人類はどう進化していく?

※この記事は過去の記事からの再掲載となります。
■進化とは何か
先日、人間は今後どのように進化していくのか、という話題があり、少々いびつな想像図が紹介されていたので、少しそのことについて考察してみたいと思います。
そもそも、生物の進化というのは、突然変異を起こした個体が、その個体が天敵から逃れるのに都合が良くなったために生き残ることができ、子孫を残すということを長い時間繰り返して徐々にその種が変わってくることを言うのが一般的な説です。
つまり、あらゆる生物は、千差万別な性格や体格の個体が産まれるようになっていて、その中でも天敵から逃れやすい個体は、生き残りやすくなるため、そういったものだけが子孫を残してきて、それが長い年月を経て、その特徴が遺伝的に引き継がれていくのです。
天敵から逃れるためだけではなく、餌を取りやすくするために、進化していったものもありますが、それも生き残るためで、餌の取れない個体は、餓死したり、弱っていくのが早いために、子孫を残す前に死んでしまったりする確率が高いということです。
虫が擬態できるような見た目を持つのも、キリンの首が長いのも、そういった理由で、進化してきたというわけです。
つまり、生き残るためにどうしても必要な能力だけが引き継がれるわけであり、例えば人間の腕が4つになったり、飛べるように翼を持つというような、都合の良い進化はできないということになるのです。
まぁ、人間の場合、今の状態でほとんど不都合はなく、食べるものにも困りませんし、天敵という天敵があるわけではありませんので、これ以上の進化は見込まれないと思われます。
突然変異を起こして産まれた個体も、奇形児とされ、頑張って延命措置は取られていますが、長くは生きられていません。
ただ、退化するということはあるかもしれません。
例えば、親知らずという歯は、不要とされていますし、足の小指なども役に立っていないということから、生まれ変わりを繰り返していくうちに、徐々にそれらがなくなってしまう可能性はあるかと思います。
なので、よりコンパクトになっていくということは考えられますが、何百万年後の人間はこのように進化していますという想像図は、その辺りを考慮して見ていただくと面白いかと思います。
