヘリコプターの羽は少し違います。

ヘリコプターの羽は、上側が丸みを帯び、下側は平らになっています。
そのため、風を前から送ると、上側の空気が速く流れ、下側の空気は遅く流れるため、羽自体が上に引っ張られて上昇するという原理です。

この原理で羽が上昇する力を揚力と呼びますが、飛行機の羽も同じような形になっており、前に進むとその揚力によって、上昇しやすくなるようにしています。

知らなかったという人も多いかもしれませんが、結構大事な原理かと思うので、しっかり覚えておきましょう。
 



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