感謝する心を持つ2

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HAN094
昨今はネット上の批判やクレーム、人間関係のトラブルなど、心無い人が増えているように思えます。
近年の不況の影響によるものかと思われますが、人への感謝を忘れない心がとても大切です。
どんなことにおいても、他人への感謝を忘れないようにしましょう。

 

■仕事ができることのありがたさ

会社に就職することができ、当たり前のように勤めていらっしゃる方がほとんどかと思いますが、会社のために仕事をしてやっているんだという考えがある方はいらっしゃいませんでしょうか。
最近は、ゆとり教育の影響からか、若者が上司の意図することが分からなかったり、人間関係を構築するための飲み会を拒否したりすることも多いそうです。

ただ、このようなことでは、いずれトラブルになったり、転職を余儀なくされる可能性もあります。
仕事をしてやっているという気持ちではなく、仕事をさせていただいているという気持ちが必要です。

仕事があるのは当たり前ではありません。
経営者は苦労して起業して、社員を集めて事業を進めているわけですし、社員の人たちも経営者の要望に応えて世の中に貢献しようと努力してきているのです。

自分もその一員となって、仕事をいただけるありがたさを受け止めてください。
自分が会社に貢献してやっているという上から目線ではなく、こんな自分に仕事をさせていただいているという気持ちを持ちましょう。

お金のためにやむを得ず働いていると言う方もいらっしゃるかと思いますが、それもお金をいただけるということに感謝しましょう。
もっと言えば、お金をいただける上に、色々な経験ができるという一石二鳥のことを会社からさせてもらっているということに感謝できればベストでしょう。

これは、アルバイトでも同様です。
私が学生時代に初めてアルバイトをした時は、募集ではなく、飛び込みでコンビニに電話をして働かせてもらったのですが、こんな自分を採用していただいたことに感謝して懸命に働いたものです。
そういった気持ちがあれば、自ずと仕事にも力が入り、数年したら社員の人に「君はアルバイトの鑑だね」とまで褒められたこともありますし、正社員にならないかというお誘いもありました。

今の仕事をイヤイヤやっている方もいらっしゃるかもしれませんが、今の仕事を辞めたら、転職がうまくいかず、路頭に迷うかもしれません。
仕事をさせていただけることのありがたさを知り、仕事をさせてくださる方々への恩返しの気持ちを忘れないようにしましょう。

 

■些細なことにも感謝する

人は一人では生きていけません。
どんな些細なやり取りであっても、感謝の気持ちを忘れないことが大切です。

例えば、コンビニで自分が買い物をして、レジを打ってくれる店員の方にも感謝する心が必要です。
自分のためにレジを打ってくれて、商品を売ってくれるというのも、ありがたい行為なのです。
自分が客だからと、上から目線にならないように注意しましょう。

できれば、商品を受け取った後に、「ありがとう」と店員に言えればベストでしょう。
店員も喜ぶ言葉ですので、可能であれば実践してみてください。

レストランなどで、給仕に高慢な態度をとる方がいらっしゃるようですが、見苦しいので絶対に止めましょう。
お客様は神様ではありません。客はただの人間です。勘違いしないようにしましょう。
この場合も、自分のために料理を運んでくれているという行為に感謝する心が必要です。

どんな些細なことであっても、感謝の気持ちを忘れないようにすれば、無用なトラブルを避けることもできますし、自分の心も穏やかとなり、相手も気持ち良くなります。
普段から常に心がけるようにしましょう。

 

■親しい人に感謝する

友達と一緒に遊んだり、飲みに行ったりすることも多いと思いますが、友達がいることも当たり前のことではありません。
こんな自分と付き合ってくれているという感謝の気持ちが必要です。

当たり前すぎていちいち感謝などしないという方もいらっしゃるかもしれませんが、感謝の気持ちを忘れると、ふとした出来事で関係が壊れることもあります。
親しい人ほどつまらないことで口論のようなことがあり、そのまま絶縁してしまうことも起こり得るのです。

親しければ親しい人ほど感謝を忘れがちとなってしまいますが、自分といつも親しくしてくれる人というのは、一生の宝ものとも言えます。
親しい人ほど、感謝する気持ちを忘れないようにしましょう。

感謝すると言っても、今すぐ何かしろとか、贈り物をしろとかいうことではありません。
要は、自分の心持ちです。
感謝の気持ちを常に持っていれば、自然とさらに親しくなったり、すれ違いなどが起こりにくくなるでしょう。

これは家族でも同様です。
自分を産んでくれた両親はもちろん、配偶者がいらっしゃるのであれば、こんな自分と家族になってくれた方への感謝を忘れないようにしましょう。
この気持ちを忘れてしまうと、離婚が近づくことにもなりかねません。

私も独身ではありますが、色々な人の意見を聞いていて、配偶者への感謝の気持ちが非常に重要というのは、よく聞く話です。
相手の悪い面ばかりを見るのではなく、自分のために仕事や家事をがんばってくれているなど、良い面を見つけて感謝する気持ちを持つようにしましょう。

 



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